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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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今月は映画ラッシュです。

カタツムリです@@@


本日は、映画『こんな夜更けにバナナかよ』を見てきました。

同名小説が原作。
大泉洋主演。
高畑充希、三浦春馬、萩原聖人、原田美枝子、綾戸智恵、竜雷太、佐藤浩市ほか主演。


12歳で筋ジストロフィーと診断されて二十歳までは生きられないと宣告されるが、病院や施設ではない住まいでの自立生活を望み、結婚・離婚を経験し、介助ボランティアの手を借りて42歳まで生き続けた鹿野靖明さんの生涯を基にした作品。
ボランティアたちは彼のわがままに振り回される毎日だが、自立生活を勧めてくれたアメリカの恩人に会いに行くために英検に挑戦するなど夢に向かって前進していく彼の姿を見て、自身の問題とも向き合っていくというお話。


とにかく笑えるし、感動するし、間違いない作品!
主人公の人柄が憎たらしくも愛らしくて、コミカルでリズムのいい展開で全く飽きませんでした。
90年代当時の医療や福祉の現状も再現されていて、どんな状況でも人生を楽しむ勇気を分けてもらいました。
悲しい現実を突きつけられるコトもあるけど、常に明るく乗り越えていくので、結末を迎えたあとも幸せな気持ちで終われマス。

なんと言っても、大泉洋がはまり役☆
鹿野の憎たらしいところも、実は純粋で優しいところも丁寧に演じられていマス。
美咲(高畑充希)や田中(三浦春馬)も心情の変化が細やかに表現されていて、鹿野の周りの人間ドラマも生き生きと描写されていマス。


そして、エンドロールで流れるポルノグラフィティで、もう一度感動しマス☆


ぜひ一度は見ていて頂きたい作品デス。
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今月は映画ラッシュです。

カタツムリです@@@


今回は映画『日日是好日』を見てきました。

森下典子の同名エッセイが原作。
黒木華主演。
樹木希林、多部未華子、鶴見辰吾、鶴田真由、ほか主演。


何の目標もなく大学生になったノリコは、母の勧めで従妹のミチコとともに武田先生のもとで茶道を習い始める。
軽い気持ちで習いにいったお茶の道は、あまりにも多くの所作の型と決まり事があって圧倒されてしまい、好きになれなかったが、次第に体が自然に動くようになっていき、いつの間にか生活の一部になっていく。
しかし、お茶の楽しさが分かってきたかと思うと壁にぶち当たり、自分の人生そのものがうまく回らないコトに自問自答の日々。
一方で、ミチコは就職・結婚・出産を経験し、周りは順調に人生が回っているように見え、気持ちばかりが焦っていく。
そして、突然訪れた婚約者の裏切りと別れ。最愛の父の最期。
でもどんな時でも武田先生はお茶を通して、時に厳しく、肝心な時はこの上無く優しくノリコを導いて下さり、ノリコは次第に自分の居場所を見つけていく。というお話。


武田先生のキャラクターが可愛らしく、人格者としても敬愛されるようなホントに素敵な方でしたが、更にその先生を演じている樹木希林さんの所作や話し方が独特な優しい雰囲気で本当に心地よかったデス。
亡くなられたコトがまだ信じられなくて、画面の中の樹々さんは本当に生き生きとしていて、それだけでも涙が出てきてしまいました。

人生は生きていれば良いコトも悪いコトもあり、どうしても悪い面ばかり目について、悪い方にばかり考えてしまうけど、悪いと思い込んでいるモノにもじっくり見つめ直せば良い面があり、健康で変わらず過ごせるコトが幸せでもある。
人と人の縁は一期一会で、当たり前に近くにいると思っている人にこそ、常に後悔の無いように接しなければならないと優しく諭されるような作品でした。
見に覚えがあるだけに心に染みて、特にノリコがお父さんと別れる時はボロボロ泣いてしまいました。
もっと父に優しく接しないと後悔するカモしれないと改めて思いました。


心暖まる珠玉のヒューマンドラマです。
穏やかな気持ちになる作品を見たい方ぜひ。







映画『人魚の眠る家』を見てきました。


お久しぶりのカタツムリです@@@


東野圭吾原作。
堤幸彦監督。
篠原涼子、西島秀俊主演。
坂口健太郎、川栄李奈、松坂慶子、田中泯、山口紗弥加、田中哲司ほか出演。


薫子(篠原涼子)は夫の和昌(西島秀俊)と別居中で、子として長女のミズホと長男のイクトがいたが、ミズホの小学校受験のために離婚しないでいた。
しかし、ある日、ミズホとイクトは祖母と従姉とともにプールに行き、そこでの事故で溺れ、眠り続けるコトになってしまう。
一度は"脳死"という状態を受け入れ、臓器移植に同意した夫婦だが、最後に娘の手を握った時に脊髄反射で手を握り返してきたのを見て、娘は生きていると確信し、娘を在宅で介護する決心をする。
和昌は自社が研究・開発を続けている人工神経接続技術が娘のためになるのではないかと考え、研究員の星野(坂口健太郎)に協力を求める。
娘がいつか目を覚ますと信じ、呼吸などの生理機能や身体機能を維持させるために手を尽くしていく家族と研究員。
"脳死=死亡"とは考えられない家族の想いから始まった介護生活だが、その生活が長引いていくうちに次第に家族一人ひとりの考えが変化していき、"脳死"の法的および倫理的概念と、再生医療や人工神経接続の倫理的問題が問われていく。というお話。


ミステリーだと思って見に行ったら、人の尊厳を巡る現代の医療問題を考えさせられるヒューマンドラマでした。
東野圭吾の秀逸な洞察力が、"人の死"に対する考えや科学技術の倫理的問題を鋭く突いていマス。
"脳死"・"臓器移植"など突然突きつけられても受け入れられない家族の想いと移植を待つ患者の切なる願い、人工神経接続技術で助かる人の尊厳と侵される倫理的領域、どの立場も理解出来るけど、妥協は難しい。
誰もが家族をただ一心に想う共通の感情からそれぞれが到達した結論であり、間違いなんて無いのカモしれません。
そういう意味でも、それぞれの愛に溢れるお話で、久しぶりに泣けました。
篠原涼子と西島秀俊の夫婦それぞれの立場からの感情の変化が細かく描かれていて、更に松坂慶子と田中泯が脇を固めるコトでより説得力のある人間ドラマになっていマス。


ぜひ一度見てみて頂きたい作品デス。
映画『SUNNY~強い気持ち・強い愛』を見てきました。

お久しぶりのカタツムリです@@@

今回鑑賞してきたのは、韓国の作家さんが原作の作品。
篠原涼子、広瀬すず、板谷由夏、渡辺直美、小池栄子、ともさかりえ、リリー・フランキーなど豪華キャストが出演。


90年代。コギャルとして高校生活を謳歌し、仲良しだった6人組の女子高生・SUNNYは、卒業以来全く会うコトはなかった。
40代になり、それぞれに仕事や家庭を持った6人。そのリーダーだったセリカと偶然再会したナミは、彼女が癌に侵され余命が短いコトを偶然知り、最後に残りの4人と引き合わせてあげようと行方探しに奔走するが難航する。
高校時代のある事件をきっかけに離れていってしまった仲間たちはそれぞれに満たされないものを抱えて生きてきたが、ひとり、またひとりと繋がりを取り戻していくコトで、今の自分自身と向き合っていき、次第に失いかけていたものを取り戻していく。


90年代の懐かしい歌とともに、あの頃の高校生の文化が細部まで再現されていて面白かったデス。
安室奈美恵の曲をダンスの授業で使ったり、スカート短くしたり、いろいろ思い出されました。
また、広瀬すずをはじめ、今までのイメージ度外視の体当たりの演技がすごくて(笑)…若干引いてしまうくらいでした(笑)
ただそれだけに、6人の友情が純粋にリアルに伝わってきて、自分自身も何となくトモダチになって、何がそんなに面白かったのか分からないけど、とにかく毎日飽きもせず話したり、授業中に手紙を交換したりしてた仲間が、とても貴重な存在だったんだなと思い出されました。

しかし…面白かったんデスけど、最終的にアル中のシンと行方不明だったナナがあっさり仲間と合流したり、シンやウメの生活を助けるためとはいえセリカが遺言で一財産渡しちゃったりして、丸く収まった感が出てたのは何だか納得がいかなかったデス。
そこまでがコギャル文化を細かく描写したりして丁寧に描かれてたのに、急に結末だけト書きのようにあっさり描かれてたのが残念でした。




お久しぶりデス。
実は7月11日より新しい家族を迎えました。
まだ4ヵ月で、ちっこくて、可愛い子デス。
前の子とはほぼ正反対の子で、好奇心旺盛・無鉄砲・無邪気で、ヒヤヒヤさせられるコトも多いデスが、少しずつ順調に成長してくれてマス。
毎日、いろんな新しい一面を見せてくれるので楽しい限り(^^)

カタツムリです@@@


先日、映画『劇場版 コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命』を見てきました。

言わずと知れた、昨年放送のドラマ3rdシーズンの放送を受けての劇場版。
山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介、椎名桔平など、おなじみのメンバー出演。


藍沢がトロント大へ、緋山が周産期医療センターへ赴任する直前で、藤川と冴島の結婚式を来週に控えた翔北救急。
そこへ、成田空港での旅客機緊急着陸事故と、海ほたるとフェリーとの衝突事故の緊急出動要請が入る。
そこで出会った患者たちやその家族との交流を通して、救命メンバーは10年間にも及ぶ互いの思い出と存在を再確認し、また新しいフェローたちはそれぞれの問題と向き合って成長していく。

ドラマシリーズの延長、その集大成となる作品デス。
145分の間に大事故2つの現場にあたり、藍沢の窮地などあり、まったく飽きない展開でした。
末期癌患者の結婚式や未成年の脳死患者、フライトナースの雪村の背景とか、サブエピソードも盛りだくさんだったし、もちろん治療展開も緊迫感がありました。
ただ、事故のスケール感は劇場版で存分に感じられるところだとは思いマスが、どうしても医療ドラマはこじんまりしてしまうというか、ドラマの枠でも収まってしまうんじゃないかと思ってしまいました。


そして…終わり方があっさりというか、爽やかというか…ちょっと満足出来なかった方もいたのではないでしょうか?
結局、あの5人がお互いを“家族”に匹敵する大切な存在と考えるに至ったという話デスけど、藍沢や緋山の性格を考えるとなんかしっくり来ないようなσ(^_^;ソウオモウノハワタシダケ?
…せめて、藍沢が藤川へのビデオメッセージで言ってた、“大切な人に大事なコトを伝えられるようになりたい”という言葉を具現化する片鱗くらいみせて欲しかったような。
あ、それが“家族”ってコト?
う~~ん…


という作品。

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