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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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学生の時によく行っていた映画館に久しぶりに行ったのに、前に座っていた70代くらいの老夫婦がまぁ常識がなくてガッカリ( ̄0 ̄)
予告編の時にベチャクチャしゃべっていて、予告と予告の合間の無音の時も平気で声量も気にせず話し続けていたのデスが、まぁ本編が始まったら止めてくれればいいやくらいに思ってたんデス。
そしたら、本編が始まってもポップコーンをカシャカシャ食べてはゴニョゴニョ話し続け、それでも最初だけならいいやと思っていたら、結局本編上映中ずっと事あるごとにしゃべり、集中力を欠かれてイライラしました(-_-#)
しかも、旦那さんの方は途中トイレに立ったのデスが、前を通るコトへの配慮は微塵も感じられない堂々としたフレームインをし、更に戻ってきたら両手を堂々と上に挙げて伸びをし始め、最悪でした。
(っていうか、なぜトイレに行った時に伸びて(?笑)こないんだ!?)
相手は年長者だし、ワタシ自身はあまり表立って主張の出来ない性格なので何も言えませんでしたが、あぁいう時は注意をしても良いものなのか…とにかく今思い出しただけでもイライラしマスわ。
そして、彼らは誰にも注意されなかったからこれからも今のマナーでいいと思うワケですよね…誰か言ってほしいなと心から切に願う他力本願なカタツムリなのデス@@@


今回、鑑賞したのは『ジョバンニの島』。
久しぶりのアニメ作品。

1945年。
色丹島では幼い兄弟である純平と寛太が仲良く暮らしていた。
2人の母は若くして亡くなり、兄弟は祖父と父に育てられ、母が好きだった小説“銀河鉄道の夜”が大好きだった。
8月15日に日本は敗北による終戦を迎え、食糧が少なくなっていく中、それでも変わらず前向きに生きようとしていた。
しかし、9月にソ連軍が進駐。
色丹島はソ連の占領下に入り、島民は財産も家もそのほとんどを取り上げられた。
やがて、お互いの国の子供同士が交友し、純平はソ連軍将校の娘・ターニャと淡い恋をし、ソ連軍とその家族との暮らしは穏やかなものに思われた。
しかし、約2年後。
島の防衛隊長であった父は、島民のために米の密輸をし、そのことでソ連軍に連れ去られてしまう。
更に島民たちは荷物をまとめて日本に強制送還されることとなり、島と運命を共にすると決めた祖父を残し、兄弟は伯父と学校の先生と共に島をあとにする。
極寒の樺太の強制収容所に移送された兄弟たちは父の居場所が分かり、吹雪の中会いに行く。


というお話。

戦争を題材とした作品にしてはシビアで残酷なシーンは少なく、“銀河鉄道の夜”の世界観がファンタジックに織り交ぜられているので、子供でも見られるように配慮されていると思いマス。
割りと深刻な状況でも笑いの要素も入っているし、暗くなりすぎないように非現実的なシーンもありマス。
でも、語られている内容は惨くて過酷で、普通に悲痛の涙が流れマス。

劣悪な環境での生活で弟の寛太は肺を患い、弟の願いを叶えるために兄の純平は力を振り絞って、おそらく最後となる機会を得てやっとの想いで父に会いに行くのデスが、二重の有刺鉄線ごしに親子が必死で最後の手を取り合おうとするのが悲しくてたまりませんでした。
またその直後、幼い弟が静かに召されていき、亡骸を日本に一緒に連れて帰るために、生きていると必死に装う純平が切なかったデス。
そして、島民は永久的に故郷を失ったんデスよね。
なかなか語られないテーマですが、北方領土の問題は今でもワタシたちの身近にあり、決して忘れてはいけない事実だと、改めて思いました。


ちなみに、兄弟の声優の子役2人の演技がフレッシュな感じで良いデス☆
仲間由紀恵やユースケ・サンタマリアなど、明らかに俳優の顔が浮かんでしまう声もあるのデスが、それも見ているうちに違和感はなくなりマス。


ぜひ一度は見てみて頂きたい作品デス。





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