これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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「劇場で映画観てきたよ~」報告
本日、映画『リアル~完全なる首長竜の日』を見てきました。
カタツムリです@@@
同名小説が原作。
佐藤健・綾瀬はるかのダブル主演。
中谷美紀・オダギリジョー・染谷翔太・堀部圭亮・小泉今日子など、出演。
自殺未遂により1年もの間昏睡状態に陥っている彼女(綾瀬はるか)を目覚めさせるため、恋人(佐藤健)が彼女の意識下に入り込み(センシング)、覚醒を働きかけていくお話。
一応、ジャンルとしてはサスペンス?ミステリー?なんでしょかね??
彼女とコンタクトをとると、二人で暮らしていた薄暗い部屋と、ホラー漫画家である彼女が描いている漫画の世界が出てきて、かなりドヨ~ンとした雰囲気の作品デス。
というか、ずぶ濡れの男の子や悲惨な死に方をした人が実体化して出てきたり、綾瀬はるかが急に怯えて悲鳴をあげたりして、まさにホラーでした(^_^;)
“リング”や“仄暗い水の底から”以来、背筋にくる恐怖感というものを感じました( ゜Д゜)(比較したら“貞子3D”なんてコメディですよ(笑))
未だになぜ首長竜なのかは分かりませんが(たぶん原作にはもっと細かく描写されているのかと思いマスが)(^◇^;)
現実と内世界、意識下と無意識という狭間の世界でのそれぞれの登場人物の立場が複雑に絡み合っていて、でも作りがそこそこ丁寧で最後の最後までネタバレはさせんぞ!みたいな監督の作為みたいなものは感じなかったので、理解しやすい方のミステリーだと思いマス。
雰囲気が“シックス・センス”的な感じがして、佐藤健と綾瀬はるかの立場が逆転するあたりの展開は途中から読めましたが、恋人が昏睡状態になるに至った原因が少年少女時代を過ごした飛古根島でのある出来事だったあたりは、見応えがありました。
何でもアリの意識下の世界が現実に及ぼす奇跡みたいなものが描かれていて、過去と葛藤しながらも前に進むコトの大切さや強く念じるコトが現実世界に及ぼす影響なんかが示されているようでした。
キャストも、佐藤健の根暗っぽい演技と、綾瀬はるかのホワンとした雰囲気が作品の世界観に合ってました。
中谷美紀のポジションだけが最後まで謎を残すような部分があり面白かったデスが、オダギリジョーとか主役級の役者さんが要所要所で出てきて、独特の世界観になってました。
オダギリジョーは若干の方向転換期に入っているのでしょうか。
でも…DVDでも十分楽しめる作品かと思いマス(^_^;)
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