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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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白黒映画と言えば・・・

“意外と面白い”
“中身が濃い”
“設定が現代のモノにナイ”
“役者のイメージの先入観で見ずに済む”


というのが、本日鑑賞した映画の感想。
なかなか白黒映画だというだけで、「ど~せ古くて面白くない」とか、そういう先入観が先立ってしまうので、見る機会は少ないのデスが。。。
今日はたまたま放送されていた『怒れる十二人の男』という映画を、見始めたら止められなくて最後まで見てしまいました。
1957年の作品で、内容は17歳の少年の父親殺害事件の審判を下すために、審議に集められた12人の男たちの議論を描いたものデス。
約1時間40分の間、ず~っと会議室で議論をしているだけなんデス。(ちょっとトイレにも立つけど^^;)
しかも、現場検証みたいなコトまでして、それでも少年が犯行を犯すイメージシーンの一つもなく、ただただ男たちが推測を巡らしては有罪/無罪で論争するんデス(-_-)
人の命が係っているというのに、感情や先入観で答えを出すヤツとか、予定があるから早く終わりにしたいヤツとか、ろくでもないヤツが集まっていて、最後には無罪で評決するんデスけど、論争の末に廃人になっちゃうヤツまでいるんデス^^;苦笑

結末は????これでいいの?ってカンジなんデスけど、その穴だらけだけど激しい論争を見ていると、“意外と面白い”。そして、意外と“中身が濃い”。きっと当時の裁判なんてあんなもんだったんでしょね(´▽`)冤罪とか多そうッスね。。。
それに役者を全く知らないので、“変な先入観で見ないで済む”。
更に登場人物に名前がなく、みんな番号なんデス。これって、“現代の映画ではほとんど考えられない設定”デスよね。

以前にスピルバーグ監督が初監督をした『激突』という映画を見ましたが、あれも初めて見た時は衝撃的でした。(ま、これは白黒ではありませんが^^;)
一人のサラリーマンがたまたま無理な追越を掛けたトラック運転手に執拗に追いかけられるというモノで、結局最後まで何でそこまでトラックドライバーは追いかけたかったのか分からなかったし、結局追いかけられる男もトラックドライバーも名前が無いんデスよね^^;

昔の映画にも今の映画に無い面白みがあり、映画って世代を超えて楽しめるモノなんだと、改めて思いました。
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