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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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今日はちょっとローカルな映画館に見に行って来ました。

カタツムリです@@@

久々に自由席の映画館行きましたが、ローカルでも綺麗にしてあって良いところでした。
もうちょっと近ければ通いつめたいところデスね( ̄~ ̄)上映作品の傾向がワタクシ好み。
NPO法人が運営しているみたいなので、割引は年齢によるものと身障者のみ。
ホントの映画好きが運営しているカンジで、こだわってマスねぇ~(^_^)
就職したいわぁ~(´▽`)


さて、本題に戻りマス。

今回鑑賞したのは『サラの鍵』デス。
タチアナ・ド・ロネ原作の同名小説を映画化。
ナチスによるユダヤ人迫害が激化していた第二次世界大戦中、フランスにおいて、警察と一般人によってもまたユダヤ人迫害が行われていたという事実をもとに、フランス警察によるユダヤ人一斉検挙(ヴェルディブ)で逮捕されたスタルジンスキ一家の悲劇を描いた作品。
久々に重いデス。
観た後、かなりのエネルギーを消耗していました。しばらくは精神エネルギー不足デスね。
ホント、そのくらいインパクトもあったし、考えさせられるテーマだったし、戦争という悲劇を否が応でも忘れさせないものにしてしまう作品デス。
でも、久々に良い作品に出会え、良い涙が流れました(ノД`)

パリのマレ地区のアパートに住む、スタルジンスキ家の幼い姉弟・サラとミシェル。
一斉検挙の日。サラは怯える弟を守るため、「すぐに戻ってくるから待っているように」と約束をして、納戸に弟を閉じ込め鍵を掛けた。
しかし、臨時収容所に連れて行かれ、両親とも引き離され、両親はアウシュビッツ強制収容所に連れて行かれてしまう。
サラは心優しい警察官に逃がしてもらい、近くの村の心優しいフランス人夫婦に助けてもらい、急いで納戸の中で待つ弟の元に向かった…。
そして、現在のパリ。
フランス人の夫と一人娘とともに暮らしている、アメリカ人ジャーナリストのジュリアは偶然、ヴェルディブについての記事を担当することになる。
やがて、夫の実家が所有していて、これから自分たちが引っ越そうとしていたアパートが、スタルジンスキ一家が住んでいた部屋であることが判明。
そこで、サラの秘密が明らかになっていき、その真実がやがてジュリアを変えていく。
というお話。


何となく結果は最初から分かるんデス。
でも、悪い方向には考えたくないというか、奇跡が起こるんじゃないかと期待してしまうんデス。
ただ、残酷にも確実に期待を裏切られマス。
そして、弟の元に行った後のサラの生涯についても描かれているのデスが、それがまたいろんな期待をさせられるのに、残酷にも確実に裏切られるワケです。
最後までとことん救いがありません。
悲しすぎて、悲しすぎて…でも、サラの息子とジュリアの娘との最後のシーンはほんの少しの希望が見える感動のシーンです(ノД`)

とにかく、ストーリー的にも飽きるコトなく、更にサラ役の子役さんの演技がすごい!
一気に引き込まれて、緊迫感が伝わって来マス!


ぜひ一度観てほしい作品デス。
劇場で見る勇気が無ければ、DVDでも良いので観て、何かを感じて頂きたいデス。

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