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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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久しぶりに負のオーラをもらってしまいました。
やっとストレスから解放されると思ってたのに。
しかも、そのストレスは最後に変な印象を残していって、最後まで呆気にとられてしまいました(^◇^;)


カタツムリです@@@


今日は映画『ダイアナ』を見てきました。
ナオミ・ワッツ主演。

内容はご存知の通り。
ダイアナ元英皇太子妃が、パリで事故死した時を約2年遡ったところから事故に至るまで、ダイアナ妃が真実誰を愛していたのかを描いた作品。
チャールズ皇太子と別居して3年が経過していた時。
王室の意向で子供たちには5週に1度しか会えず、ダイアナは孤独な日々を送っていた。
そんなある日。友達の夫が入院した病院で、心臓外科医のハスナット・カーンと出会い、命を救うコトへの情熱と自分をプリンセスとしてではなく、ひとりの女性として見てくれる視線に惹かれ、2人は愛し合うようになる。
ダイアナはハスナットを尊敬し、彼の考えに賛同したり、彼のためになる活動には積極的に参加し、心底世界中の人々の平和のために地雷やエイズの撲滅を訴えたりと活動を続けた。
しかし、お互いを心の支えとして、結婚を意識するようになると障害が出てきた。
ハスナットはパパラッチに追われる生活になるコトで、心臓外科医としてのキャリアが途絶えるコトや、結婚を反対しているパキスタンの家族を捨てるコトをどうしても受け入れられず、遂にダイアナと別れるコトになってしまう。
ハスナットとの別れに絶望したダイアナは、それでも平和維持活動を継続していき、さらに実業家のドディ・アルファイドとつき合うようになり、それらを自らメディアに報道させた。
そして、あの日を迎える…。


パパラッチの行き過ぎた追跡やメディアのひねくれた見方で、自分の意思とは反して自分の社会的な立場が左右されるなんて、ストレスですね。
メディア側は最低限のモラルを守る必要があって、そして歌手や俳優も有名になるためにメディアを利用したなら、有名になった途端にプライベートがないとメディアを全面的に非難するのは、少し違う部分もあるような。
ダイアナ妃が王室に入った経緯が自らの意志だったのかよく分かりませんが、もし後悔しているとしたら二十歳の若気の至りもあったのでしょうか。
ただ、芸能人と違って、王室関係者、しかもプリンセスは格別の高嶺の花。
誰もが憧れてはいるけど、本気で心の支えになってくれる人はなかなか出会えないし、恋愛は自由に出来ない。
自由を求めていたダイアナ妃にとっては、窮屈な世界だったと思いマス。(日本にも似たような問題はありマスが)
でも彼女がその知名度を利用して、窮屈な思いをしてまで表舞台で活動を続けてくれたおかげで、地雷使用拒否国161カ国という大きなコトが成し遂げられたワケです。
偽善のない慈愛の精神が、今でもダイアナ妃が世界中の人々から愛されている所以なんデスよね。
(ワタシが2年前の7月にイギリスに行った時、ケンジントン宮殿の前にはダイアナ妃の誕生祝いとして写真とともにたくさんのお花が供えられていて、今でもイギリスの国民に愛されているコトをひしひしと感じました。)


この作品では、ダイアナ妃が真実愛していたのはハスナット・カーンというコトになっていて、ネタバレしマスが、ドディ・アルファイドはハスナットを振り向かせるための影武者にすぎなかったというワケですが、もしそれが真実なら切なすぎマスね。
最期までハスナットから電話があったか、隠れて秘書に確認をしていて、何度確認しても電話はもらえず、遂に心が折れてケータイをホテルに置いていった時に事故に遭ってしまう。
神様は何とも残酷なコトをなさる。
ドディはダイアナに愛されなかったし、ダイアナは本当に好きな人に振り向いてもらえず、愛していない人と最期の瞬間を迎えたワケです。。。
もしダイアナが亡くなった時にハスナットがケンジントン宮殿前に捧げた詩が、ハスナット氏の本心だったとすれば、そうとうな図太い神経の持ち主でない限り、今を生きているハスナット氏は抜け殻同然のはず。
そして、ダイアナ妃はこの作品の公開を望んでいないと思いマス。
そんなコトを思いました。


ナオミ・ワッツはダイアナ妃に似てないカナと思いましたが、上目遣いの感じや笑った時に寄る鼻のシワなんかはよく似ていました!
立ち居振る舞いも上品な感じだったし。
ワタシはダイアナ妃の生スピーチにあまり覚えがないのデスが、発音や口調も似ていると絶賛されているようデスよ。
そして、イギリスのケンジントン宮殿やその前に広がる公園の風景は記憶に新しく、映画を見ながら思い出していました。
今、あの宮殿にダイアナ妃の愛する息子であるウィリアム王子とキャサリン妃、そして孫になるジョージ王子が住んでいると思うと感慨深いデスね。



そんなワケで、賛否両論の作品かと思いマス。
エンターテイメントとしては素敵な作品かと思いマスが、ダイアナ妃のコトを思うと複雑な気持ちになりました。




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