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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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本日、一人映画してきました。
平日の昼間というコトで、お客さんは女性1人という人が多かったデス。

さて、今回鑑賞した『KIDS』。
おそらくCheapな内容であるコトは分かっていました。
それでも観に行こうと思ったのは、CM効果。
CMって上手いデスね。
ワタシは曲に弱いのデスが、今回も槙原敬之さんの歌に魅かれてしまい、思い切って見に行ってしまいました。

小池徹平・玉木宏主演。
ストーリーは、不思議な力を持つアサト(小池)が、前科者でど~しようもない日々を送っていたタケオ(玉木)と出会い、それぞれの持つ過去と向き合っていくというモノ。
最初に『KIDS』というタイトルを聞いて、映画のあらすじ紹介を読んだ時、「何でKIDS?」と思いました。
しかし、映画を観進めるうちにその真意が分かったような気がしマス。
アサトは生まれながらにして不思議な力を持ち、何でも触らずにモノを自分に引き寄せるコトが出来ました。しかし、小さい頃に起こした傷害事件をきっかけに、人の傷を自分や他者に移すコトが出来るようになるのデス。
その刑期を終え、タケオの住む町に越してきたアサトは、たまたま力を使っている所をタケオに観られてしまい、それ以来タケオとつるむようになりマス。
そして、アサトは怪我をした人を放っておけず、どんどん自分に傷を移すようになっていきマス。
そのコトでアサトとタケオはしばしば衝突しマスが、アサトはタケオと出会って自分を強く持てるようになり、タケオはアサトと出会って荒れていた心が穏やかになりました。
お互いにお互いが、生まれて初めて出来たトモダチだったのデス。
しかし、2人には幼い頃に負った心の傷(トラウマ)があり、そのコトで2人はそれぞれの過去とぶつかり、ついには・・・

アサトとタケオ、そして他の人々が抱えている心の傷は、親から受けた虐待や学校でのいじめなど、まさに現代の子供たちが抱えている問題そのもの。
その問題からずっと逃げ続けてきたアサト達は、それぞれの出会いを通し、その問題と向き合っていく方法を見つけていきマス。
それがおそらくこの映画が伝えたかったコトでしょ~。
どんな心の傷を抱えていようとも、それを受け止めていく強い力を持つためには、時にはトモダチや自分を支えてくれている他の人たちに寄りかかるコトが必要だというコトです。

ハッキリ言って、内容は陳腐デス^^;
あまりに陳腐で、途中笑いそうになってしまいました。
小池徹平はこういうシリアスな役はダイコンの匂いがするけど、でも、玉木宏は不良っぽくてバカっぽい、このくらいの役がイメージにあってマス。
それに、この手の設定だとただ悲しいだけの結末とか待っていそうデスが、結末が予想できず、いいカンジに救いがあるのが良かったデス。


そして、歌。
槙原敬之さんの“Firefly~僕は生きていく”。
結末のイメージと合っていて、最後のエンドロールにぴったりでした。
こりゃ、CD買いだな。
あ、最近J-POPをあまり聞いてなかったのデスが、久しぶりに槙原さんの歌気に入りました。
あと、ワタシにしては非常に珍しく、湘南之風の“黄金魂”という歌もちょっと気になってマス。
ま、余談デスが。


さて。KIDSデスが、DVDでも十分な作品だと思いマス。
でも、メッセージ性のある、それなりに楽しめる作品デス。
一度見てみてはいかがでしょ~か。





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