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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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今年も残すところあと一日。
やり残したコトはたくさんありマスし、今日は切羽詰まって大掃除しないといけないワケですが、まったくもってやる気は出ません( ̄∇ ̄)
来年はどうなるコトやら。。。

カタツムリです@@@


そんな中、昨晩映画を見てきました。
『海賊とよばれた男』…やっと…。

百田尚樹氏の同名小説が原作で、『永遠の0』の山崎貴監督と岡田准一が主演という、硬い組み合わせ。
他にも、吉岡秀隆,染谷将太,小林薫,綾瀬はるか,國村隼,鈴木亮平,ピエール瀧,堤真一など、豪華出演陣。

出光興産とその創業者をモデルに、明治・大正・昭和の激動の時代の中、一人の青年の夢から始まった石油取扱業者の国岡商店が、大企業へと成長していく過程を、店主・国岡鐵三とそれを支える従業員たちの熱い人間ドラマを通して描いた作品。

例のごとく、ワタシはまたヴィジュアルから入ったワケですが、想像と違ってたのは、主人公の岡田くんは60歳くらいからのスタートで、青年期・成年期を演じたのは少し。
なので、作品中のほとんどを特殊メイクで過ごしてマス。大河ドラマみたいなカンジですね。
始まりが終戦直後の復興からで、その時には国岡商店は1000人以上の従業員を抱える大企業になっていて、敗戦により石油の輸入がストップしている中、鐵三の信念により、一人の解雇者も出さずに破産の危機を脱出する必要がありました。
その危機をどう切り抜けるかは、鐵三たちが商店を大きくしてきた過程にヒントが隠されており、回想とともに話が進みマス。
そして、石油の卸し以外の仕事も含め何とか食いつないで、ようやく石油の輸入が再開されても、海外メジャーに目を付けられた国岡商店は石油を回してもらえない事態に。
戦前から何かとぶつかってきた海外メジャーに対し、日本人としての誇りを捨てずに、どのように立ち向かっていくのかが大きな主題になりマス。
どんな困難にぶつかっても決して諦めずに前進し、仲間のコトを第一に考える国岡鐵三の経営理念と、鐵三と運命を共にすると決めた従業員たちがどう考え、どう行動していくのかを見る過程は、とても感動しマスし、久しぶりに映画で泣きました。
単なるサクセスストーリーでなくて、成功の裏には尊い犠牲がたくさんあり、仲間を危険にさらしたり失ったりする最も避けたい事態を経験しながら、鐵三はその都度最良と思われる策を苦渋の決断で講じていきマス。
綱渡りの人生ではありましたが、それにより多くの日本人労働者が信念や誇りを捨てずに、誰にもおもねるコト無く、堂々と働くコトが出来た証がこの作品デス。
今やENE○SやC○SM○など、多くの石油取扱業者が軒を連ねる中、唯一海外資本の入っていない業者があるってコトを知ると、自分の身近な生活の中でもものの見方が変わってきマス。
それってスゴいコトなんだって、勉強にもなりマスし、感動もしマス。
岡田くんや他のキャストの演技だけではありません。
これだけの豪華キャストを使いながら、全てのキャストに重要な意味があって、ドラマがあって、ホントに見応えのある作品で、160分あっても全く飽きない作品でした。


この冬、絶対に見て頂きたい作品デス。


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