久しぶりに一人映画してきました☆
一人で映画を観に行くのは良いのデスが、日曜の昼間に観に行くのは今日限りにしたいと思いマス(-_-)
その理由はただ一つ・・・“お子ちゃま”デスよ。
上映中でもしゃべるわ、動くわで落ち着かない。
まぁ、今回のような事情がなければ昼間に行くコトはめったにありませんが。。。
さて、本日はいつもの行動範囲から少し離れた所にある映画館に行ってきました。
理由は、そこしかこの作品をやってなかったからデス。
ホントは昨年の映画納めとして観に行こうとしていたのデスが、この作品は昨年末から都心を中心に順次ロードショーとなっていた作品で、ワタクシの住む片田舎では今月から、しかも今日行った映画館のみ上映開始されたので。。。
しかし、片道1時間はキツイ・・・マジメに高速使おうかと思いましたが、やめておきました。
久しぶりに行った映画館デスが、館内は全く変わってませんでした。
変わっていたモノといえば、上映前に流れる“上映中の注意事項を促すアニメーション”のカバが代わっていたコト。そして、NORABBITS MINUTESが見られなくなっていたコト(T_T)
肝心の内容デスが・・・。
広末涼子演じる、ちょっと挫折したラジオ番組のプロデューサー(たまき)が、中学生の時に体験した恋を回想し、再び生きる勇気を取り戻すというモノ。
その中学生の時の恋は、神木隆之介演じる少年(太郎)と福田麻由子演じる少女(たまき)の小さくてもろい恋物語。
簡単に言ってしまえば、“逆・セカチュー”のような内容で、ベタ・在り来たりと言われてしまえばそれまでなのデスが、ワタクシ一人で号泣してしまいました(T_T)(T_T)(T_T)
太郎は野球とその実況中継のモノマネが大好き。
ある日、突如襲われた病魔のために長期の入院を強いられる。
その中で、多くの出逢いと別れを経験し、思春期特有の親への反発などを乗り越えて、少しずつ成長して行きマス。
そして、病魔と闘うため、強い自分を守るため、病院の院内放送を利用してラジオのパーソナリティを始めるようになりマス。
最初は数人の賛同者しかいなかった番組が、徐々に曲のリクエストまで集まるようになり、多くの人に感動を与えるようになりマス。
その感動を共有した一人が、たまきでした。
同室となった太郎とたまきは、入院中~たまきが退院した後までいろんなコトを語り合い、いつも一緒でした。
しかし、徐々に病魔は太郎を蝕んで行きマス。
ここまで言えば、もうお分かりかと思いマスが、太郎はその最期までラジオのDJを続け、たまきへの想いを貫くのデス。
物語自体はスゴく自然な流れで、最初は広末涼子が主役で、中学時代は神木隆之介が主役になるので、なんかチグハグなカンジがしてまとまらないんじゃないかと思わされるのデスが、中学時代の回想の中で、徐々に福田麻由子が中心になっていく流れが出来てきて、自然に最後は広末涼子の視点に戻るので入り込み易いデス。
そして、内容はベタで、中学生にしてはちょっと初々し過ぎるんじゃないかと思うような恋(まぁ、約30年前が舞台なので時代には合ってるのカモしれないけど)デスが、小さな子がその最期まで精一杯生き、精一杯恋をし、後悔の無いように生き通した姿を見ていると、涙ナシでは見ていられません。。。
“聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥”というコトバがありマスが、この作品は“言うは一時の恥、言わぬは一生の後悔”というコトを教えてくれ、大事なコトを言わない現代の人たちに警鐘を鳴らしてくれていマス。
そんな作品。
確かにベタです。
でも、久しぶりに心から泣ける映画でした。
神木隆之介と福田麻由子の2人がなんとも可愛かったし☆