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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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年末から日記を書く元気が無い…(-_-;)
旅行に行ったり、トモダチとランチに行ったり、楽しかったはずなのに、それを上回る気がかりが多すぎて、書く気力が湧かなかった…。


カタツムリです@@@


なので、新年一発目の書き込みは映画報告デス。

今日は本年、初映画に行ってきました。
鑑賞した作品は『海難1890』。
日本・トルコ合作。

1890年オスマン帝国の親善訪日使節団の軍艦が座礁事故を起こし、600名以上が海に投げ出された中、紀伊大島の村人は必死で救出活動を行った。
助けられたのは69名あまりだったが、村人は自分達の食いぶちを減らしてもトルコ人に食糧と医療品を与え、無事にトルコに戻れるよう海軍に引き渡した。
それから、95年後。
イラクではフセインが停戦拒否を表明し、48時間後のイラク領空での無差別砲撃を宣言。
多くの在イラク外国人たちは国外退去に向けて空港に殺到するが、どこの航空会社も自国民にしかチケットを売らない事態。
日本の航空会社はイラクに乗り入れておらず、日本政府も自衛隊機や救援機の出航を許可せず、日本人は戦火に取り残される運命にあった。
最終便はトルコの飛行機であり、日本大使館はトルコに救援機を要請。
果たして、在イラク日本人は助かるのか。
というお話。


日本とトルコが親交を深める原点となったお話で、その絆は現代にも生きていマス。
最近も、トルコを旅行中の観光客がカッパドキアで殺害された事件の際、多くのトルコ国民が日本に謝罪のメッセージを示したコトは記憶に新しいと思いマス。
1890年以来125年もの歳月の間、トルコと日本は友好関係を築き続け、それは人間の真心によって生まれ、繋ぎ続けられているものだと知り、改めてトルコという国を知りたいと思いましたし、行ってみたいとも思いました。

作品自体は1890年の海難事故が割合としてとても丁寧に描かれていて、言葉が通じず、物資も少ない中、村人が献身的に介抱して、少しずつ船員たちが心を開いていく様子が感動的でした。
そして、船員たちの介抱をするだけでなく、亡くなった船員の家族に対しても配慮して、遺留品の手入れまでする日本人の姿に、日本人の昔からの他人を思いやる国民性が垣間見られました。

海難のあと、日本は大東亜戦争へと向かっていき、他国にも自国にも多くの犠牲者をだし、今でも償いきれていない大きな代償を背負うコトとなりました。
更に世界では今でもテロ行為が続いていて、多くの犠牲が出続けていマス。
そして、奇しくも今日、イスタンブールで起きた自爆テロはいったい何のために起きたのか…。
フランスで同時多発テロが起こって以来、海外旅行にも行きにくくなりました。
人種・言語・宗教の違いがあっても、人間はみんな分かり合えるし、助け合えるものだと信じたい。
“理性”と“モラル”という、最も高次の機能を持つ人間にそれが出来ないはずがない。

そう改めて感じさせられる作品デス。
他人事ではなく、困った人がいたら助けるられる資質が今、問われていマス。


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