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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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本日から2連休。
今日は午後から母と映画を見に行く予定だったので、午前中に靴洗いやPC諸々の作業をしようかと考えていたのデスが、ワンコの散歩に行って、家の中の掃除をしたら力尽き、他に何一つ出来ませんでした…(-_-)
病み上がりってヤツなのか。
嫌デスねぇ~、だんだん自然治癒力が衰えていくみたいで…だいたい今の季節自体がワタシの気力を奪ってるワケですからね。。
休んで正解だったのか。

カタツムリです@@@

映画館の周りは桜がほぼ満開でした。

本日、鑑賞したのは『アンナ・カレーニナ』。
ロシアの作家トルストイの同名小説が原作。
以前にソフィー・マルソーが主演で映画化されていて、ワタシは母がそれを見てるのをチラッと見て、だいたいの内容だけ知っている状態でした。
今回の作品はキーラ・ナイトレイ主演、ジュード・ロウ出演。

舞台は、19世紀のロシア。
愛する息子と誠実な夫に囲まれ、何不自由なく暮らしていた上流階級の女性が、兄の家庭の問題を解決しに行ったモスクワで若い将校と出会い、不倫の愛に飲み込まれていくというもの。

キーラ・ナイトレイを見るのは『つぐない』以来でしたが、相変わらず綺麗で、アンナの壮絶で狂気的な人生の顛末をうまく演じてました。
(実は自分より年下だったのがショック…苦笑)
ビックリしたのは、ジュード・ロウ。
最初、不倫の相手役をやってるのかと思ってましたが、あまりに顔が違いすぎるし若すぎるし設定に無理がありすぎるのでおかしいなと思っていたら、なんと厳格で信心深い聖人君子の夫を演じていて、今までの役のイメージと全く異なっていました。
(実は映画終わって、パンフレットを読むまで誤解してました 苦笑)

19世紀のロシアの貴族の暮らしぶりや衣装が煌びやかで、それを見てるだけでも楽しめました。
小説原作なので物語に伏線も張られていて、演出が舞台のようなカンジになっていて、面白かったデス。
ただ、ソフィー・マルソーのアンナ・カレーニナを知ってる方は賛否が分かれるかと。

しかし…こう言っちゃあなんデスが、アンナ・カレーニナって現実的に考えたら何の魅力もない女性デスね。
っていうか、ワタシの嫌いなタイプ(-_-)
仕事も家事もせずに、ただ着飾って、上流階級のおつき合いでお茶会や舞踏会に参加していて、それで生活に息苦しさを感じるってどんなだ(-_-#)?
おまけに不倫にまで走って、ダンナに申し訳ないと思うどころか、気が狂ってダンナに不倫の愛を認めてもらうなんて。
結末はあぁでなければやってられませんよ。

文学小説って、どこか破綻してる人間の愛を描いてるコトが多いデスよね。
なので、欧州文学がお好きな方は見てみて下さい。
見応えはあると思いマス。




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