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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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先週に引き続き、映画見てきました。


カタツムリです@@@


先日、宣言していた通り、『ちょっと今から仕事やめてくる』デス。
もう予告編から泣いてましたが、本編も泣けました!


就職難でなかなか内定がとれず、やっとの想いで就職した営業の仕事はブラック企業で、毎日上司からイヤミや暴力を受け、過度の残業を強いられ、身も心もボロボロになっていたタカシ。
仕事をする目的も生きる目的も分からなくなり、駅のホームから飛び降りようとした時、同級生を名乗る不思議な男・ヤマモトに助けられる。
ヤマモトと交流していく中で少しずつ元気を取り戻していたタカシだか、実はヤマモトは3年まえに死んでいたという事実を知る。
そして、何度も確認して慎重に進めてきた大きな契約で失敗をおかしてしまい、タカシは更に追い詰められる。
果たして、タカシは救われるのか。そして、ヤマモトの正体は?
というお話。


ワタシは自殺を考えるほど追い詰められたコトはありませんが(というか、辛いと思っても死は選択肢に入らない)、今の仕事が天職ではないと入職当初から思ってましたし、ホントに限界で辞めたいと思ったコトはありマス。
そんな時はタカシと同じで、夜寝る時次の日の仕事のコトが気になって眠れず、早く夜が明けてほしいと思ってました。
休みなのに気が休まらず、ことあるごとに仕事のコトを思い出して、せっかく遊びに行っても楽しめませんでした。
あの時の気持ちを思い出すと、気持ちが悪くなりマス( >_<)
そんな気持ちの動揺が丁寧に描かれていたというコトは、苦しいと思いながらも頑張ってもがいて仕事をしている人の多くが、共通してそういった心理状態になるのカナと思いましたし、それだけで泣けてきました。

また、そうして生活のコトを忘れ、私生活での楽しみを忘れ、仕事のコトばかり考えて生きていると、仕事を中心に人生が回ってしまい、他のコトすべてがないがしろになってしまうのも事実だなと思いました。
特に心配してくれる両親の気持ちを忘れて、八つ当たりをしたり、親がしてくれるコトすべてを当然と思ったりして、感謝するコトを忘れているのは自分自身もそうだなと思いましたし、省みないといけないコトだと改めて思いました。

何事も楽しいと思って全力で頑張れば自分を輝かせるコトが出来マスが、常識の範囲外のコトが起きた時、命の重さや社会における自分の存在意義・生きがいなど、優先順位を違えてはいけないという強いメッセージ性も伝わってきました。
ヤマモトという存在は不可思議なものとして話は進行して行きマスが、最後にはヤマモトの本当の姿が明らかになって、タカシはヤマモトに救われ、逆にヤマモトもタカシに救われていたコトが分かり、感動しました。
重すぎない程度にシリアスなテーマを扱っていて、フィクションなんデスけどリアリティがあって、ファンタジーで終わらなかったのが良かったと思いマス☆

福士蒼汰の関西弁はちょっと気になりましたが、キャラクターとしては良い意味で新しい境地が見れましたし、工藤阿須加も地味すぎず存在感があって良かったデス。
また、少ないキャストに世の中で働く人のいろんな角度の人間ドラマが集約されていて、それも秀逸でした。
上司役の吉田鋼太郎さんも、あれほど陰険に人をなじったり暴力を振るったりしてキツかったと思いマスが、見事に演じきってらっしゃいました。

物語の肝となるバヌアツの景色もスゴく素敵で、それを背景に最後にコブクロの〝心〟がかかって、とても癒されました。


現代の働く人にぜひ見てもらいたい作品デス。
仕事してない人も見てほしい。
いろんな意味で教訓を与えてくれる作品だと思いマス☆
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