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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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今日は白根山に登山に行く予定でしたが、台風接近の影響で山の天気が思わしくなく、断念しました(T_T)
紅葉が見頃って聞いてたのに…残念。


カタツムリです@@@


というワケで、予定変更してトモダチと映画『そして父になる』を見てきました。
28日~公開なのデスが、先行上映をしていたので。
福山目当てだったのか、お客さんの入りはまずまずでした。

そうデス。
今年5月に行われたカンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した、福山雅治主演・是枝裕和監督の作品デス。

ストーリーは、田舎(前橋 笑)の病院で6年前に子供の取り違えがあり、その事実を知った2組の家族が交流していく中で、お互いの息子と向き合い、家族の形を模索していくというもの。
片や、都内に住み、エリート建築家である父(福山雅治)と専業主婦の母(尾野真千子)に育てられ、小学校受験にピアノの習い事までしている。
片や、田舎町(前橋 笑)で小さな古い電気屋の父(リリー・フランキー)と弁当屋でパートをしている母(真木よう子)に育てられ、妹弟と共にのびのびと育っている。
一見、エリート建築家の家で生活する方が幸せのように思えるけど、父親は仕事を理由にあまり遊んでくれず、さらに息子に過度な期待をかけていて、勉強やピアノが思うように出来ないコトに苛立ちを感じている。
また一方で、田舎町の両親は全力で子供たちと遊んでくれて愛してくれているけど、躾にあまりこだわらず、貧乏でお金にこだわったりする。
2組の家族は互いに息子同士を交換し、徐々に生活を始めていく。
そして、二組の家族が出した結論とは。。。

ワタシは最初から息子を交換して、血のつながりのある子供を育てていくなんて結論、あり得ないと思っていました。
だって、生みの親より育ての親だから。
言葉も話せない乳児ならともかく、6年間も一緒の時を過ごして、それがどんな時間だったかは抜きにしても、今更“血のつながりがない”なんて理由で子ども交換するなんて無理デスよ。
ペットだって換えは効かないんだから、子供だったら論外デス。
でもホントに子供のいる親から見ると、6年間の思い出を捨てて、血のつながりのある子を引き取るという選択はあり得るんでしょ~か。
でもそれって親は納得出来マスが、子供からしたら受け入れるのは無理デスよね。
最終的に子どもを交換して生活してみて、育てた子どもの存在の尊さを思い知り、エリート建築家の父が子どもたちを元いた場所に戻す決断をしマスが、もう子どもたちの素朴で健気な演技が切なくてしょ~がないんデス。
帰ってくるコトも電話をしてもいけないという父親との約束を頑なに守ろうとする姿や、「向こうのパパママに会いたい」とつい漏らしてしまい「ごめんなさい」と謝る姿。
こんな想いを子どもたちにさせなければ、その子の大切さに気づけないなんてヒドい話デスよ。
親たちには怒りを感じ、最後に元の家族のもとに戻って、二組の家族がこれからもずっと交流を続けていくという結論に至った時は涙が出ました。
家族は血のつながりよりもいかに愛情をかけ合うかが大事だと思いマス。

また、子供の取り違えが起こった理由が看護師の出来心(故意の犯行)ってのもビックリでした(^_^;)
ワタシはてっきり病院側が一看護師に罪をなすりつけにかかってきたのかと思ったのデスが。

前橋が物語の舞台になっていて、ロケ地として前橋や高崎が出ているのデスが、いろいろ想像も出来て、他の意味でも楽しめました。
しかし、都会育ちの福山雅治にやたら田舎だとバカにされていて、苦笑(^◇^;)
しかも、群馬出身設定の尾野真千子の“マエバシ”の発音がネイティブ(笑)じゃなくて、気になりました( ̄∇ ̄)
それにリリー・フランキーがやたら訛ってるんデスけど、その訛りが明らかに群馬弁ではなく、西の方の訛りなんデスよね。誤解されなければ良いデスが。



というワケで、若干納得のいかない部分もありマスが、子どもたちの演技を見るだけでも良い作品デス。
ぜひ一度見てみてもらいたいと思いマス。




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