これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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「劇場で映画観てきたよ~」報告
本日、鑑賞したのは『スラムドッグ$ミリオネア』。
アカデミー賞8部門を受賞した、今一番の注目作!
という、話題性先行の映画はいつもはあまり見たくならないのデスが、今回は作品のあらすじを読んで、純粋に興味を持ったので見て来ました。
まぁ、いつものワタシの悪い癖で、あまり期待していくとがっかりするコトが多いので、なるべく期待しないようにしていったのデスが。
舞台はインド。でもダニー・ボイル監督による、イギリスの映画。
原作は『ぼくと1ルピーの神様』。
インドのスラムで育った青年・ジャマールが、あの世界的有名番組“クイズ ミリオネア”に出演し、医者でも弁護士でも脱落していった、あと1問でミリオネアというところまで勝ち進んだコトでイカサマを疑われ、警察の取調べを受けるところから始まる。
なぜ彼は答えを知りえたのか・・・?警察の取調べの中から明らかになっていく。
A インチキだった
B ついていた
C 天才だった
D 運命だった
ここだけ読むと、謎解きのような映画に思えマスが全く違って、彼に出題された問題の1問1問の答えには、彼がスラムで兄のサリームとともに生き抜いてきた人生そのものが反映されている。
今思うと、ちょっと作りが『フォレスト・ガンプ 一期一会(94)』に似てるカモ。
そして、彼とラティカとの純粋な初恋物語がそこにはあった。
というのが、あらすじ。
インドのスラムでの暮らしが物語のベースにあるわけデスが、その暮らしを目の当たりにするだけでいろいろ考えさせられマス。
小さい時から貧しさゆえに物乞いをし、詐欺や小商売をして生計を立て、学校にも行けない。
宗教的対立による闘争で家族を失い、子供たちはヤクザに拾われて、二度と抜け出せない闇の世界へと堕ちていく。
しかも、スラム出身というだけで常に世間からは疑いの目でみられ、這い上がって行く術がない。
そんな希望の見出せない世界にたまたま生まれてしまっただけで、苦しい生活を強いられている。
サリームとジャマール兄弟は、そんな希望のない世界の中でささやかな楽しみや喜びを見出し、時に対立し、それでも最終的には協力し合って生き抜いていきマス。
その姿は、強くてたくましくて、生きるためにやむなく悪事もたくさん働くけど、そうせざるをえない現実を思い知らされ、これが現実なんだな・・・と改めて心が痛みマス。
日本という、経済的・治安的にも安定した国に生まれただけで、こんなにも平和に安全に暮らせるコトが当たり前になっているだけに、世界の実情を目の当たりにすると、この何気ない生活に感謝して、しっかり生きなきゃと思いマス。
この物語の軸にあるのは、ジャマールとサリーム兄弟の愛,そして、ジャマールとラティカの初恋。
サリームは兄という立場から、常にジャマールにいじわるをするけど、最終的には悪から身を守ってくれる。それは大人になってからも変わらず、サリームはジャマールに酷い裏切り行為をし、ジャマールからの信用を失うけど、やはり最終的にはジャマールのコトを思っている。
そんなサリームをジャマールは小さい頃から慕っていて、サリームの裏切り行為により一時期は兄を恨むけど、やっぱり兄としてサリームを愛している。
苦しいスラム生活を生き抜くコトで絆を強めたその兄弟愛は、とてもステキなもので、それだけにラストは感動しました。
また、ジャマールとラティカの初恋。
これもとても純粋で、ステキなものでした。
何よりラティカはすっごくcuteで、ジャマールが幼い頃から必死で彼女を守ろうとするのがよく分かりマス。
ジャマールは見た目こそパッとしない青年だけど、その誠実さや純粋さはとても好感を持て、すごく魅力的に見えマス。ジャマールの人生はラティカへの愛に溢れていて、それはクイズの回答の中にも見え隠れしていマス。
それだけにいろんな苦難を乗り越えて迎えたラストは、とても痛快で、感動しました☆
まぁ、ラストに関して言えば、「それで終わり!!?」と思ってしまう部分もあり、インド映画みたいな要素が最後にみられ、ちょっとウケてしまいました( ̄▽ ̄)
作品全体も途中ちょっと間延びして退屈に思える部分もありましたが、物語の軸やその最終的な流れは良かったし、素直に感動して涙も出ました。
良い作品だと思いマス。
絶賛というほどではないけど。
一度ご覧になって見てください。
アカデミー賞8部門を受賞した、今一番の注目作!
という、話題性先行の映画はいつもはあまり見たくならないのデスが、今回は作品のあらすじを読んで、純粋に興味を持ったので見て来ました。
まぁ、いつものワタシの悪い癖で、あまり期待していくとがっかりするコトが多いので、なるべく期待しないようにしていったのデスが。
舞台はインド。でもダニー・ボイル監督による、イギリスの映画。
原作は『ぼくと1ルピーの神様』。
インドのスラムで育った青年・ジャマールが、あの世界的有名番組“クイズ ミリオネア”に出演し、医者でも弁護士でも脱落していった、あと1問でミリオネアというところまで勝ち進んだコトでイカサマを疑われ、警察の取調べを受けるところから始まる。
なぜ彼は答えを知りえたのか・・・?警察の取調べの中から明らかになっていく。
A インチキだった
B ついていた
C 天才だった
D 運命だった
ここだけ読むと、謎解きのような映画に思えマスが全く違って、彼に出題された問題の1問1問の答えには、彼がスラムで兄のサリームとともに生き抜いてきた人生そのものが反映されている。
今思うと、ちょっと作りが『フォレスト・ガンプ 一期一会(94)』に似てるカモ。
そして、彼とラティカとの純粋な初恋物語がそこにはあった。
というのが、あらすじ。
インドのスラムでの暮らしが物語のベースにあるわけデスが、その暮らしを目の当たりにするだけでいろいろ考えさせられマス。
小さい時から貧しさゆえに物乞いをし、詐欺や小商売をして生計を立て、学校にも行けない。
宗教的対立による闘争で家族を失い、子供たちはヤクザに拾われて、二度と抜け出せない闇の世界へと堕ちていく。
しかも、スラム出身というだけで常に世間からは疑いの目でみられ、這い上がって行く術がない。
そんな希望の見出せない世界にたまたま生まれてしまっただけで、苦しい生活を強いられている。
サリームとジャマール兄弟は、そんな希望のない世界の中でささやかな楽しみや喜びを見出し、時に対立し、それでも最終的には協力し合って生き抜いていきマス。
その姿は、強くてたくましくて、生きるためにやむなく悪事もたくさん働くけど、そうせざるをえない現実を思い知らされ、これが現実なんだな・・・と改めて心が痛みマス。
日本という、経済的・治安的にも安定した国に生まれただけで、こんなにも平和に安全に暮らせるコトが当たり前になっているだけに、世界の実情を目の当たりにすると、この何気ない生活に感謝して、しっかり生きなきゃと思いマス。
この物語の軸にあるのは、ジャマールとサリーム兄弟の愛,そして、ジャマールとラティカの初恋。
サリームは兄という立場から、常にジャマールにいじわるをするけど、最終的には悪から身を守ってくれる。それは大人になってからも変わらず、サリームはジャマールに酷い裏切り行為をし、ジャマールからの信用を失うけど、やはり最終的にはジャマールのコトを思っている。
そんなサリームをジャマールは小さい頃から慕っていて、サリームの裏切り行為により一時期は兄を恨むけど、やっぱり兄としてサリームを愛している。
苦しいスラム生活を生き抜くコトで絆を強めたその兄弟愛は、とてもステキなもので、それだけにラストは感動しました。
また、ジャマールとラティカの初恋。
これもとても純粋で、ステキなものでした。
何よりラティカはすっごくcuteで、ジャマールが幼い頃から必死で彼女を守ろうとするのがよく分かりマス。
ジャマールは見た目こそパッとしない青年だけど、その誠実さや純粋さはとても好感を持て、すごく魅力的に見えマス。ジャマールの人生はラティカへの愛に溢れていて、それはクイズの回答の中にも見え隠れしていマス。
それだけにいろんな苦難を乗り越えて迎えたラストは、とても痛快で、感動しました☆
まぁ、ラストに関して言えば、「それで終わり!!?」と思ってしまう部分もあり、インド映画みたいな要素が最後にみられ、ちょっとウケてしまいました( ̄▽ ̄)
作品全体も途中ちょっと間延びして退屈に思える部分もありましたが、物語の軸やその最終的な流れは良かったし、素直に感動して涙も出ました。
良い作品だと思いマス。
絶賛というほどではないけど。
一度ご覧になって見てください。
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