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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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今回鑑賞したのは、『ミッドナイト・イーグル』。邦画。
ものすごく久しぶりにアクションものを映画館で観ました☆
まぁ、例のごとく大沢たかお氏が出ているというコトもあり、大沢たかお好きのトモダチと鑑賞して参りました。
トモダチが結婚してから初めてデスね。

内容は、北アルプス山中にミッドナイト・イーグル(米軍のステルス型戦略爆撃機)が墜落したコトをきっかけに巻き起こる山岳サスペンス。

心に傷を負った戦場カメラマン・西崎優二(大沢たかお)は、ある戦場での出来事をきっかけに3年前から作品を発表しなくなり、2年前には妻を亡くし、一人息子の優を義妹に引き取られ、孤独に暮らしていた。
もう“危ないものには近づかないコトにしたんだ”と・・・。
しかし、そんな西崎が偶然にもそのミッドナイト・イーグルが墜落する現場を目撃・撮影。
その写真を元に墜落の真相を暴くため、西崎を強引に北アルプス登山に誘い出したのは、東洋新聞記者・落合信一郎(玉木宏)。落合は高校の山岳部の時の西崎の後輩で、彼もまたある事件を追っていたコトをきっかけに地方に左遷され、ジャーナリストとしての自分に迷いを感じていた。
そして、西崎の写真(ミッドナイト・イーグルの)を元に別ルートで事件の真相を追っていたのは、西崎の義妹で週刊誌の記者・有沢慶子(竹内結子)。彼女は、自分自身の心の傷に囚われて家族をないがしろにし、実姉を見殺しにした西崎を憎み、忘れ形見の甥を育てている。

西崎と落合は激しく吹雪く北アルプス山中を行く中、完全武装に白迷彩の自衛部隊を目撃。
更に、同じく完全武装に白迷彩の謎の集団(工作員)に襲撃される。
命からがらステルス機の墜落現場に向かう二人に、謎の工作員に襲撃されて唯一生き残った自衛隊員・佐伯昭彦三等陸佐(吉田栄作)が加わり、少しずつ事件の全貌が明らかとなっていく。
佐伯ら自衛隊特別編成部隊は、内閣総理大臣直々の命により入山し、あのステルス機に積まれている特殊爆弾の起爆を阻止しようとしていた。特殊爆弾には日本の中心部を悉く焼き尽くし、放射能で汚染する威力があるという。
そして、有沢は東京で一人の工作員と接触し、事件の真相を聞き出していた。
やがて全ての情報は統合され、北アルプスに取り残された三人に、日本の、そして愛する者の未来が託された・・・。


邦画史上空前のスケールで描かれているとは聞いていましたが、ホントに今までの山岳映画とは異なり、雪山の激しい吹雪のシーンは自然の驚異をリアルに感じさせてくれマス。
昨年撮影したらしいデスが、暖冬で新潟で撮影されたけれど雪が非常に少なく、画的にかなり苦労したそうデス。雪は一度跡を付けてしまうと、新しい雪をかぶせても隠せないとか。。。
でも人間にとっては極寒で、防寒対策をした状態で雪の中を機敏に動くのはかなりの体力が必要だったそうデス。
そして、工作員と三人の戦い。
あれだけのど派手な戦闘シーンが繰り広げられると、非現実的ではありマスがかなりエキサイティングなカンジは受けマス!!
太平洋戦争などの昔の戦争を題材にした映画なら戦闘シーンはいくらでもありマスが、現代の日本を舞台に戦闘をするとなるとどうしても空想の世界になってしまいマス。まぁ、この作品も空想デスが^^;
でも、全くあり得ないとは言えない設定で見られるので、ワクワクさせられマス。

そして、登場人物の人間模様から生まれる、それぞれの愛・友情・希望の物語。
実は登場する人物のほとんどが、“西崎優二”という一人の男・一人のカメラマンにより、この事件が起こる前から繋がっているのデス。
落合も、佐伯も、有沢も、有沢のアシスタントカメラマンも、有沢の上司である編集長も・・・。
そのコトで西崎は少しずつ凍っていた心が溶かされ、もう一度自分自身や目の前の脅威に立ち向かう勇気を取り戻す。
また、落合は自分の意志で危機的状況に飛び込み、その真実を追求するコトでジャーナリストとしての自分を再起させる。
有沢も事件を通して、西崎の真意を知り、自身の頑なな心を解き放っていく。
全ての人の心がプラスの方向に向かった時に迎える結末・・・。
ワタクシ、個人的には玉木宏はコメディの印象が強くて、マジメな役をやられても笑ってしまうんデスね^^;
なので、微妙に話に入り込めなかったのが悔しいのデスが、もう一度改めて観たらもっと感動出来るかと思いマス。
最期のシーンは素直に感動出来ましたけど☆特にワタシは西崎と佐伯のやりとりが好きデスねぇ(T_T)

しかし、残念なのは、最初から結末が予想出来てしまったコト(-_-)
映像とか、アクションものとしての設定やリアリティは素晴らしいデス。登場人物の設定も面白いデス。
でも、結末が安易過ぎたコトで、魅力が半減してしまったような気が・・・。
それに工作員を撃退するために、西崎や落合も銃撃をするのデスが、民間人・素人の二人がちょっと佐伯に指導されたくらいでは戦力にならないと思うのデスが・・・(-_-)相手は訓練を受けた武装工作員なのに・・・。
その辺でちょっとリアリティを欠いていたコトも残念でした。

ストーリーに関する感想はこんなカンジです。
でも、この作品はキャストが超豪華デス!!(↓敬称略)
大沢たかお、玉木宏、竹内結子、吉田栄作はもちろんのコト、首相の藤達也、内閣危機管理監の袴田吉彦、編集長の石黒賢などなど。
それにけっこ~なチョイ役で、佐伯の同胞・斉藤の大森南朋、西崎の無線を傍受する青年の濱田岳など、ビックリなキャスティングもあり、まさに豪華デス。
雪山の撮影は厳しく、ちょっとした合宿生活のようで楽しみもほとんど無かったので、大沢たかお,玉木宏,吉田栄作は麓の大型ショッピングセンター(←JUSC○)に揃って遊びに行き、プリクラを撮ったりして楽しんでいたそうデス(≧▽≦)苦笑
いやぁ~しかし・・・その中でもやはり大沢氏は素晴らしかったデス☆
西崎は人生に挫折しているので、かなりやさぐれたカンジなんデス。
なので、髪も伸びてボサボサ、無精ヒゲ、生気の無い目で、およそカッコ良くないんデス。
(ワタシ的にオトコは短髪に限るし^^;)
そんな大沢氏を見て、最初は「大沢たかお、老けたなぁ~(--;)」と思いました。
まぁ、実際もう39歳なんだから、当たり前なんデスけど。
でも、最後に事件が解決をみる瞬間、大沢氏は輝いていました☆☆
それに西崎の心の微妙な変化は、大沢氏だからこそ表現出来たのだと思いマス。
やはり魅力的な俳優さんデス!



さてさて、最後に。
ミッドナイト・イーグル。
スケール感をリアルに感じるには劇場で見る方が良いと思いマス。
ただ、ストーリー的にはちょっと面白みに欠ける部分もあるので、その辺も少し考慮して、一度見てみて頂きたいと思いマスm(__)m


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