これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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「劇場で映画観てきたよ~」報告
今月はショッパナから雨||||||
とうとう梅雨本番?!
でも、今日の夕焼けは真っ赤だったので、明日は絶対に晴れマスね(^^)Vイェイ
カタツムリです@@@
明日は3時半起きで尾瀬ハイキングの予定☆
でも、今日は仕事帰りに映画を見てきました!
ファーストデーだったのでレイトではなく。
今回鑑賞したのは『攻殻機動隊 新劇場版』。
原作は読んだコトありませんが、『GHOST IN THE SHELL』から攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEXと2nd GIG、『イノセンス』、攻殻機動隊Solid State Societyも全て見てました!
でもARISEシリーズは見ていなくて、監督も脚本も音楽も声優陣も一新されていて、ビックリ☆
ストーリーは草薙素子のエピソード0(出生の秘密)と公安9課成立までの話で、ARISEシリーズを見ていないと結構話についていくのがキツイです(^_^;)
GHOST IN THE SHELLの時点では草薙素子はミステリアスで、9課のメンバーへの厚い信頼の情はあっても決して自分を表に出さない人だったけど、ARISEではもちろん自分の過去とも向き合うし、それだけにもっと人間味のある感情も出すし、全身義体の少佐としてだけではなく、女としての感情なんかものぞかせている。
それがやはり違和感で、新劇場版の素子は「しゃべりすぎ」ってのがワタシの印象でした。熱すぎるというか。
それに素子の過去と言えば、2nd GIGの時に触れているのに少し流れが変わってきてしまうような。
でも“デッドエンド”の問題は、現代のパソコンやスマホの問題にリンクしているし、攻殻機動隊シリーズはいつでも現代の問題に直結していて、リアルに考えさせられマス。
“電脳化”ってしてみたいとは思いマスが、“電脳硬化症”とか“デッドエンド”の問題があると提起されているあたり、やはり人間の創造力はこの世の創造主には勝てず、人は与えられた期限だけを一生懸命生き抜くしかないんだというメッセージを感じマス。
人間が機械に使われる時代が来たら恐ろしいデスし。
それだけに、素子が自分の意思で全身義体の人生を選んだワケではなく、クルツとともに全身義体の人間の未来への可能性を模索するモデルだったというあたりが切なかったデス。
そうなると第3世界を模索したくなる気持ちも分かるし、傀儡回しによってネットに繋げられる今後の話もまた違った一本の線が通った気がしマス。
GHOST IN THE SHELL以降、素子が9課を離れるワケも頷けるというか。
とにかく、内容的にも他の意味でも、ARISEを見てからもう一度見直してみたい作品デス。
全く受け入れられないというコトはありませんが、やはり田中敦子の素子と、菅野よう子や川井憲次の音楽がワタシの中の攻殻のイメージであり、ARISEを見ていないと坂本真綾の素子もコーネリアスの音楽もしっくりはこないデスね。
坂本真綾の声域や声色の幅は認めマスが。
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