これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
Category :
日記&美術
本日、予告通り、
『大回顧展 モネ~印象派の巨匠、その遺産』
を鑑賞してきました^^¥
雨かんむりオンナのワタクシですが、お天気には恵まれ、朝からいそいそと六本木は国立新美術館まで出かけていきました。
行きは湘○新宿ラインで新宿まで行き、地下鉄で六本木へ。
しかし、多少時間はかかりマスが新幹線より断然安いデスねぇ^^いつもはよく上野の美術館に行くので、上野まで新幹線で行ってしまうのデスが。
2時間20分ほどで無事目的地に到着致しました。
国立新美術館は、東京都知事選でいろいろ騒がれていました、建築家の黒○紀章氏が設計をしたコトで有名な美術館で、今年1月に開館しました。
それだけあって、かなりデカイ上に小奇麗な建物でしたワ(´▽`)
まぁ、あの造りの良さはよく分からなかったデスけど●●●
職場の後輩がGW中に行ったそうなんデスけど、その時はあまりにも混みすぎていて中にすら入れなかったそうデス^^;
その話を聞いていたので、わざわざ平日を狙って、半ば心配しながら行ってきましたが・・・平日だというのにものスゴイ人!ひと!ヒト!!
日本の縮図かのようにいろんな年齢層の方々が一堂に会しておりました(@_@)
そして、目的のモネ展デスが、ワタクシが昼頃到着した時点で入場30分待ち!!
建物内には入れましたが、展示会場までは何百メートルという列が続いておりました。
でも、今回はこの展覧会目当てで来たわけデスので、待ちましたヨ。
まぁ、思えば十数年前、ゴッホ展が横浜美術館で開かれた際は、入場まで約2時間は待って鑑賞したよ~な記憶が・・・あの時はホント尋常じゃない数の人がいて、何キロもの列が続いていました。それを考えれば・・・(ど~でもいい話デスが、その時冬真っ只中で外で並んでいたのデスが、前方に並んでいた子供が半袖短パン姿で美術館の中庭にある池みたいなトコで遊んでましたヨ・・・しかも氷張ってたのに^^;ゲンキデスネ)
しかし、並ぶって、長い時間待つのは仕方がないにしても、人の匂いに酔ってしまうのが一番嫌デスね(-_-)
今回は思った以上にどんどん渋滞は解消され、30分待ちのところを20分くらいで入場できたので良かったデスが、あともう少し長かったらちょっとヤバかったカモ。。。
そんなわけで前振り長くなりましたが・・・本題に入りたいと思いマス。
(“単刀直入”とはワタクシの永遠のテーマですね 苦笑)
今回の展覧会も“順路ナシ”。
(『ダリ回顧展』もそうでしたが、“回顧展”なるものは順路ナシなのか・・・???)
つまりは、自分の好きなように回って鑑賞できるわけデス・・・あ、言ってるそばからまた脱線デスが、展示されている絵を一つ残らず満遍なく鑑賞しながら、美術館内を自由に巡り出口まで行くって、遂行機能の訓練になりそうデスね^^♪
かなり難しいと思うけど 苦笑
ま、そんなコトを思いながら先へ進みマスが・・・
モネといえば、“睡蓮”はあまりにも有名!!
題名を聞いても分からないという方も、モノを見れば「見たコトある!」と思うハズ。
そういうワタシも“モノを見れば「見たコトある!」と思う派”デス 苦笑
今までモネは特に興味はなかったのデス。
あの乳白色でぼかされたカンジの作風(印象派?)が、どうしてもスキになれなくて^^;
でも画家って、やっぱ画家なんデスよねぇ。←^^;
絵の達人というか、技法が一つじゃない。
(と言っても、ワタシは前にも申し上げましたが、美術史は全く分かりないのデスが。)
その時の画家自身の精神状態とか、モチーフの特徴とかによって、いろんな技法で描き分けられるんデスよね。
だから、画家個人の作品展って、その画家の知られざる一面とかが見られるので見に行きたくなるんデス。
今回、モネの絵だけで97作品は展示されていました。
モネの絵は近場でじっくり筆遣いを見るというよりは、遠目で作品の雰囲気を見る方が良い気がするのデスが、やはりそういうぼかしたカンジの絵は多かったデス。
中でも特に良いなと感じたのは、“かささぎ”“積みわら”“セーヌ川の朝、霧”、そしてやはり“睡蓮”!
どれも大きめのキャンバス(横径1m近い)に描かれていて、遠めに見るとそのデッサンの精巧さに驚かされマス(@_@;)
それに面白いコトに、モネは同じ風景を時間や構図を変えて何度も描いてるんデスね。その個々の微妙な違いがやはり細かく描かれていて、作品自体の印象はぼけているのに、輪郭や構図ははっきりしていて、圧巻でした。
それから、“ルエルの眺め”という、写真のような細かな表現の作品もあり、これも気に入りました。やっぱ、ワタシは写実主義的な作品がスキみたいデス^^;
いろんな画家の作品展を見に行きましたが、どの画家も晩年の作品は荒々しいタッチになったり、原色に近い強い色遣いになったりする気がするのデスが、モネもやはりそうでした。と言っても、モネは晩年の作品の中にもそれまでと変わらない優しいタッチのモノもありましたが。
“しだれ柳”“モネの家”など、「これもモネの作品!?」と思うほどのものがありました。
やっぱ老化してくると洞察力や感性も落ちてくるんデスかね^^;?けっこ~、芸術家は精神を病みやすい印象がありマスが、晩年になってくれば自分自身も身体的・精神的に(能力が)減退してくるし、配偶者や友人などとの死別もあり、不安定になるのでしょ~。それが作品にも投影されるのかもしれないデスね。
(だから心理検査で絵を描かせたりするわけデスしね。ロールシャッハとか。)
というわけで、とても楽しい展覧会でした^^¥
7月2日まで公開中。
ぜひ平日に鑑賞するコトをオススメしマス☆☆☆
あ、そうそう。
9月にはフェルメールの絵を含む、オランダのアムステルダム国立美術館展が来るそうデス!!
フェルメールは好きデスねぇ(´▽`)♪
残念ながら“真珠の耳飾の少女”は来ないみたいデスけど。
モネ展鑑賞後、ちょっと六本木をブラブラ。。。
しかし、六本木は3月に東京ミッドタウンが出来たコトで、またにぎやかになっておりました・・・っていうか、あまりにも行列とかありすぎて、逆に不便でしたけどね^^;
しかも“六本木アート・トライアングル”なるものがあって、ヒルズにある“森美術館”,ミッドタウンにある“サントリー美術館”,そして、国立新美術館の3つでトライアングルになっているそうデス。
森美術館には以前に行ったコトがあるので、これでトライアングルのうち2つは制覇しました!!
ミッドタウンは、ヒルズほどデカイ印象はありませんでしたが、中身はあまり変わらないカンジがしました。
ミッドタウンの方がアート色が強かった気はしマスが。
その後、新宿へ戻りヒョコヒョコその辺を回って、高速バスで帰りました。
いやぁ、新幹線の片道料金以下で往復できました^^☆
ってなわけで、一日終了。
明日は公休頂いてマスが、あさってからまた日常に戻りマス(;_;)
ま、でもだいぶ充電は出来たので、今後もまた頑張りたいと思いマス。
(追記)
そうそう、暇偉人さん。
(お久しぶりデス。)
確かにワタシは田舎モンかもしれませぬが、あんなだだっ広い上に人がゴチャゴチャ居る、いかにも使いづらそ~なカンジのトコで、よく仕事が出来るもんデスね( ̄m ̄)プスッ
『大回顧展 モネ~印象派の巨匠、その遺産』
を鑑賞してきました^^¥
雨かんむりオンナのワタクシですが、お天気には恵まれ、朝からいそいそと六本木は国立新美術館まで出かけていきました。
行きは湘○新宿ラインで新宿まで行き、地下鉄で六本木へ。
しかし、多少時間はかかりマスが新幹線より断然安いデスねぇ^^いつもはよく上野の美術館に行くので、上野まで新幹線で行ってしまうのデスが。
2時間20分ほどで無事目的地に到着致しました。
国立新美術館は、東京都知事選でいろいろ騒がれていました、建築家の黒○紀章氏が設計をしたコトで有名な美術館で、今年1月に開館しました。
それだけあって、かなりデカイ上に小奇麗な建物でしたワ(´▽`)
まぁ、あの造りの良さはよく分からなかったデスけど●●●
職場の後輩がGW中に行ったそうなんデスけど、その時はあまりにも混みすぎていて中にすら入れなかったそうデス^^;
その話を聞いていたので、わざわざ平日を狙って、半ば心配しながら行ってきましたが・・・平日だというのにものスゴイ人!ひと!ヒト!!
日本の縮図かのようにいろんな年齢層の方々が一堂に会しておりました(@_@)
そして、目的のモネ展デスが、ワタクシが昼頃到着した時点で入場30分待ち!!
建物内には入れましたが、展示会場までは何百メートルという列が続いておりました。
でも、今回はこの展覧会目当てで来たわけデスので、待ちましたヨ。
まぁ、思えば十数年前、ゴッホ展が横浜美術館で開かれた際は、入場まで約2時間は待って鑑賞したよ~な記憶が・・・あの時はホント尋常じゃない数の人がいて、何キロもの列が続いていました。それを考えれば・・・(ど~でもいい話デスが、その時冬真っ只中で外で並んでいたのデスが、前方に並んでいた子供が半袖短パン姿で美術館の中庭にある池みたいなトコで遊んでましたヨ・・・しかも氷張ってたのに^^;ゲンキデスネ)
しかし、並ぶって、長い時間待つのは仕方がないにしても、人の匂いに酔ってしまうのが一番嫌デスね(-_-)
今回は思った以上にどんどん渋滞は解消され、30分待ちのところを20分くらいで入場できたので良かったデスが、あともう少し長かったらちょっとヤバかったカモ。。。
そんなわけで前振り長くなりましたが・・・本題に入りたいと思いマス。
(“単刀直入”とはワタクシの永遠のテーマですね 苦笑)
今回の展覧会も“順路ナシ”。
(『ダリ回顧展』もそうでしたが、“回顧展”なるものは順路ナシなのか・・・???)
つまりは、自分の好きなように回って鑑賞できるわけデス・・・あ、言ってるそばからまた脱線デスが、展示されている絵を一つ残らず満遍なく鑑賞しながら、美術館内を自由に巡り出口まで行くって、遂行機能の訓練になりそうデスね^^♪
かなり難しいと思うけど 苦笑
ま、そんなコトを思いながら先へ進みマスが・・・
モネといえば、“睡蓮”はあまりにも有名!!
題名を聞いても分からないという方も、モノを見れば「見たコトある!」と思うハズ。
そういうワタシも“モノを見れば「見たコトある!」と思う派”デス 苦笑
今までモネは特に興味はなかったのデス。
あの乳白色でぼかされたカンジの作風(印象派?)が、どうしてもスキになれなくて^^;
でも画家って、やっぱ画家なんデスよねぇ。←^^;
絵の達人というか、技法が一つじゃない。
(と言っても、ワタシは前にも申し上げましたが、美術史は全く分かりないのデスが。)
その時の画家自身の精神状態とか、モチーフの特徴とかによって、いろんな技法で描き分けられるんデスよね。
だから、画家個人の作品展って、その画家の知られざる一面とかが見られるので見に行きたくなるんデス。
今回、モネの絵だけで97作品は展示されていました。
モネの絵は近場でじっくり筆遣いを見るというよりは、遠目で作品の雰囲気を見る方が良い気がするのデスが、やはりそういうぼかしたカンジの絵は多かったデス。
中でも特に良いなと感じたのは、“かささぎ”“積みわら”“セーヌ川の朝、霧”、そしてやはり“睡蓮”!
どれも大きめのキャンバス(横径1m近い)に描かれていて、遠めに見るとそのデッサンの精巧さに驚かされマス(@_@;)
それに面白いコトに、モネは同じ風景を時間や構図を変えて何度も描いてるんデスね。その個々の微妙な違いがやはり細かく描かれていて、作品自体の印象はぼけているのに、輪郭や構図ははっきりしていて、圧巻でした。
それから、“ルエルの眺め”という、写真のような細かな表現の作品もあり、これも気に入りました。やっぱ、ワタシは写実主義的な作品がスキみたいデス^^;
いろんな画家の作品展を見に行きましたが、どの画家も晩年の作品は荒々しいタッチになったり、原色に近い強い色遣いになったりする気がするのデスが、モネもやはりそうでした。と言っても、モネは晩年の作品の中にもそれまでと変わらない優しいタッチのモノもありましたが。
“しだれ柳”“モネの家”など、「これもモネの作品!?」と思うほどのものがありました。
やっぱ老化してくると洞察力や感性も落ちてくるんデスかね^^;?けっこ~、芸術家は精神を病みやすい印象がありマスが、晩年になってくれば自分自身も身体的・精神的に(能力が)減退してくるし、配偶者や友人などとの死別もあり、不安定になるのでしょ~。それが作品にも投影されるのかもしれないデスね。
(だから心理検査で絵を描かせたりするわけデスしね。ロールシャッハとか。)
というわけで、とても楽しい展覧会でした^^¥
7月2日まで公開中。
ぜひ平日に鑑賞するコトをオススメしマス☆☆☆
あ、そうそう。
9月にはフェルメールの絵を含む、オランダのアムステルダム国立美術館展が来るそうデス!!
フェルメールは好きデスねぇ(´▽`)♪
残念ながら“真珠の耳飾の少女”は来ないみたいデスけど。
モネ展鑑賞後、ちょっと六本木をブラブラ。。。
しかし、六本木は3月に東京ミッドタウンが出来たコトで、またにぎやかになっておりました・・・っていうか、あまりにも行列とかありすぎて、逆に不便でしたけどね^^;
しかも“六本木アート・トライアングル”なるものがあって、ヒルズにある“森美術館”,ミッドタウンにある“サントリー美術館”,そして、国立新美術館の3つでトライアングルになっているそうデス。
森美術館には以前に行ったコトがあるので、これでトライアングルのうち2つは制覇しました!!
ミッドタウンは、ヒルズほどデカイ印象はありませんでしたが、中身はあまり変わらないカンジがしました。
ミッドタウンの方がアート色が強かった気はしマスが。
その後、新宿へ戻りヒョコヒョコその辺を回って、高速バスで帰りました。
いやぁ、新幹線の片道料金以下で往復できました^^☆
ってなわけで、一日終了。
明日は公休頂いてマスが、あさってからまた日常に戻りマス(;_;)
ま、でもだいぶ充電は出来たので、今後もまた頑張りたいと思いマス。
(追記)
そうそう、暇偉人さん。
(お久しぶりデス。)
確かにワタシは田舎モンかもしれませぬが、あんなだだっ広い上に人がゴチャゴチャ居る、いかにも使いづらそ~なカンジのトコで、よく仕事が出来るもんデスね( ̄m ̄)プスッ
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フフフ、それをヒガミと言うのだよ
人がゴチャゴチャって言っても、あくまでそれは外の話だから。オフィス内は別よ~。
まぁでも、観光スポットとオフィスを同居させる意味がよく分からんよね。
オフィスがあれば、安定して人が出入りするから活気があるよう見えるのかも。
そう考えると俺はサクラだな。
まぁでも、観光スポットとオフィスを同居させる意味がよく分からんよね。
オフィスがあれば、安定して人が出入りするから活気があるよう見えるのかも。
そう考えると俺はサクラだな。