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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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今日は久しぶりにトモダチと映画を見てきました。

カタツムリです@@@


今回鑑賞したのは、『秘密 THE TOP SECRET』。
同名コミックを映画化したもの。
大友啓史監督、佐藤直紀音楽という、るろ剣コンビ。
生田斗真、岡田将生主演。
栗山千明、松坂桃李、大森南朋、吉川晃司、椎名桔平 他出演。


死者の脳にアクセスして記憶を視覚化し、事件を捜査する科警研・法医第九研究室(通称・第九)。
画期的な捜査方法として、正式な捜査機関として稼動するコトが期待される第九であったが、28人を惨殺した殺人鬼で獄中自殺した貝沼(吉川晃司)の記憶にリンクした捜査官は悉く精神が壊れていき、離職を余儀なくされていた。
その室長である薪(生田斗真)は、同じく貝沼の記憶にアクセスして精神が崩壊してしまった親友の鈴木(松坂桃李)を自分の手で殺めてしまい、立ち直れずにいた。
そして、新しく派遣されてきたプロファイリングのスペシャリストである青木(岡田将生)は、脳科学の大学教授が自分の家族を惨殺した事件で、死刑となった教授の脳にアクセスして、消えた長女・絹子の遺体の遺棄場所を探る任務につく。
教授の記憶の中に見た事件の真相は、長女が一家を惨殺し、その罪を全て父親である教授に被らせていたというものだった。
そんな中、まもなく姿を消していた絹子が発見される。
絹子は記憶喪失を装っているが、事件の真相も第九の握っている情報も全て理解した上で、第九を挑発する。
絹子を逮捕するために、絹子と関係のあった男たちを追っていくと、その男たちが続々と自殺を遂げていく。
そして、その男たちの記憶から共通点を探っていくと、貝沼の存在にたどり着く。
果たして、貝沼と連鎖する殺人・自殺との関連は?
貝沼と絹子の接点はあるのか?
貝沼が殺人に至った動機とは?
そして、薪と鈴木の間に何があったのか?
というお話。


発想は面白くて、捜査の展開に最後まで目が離せませんでした。
(実際あんな捜査が出来たら、どれだけの未解決事件が解決して、どれだけの冤罪が防げるか。)
すでに鑑賞していたトモダチから、謎の多い作品で、最後まですっきりしなかったと聞いていたので、一つ一つの細かな要素も見逃さないようにと思って見て、一緒になって謎解きしてました。
そして、最終的に絹子を追い詰めるコトが出来たワケですが、確かにあまりすっきりしない話でした。
原作がどこまでの広がりをもってるのか知りませんが、あの2時間半だけでは話がまとまりきれてなかったような気がしマス。
まず、鈴木が隠したかった記憶が、そんなに薪にとってショックな記憶だったと思えないんデスよね。
貝沼が連続殺人をするに至ったきっかけが薪だったとしても、犯罪者の心理なんて理解できないものデスし、鈴木が命をかける動機としては薄かったような。
例えば、貝沼の記憶を見ると薪に何らかの催眠がかかるようになってて危険が及ぶとか、何かしら無いと、鈴木が命をかけてまで葬り去ろうとしてた記憶とは思えないんデスよね。
そして、続きがありそうな終わり方にして、謎めいた雰囲気を出したコトで結末がぼかされたのもすっきりしなかった要因かと思いマス。
貝沼の催眠はどこまでの人にかかってるのかと考えれば、まだまだ話が無限に出来そうだし、青木の家族を殺した犯人についてはまだ何も分からなかったデスし。
総じて言うと、消化不良でした。

あと、ジョン(犬)の記憶を再生するのが切なかったデス(>_<)
ホント、むごいコトです。
犬の忠誠心を利用した卑劣なやり方に腹が立ちました!
そして、最後に薪が青木に渡した記憶がまた切なかったデス(T_T)
この世に存在する全てのアニマルたちが、平和で優しい記憶の中にいるコトを祈りマス。


原作を知ってる方は、行間が埋められるので面白いのかと思いマス。
原作を知らずに見たワタシには、ちょっと理解し得ない要素もあって、今後の続編(があれば)に期待したいと思いマス。

あ、ちなみに作品中では犬が直接的に傷つけられるシーンはありません。
でも、死者の脳に電極を装着するのに開頭するので、グロテスクなものが弱い方は気を付けてください。


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