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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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世の中はGW2日目というコトですが、ワタクシは今日・明日と2連休でございマス。

カタツムリです@@@

連休始めに映画見に行ってきたワケですが、GW中であり、土曜でお客様感謝デーだったコトもあり、早めに行きました。
まだモール自体開いておらず、しかも長い列が出来ていて、「早く来て良かった」と思っていたら、どうも今日の午後、はんにゃがライブを行う予定だったらしく、その整理券で並んでいたようで、映画客は少なかったデスf^_^;


本日鑑賞したのは、『八日目の蝉』。

角田光代氏の同名小説が原作。
井上真央主演、永作博美出演。
映画『孤高のメス』の成島出監督作品。

ストーリーは、子供を堕ろした実父の愛人によって4ヶ月で誘拐され4歳まで育てられ、親元に戻されて21歳まで成長した大学生のエリナが、誘拐犯との生活を振り返っていくもの。
実の両親の元に戻されても、その両親を“親”と認識するのに時間がかかり、実母は自分になかなか懐かない娘に腹を立ててすぐにヒステリーを起こし、実父は不倫の事実が世間に知れて職を転々とした。
そのため、両親とも周囲の人間とも良い関係が作れず、友達と呼べる人もいないまま、孤独な日々を送っていた。
「なんで私を誘拐したのか」「私が悪いから両親は怒るのか」と、誘拐犯のキワコや両親を心のどこかでずっと恨み、人を愛するというコトがどういうコトなのか分からずにいた。
そんな中、キワコ同様、エリナ自身も妻子ある男性の子供を身篭り、愛を知らない自分がホントにこの子を育てられるのかと困惑し、ライターの幼なじみ・チグサの提案でキワコとの生活を振り返る旅に出ていく。
キワコと共に過ごしたという信仰宗教の施設跡や小豆島を巡り、そこでキワコの姿を思い出していき、ずっと忘却されていた真実にたどり着く。

いやぁ~…ラスト5分のまさかの大号泣(T▽T)!!
久々に映画館で滝のように涙が出てきました。
しかも、以前から言っていましたが、ワタクシ、劇中はかからないのにエンディングのみ話題の歌手が唄うのは反対派なのデスが、中島美嘉さんの“Dear…”はこの作品にフューチャーされて作った曲だけあって、ハマりこんでいて更に感動し、エンドロール中も大号泣でした。
映画を見ていなくても、歌詞を聞けばその内容が分かるくらい、明確なメッセージが含まれていマス。

ベストセラー小説が原作なだけあって、ストーリーがとても骨太。
“八日目の蝉”は、周りの仲間が死んで一人取り残されて淋しいのか、それとも他の人が目に出来なかった綺麗な光景を一日でもみるコトができて幸せなのか―というテーマがあり、その答えが小豆島での思い出の中にあるというコトで、ホント心温まるお話でした。

井上さんの演技も、一つ一つ真実を知っていく中で変化していくエリナの心情が出ていて、それがラスト5分に凝縮されていて良かったデス。
でもやっぱ、永作さんの演技はスゴイ!
ホントに少しずつ母親になっていく様やエリナを愛している様子が細かく見てとれて、エリナとの別れが近いと分かった時に自分自身の気持ちの総てを渡すあのシーンは、ホント鳥肌もんデス。
共演シーンのなかった井上さんの撮影シーンをこっそり見に行っていたというエピソードがよく紹介されていましたが、演じていないところまでキワコに徹していて、さすがプロですね。

かなりオススメな作品デス!
ぜひ一度はご覧になってください!!
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