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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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久しぶりのカキコと毎度ながら始めに申し上げて。

カタツムリです@@@


映画『見えない目撃者』を見てきました。
元は韓国映画の『ブラインド』で、中国でのリメイクを経て、日本でリメイク。
吉岡里帆主演。


夜遊びをしていた高校生の弟を迎えに行き、前方不注意で事故を起こして、弟の命と自身の視力を失った元警察官の女性が、不審な車の中から若い女性が助けを求める声がするのを聞き、警察に通報。
いくら主張しても警察が真剣に動こうとしない中、事件性を確信していた目撃者の女性は、もう一人の目撃者である男子高校生とともに誘拐されたと思われる女性を探す。
そして、恐るべき猟奇殺人鬼に近づいていくコトになる。


とにかくスリル満点で、目撃からエンディングまで犯人を追い詰めていく過程が面白くて、まったく目が離せないくらい引き込まれました。
見終わった直後、犯人が分かっててもまたもう一度見たいと思えるくらいでした(^^)
それだけに殺人の描写がかなり残酷で、入り込んで見ていたら久しぶりに目を覆いたくなるような恐怖感があり、エンドロールに流れる曲の不穏なイントロまで恐怖感をあおってくれました(^_^;)
吉岡里帆の見えない演技も、視覚以外の感覚を駆使したスリリングな推理とアクションもうまかったので、完璧フィクションなんだけど、そのフィクションの世界観を陳腐に感じさせなかったと思いマス。
また、盲導犬のパルが可愛かったのデスが、犯人に襲われても無事で良かったデス☆


ぜひ一度見てみて頂きたい作品デス。
韓国版の『ブラインド』はワタシの大好きなキム・ハヌルが主演のようなので、それも気になりマス!
韓国はこの手の猟奇的殺人サスペンスが上手デスね。


【追記】
この作品のPR活動期間に体調不良となられた松田美由紀さんの一日も早いご回復をお祈りしマス。
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カタツムリです@@@


今日は映画『アルキメデスの大戦』を見てきました。


『永遠の0』の山崎貴監督・脚本・VFX。
菅田将暉主演。
柄本佑、舘ひろし、田中泯、浜辺美波、笑福亭鶴瓶、橋爪功など豪華キャスト出演。

1933年。欧米と対立し、軍拡路線を歩む日本。
海軍省では、新型戦艦建造計画会議が行われ、巨大戦艦建造推進派と航空母艦建造推進派に意見が割れていた。
空母推進派の山本五十六らは、戦艦推進派の提示した予算があまりにも少なすぎるため、案を通すための不正が行われていると考えていた。
そこで山本らは天才数学者の櫂に新型戦艦の建造費の再計算を依頼する。
軍嫌いの櫂はすぐには承諾しないが、自国が戦争へと傾いていくコトを危惧し、自身の数学力で日本の分岐点を良い方向へ変えるコトを決意する。
軍規や戦艦推進派の妨害工作に阻まれながら、メジャーと算盤と鉛筆で地道に巨大戦艦の全貌を捉えていく櫂。
果たして、櫂は新型巨大戦艦の建造費を算出できるのか。そして、日本の命運は。というお話。


櫂は数学だけを信じ、数字を通して物事を判断する変わり者だけど、再計算計画を通して様々な人の力を借りる中で人間味や正義も垣間見れる魅力的なキャラクターでした。
その人間模様はもちろんデスが、数学者として難しい数学用語も計算も早口でサラッと説明し、滑らかに数式を書き込む立ち居ふるまいなど、菅田将暉が好演していました。
戦艦の全貌を明らかにしていく過程はどんどん興味を引き付けられて、難しい数式とかいっぱい出てきてチンプンカンプンなんデスけど、全く退屈しなかったデスし、決定会議のシーンは爽快でした☆
でも冒頭のシーンから決定会議までの間に、期待を裏切る結末に向けたいくつもの仕掛けがあって、当たり前だけど釈然としない気分で終わりました。
それが史実なので仕方ないデスし、最初から分かってしまうのデスが。
何より今まで正しいと思っていた側と間違ってると思っていた側が逆転してしまうというか、逆転したとしてもそれが正義なのかと疑問が残ってしまうカンジで、考えさせられました。

夏になるといろんな戦争をテーマにした映画を見マスが、つくづく思うのは戦争によって犠牲になるのはいつも国民。
当時の政府に、戦争によってどれだけの人命が失われるか算出する計算式が備わってれば良かったのに…。


完全フィクションですが、日本の平和を守ろうとした人々の切なる願いがこもった新しい切り口の作品でした。

久しぶりの書き込み。


カタツムリです@@@



映画『ザ・ファブル』を見てきました。

同名漫画が原作。
岡田准一主演。
木村文乃、山本美月、佐藤浩市、柳楽優弥、向井理、福士蒼汰など他豪華キャスト。


殺し屋として育てられた男・ファブルが、ボスの命令で一年間休業し、庶民の世界で生活するコトになる。
休業中は決して人を殺さないという名の下、いかにプロとして"普通"に過ごせるか葛藤しながら、初めて真っ当なお仕事をし、庶民の人々と交流をしていく。
そんな中出会った女の子・ミサキが暴力団の内紛に巻き込まれてしまう。
果たして、ファブルは人を殺さずにミサキを助けられるのかというお話。


コメディ性が高いのに、殺しの描写はかなりグロテスク。
はっきり言って、グロい作品に弱いという方は決して見られません。

佐藤明のキャラクターも面白いし、話自体も原作を知らないので何の先入観もなく非常に楽しめました(^^)

何より、コメディもアクションも自然にこなせてしまう岡田くんの演技力がスゴい☆
エンドロールを見ていて"ファイトコレオグラファー"って何だろう?と思いましたが、つまりは"殺陣の振付師"という意味とのコトで、いよいよ岡田くんも役者の枠を超えてきたってコトなんデスね!
とにかくアクションシーンは力が入っているし、宣伝にもあった壁登り(?渡り?)は一瞬すぎて驚きだし、全体的にスピード感もあって全然飽きません。


とにかく気軽に見られるエンターテイメント作品。
劇場でも程よく笑えるコメディなので、非常に楽しめました。


最近、群馬が映画のロケ地としてよく登場していマスが、あのごみ収集場は高崎市内の廃工場らしいデス☆



お久しぶりデス。
カタツムリです@@@


今回は映画『サムライマラソン』を見てきました。

原作は"幕末まらそん侍"。
佐藤健主演。
長谷川博己、森山未來、小松菜奈、染谷将太、竹中直人、豊川悦司、ほか出演。


浦賀にペリーが来航。
開国を迫られていた日本。
上野国・安中藩藩主の板倉は、開国をすればアメリカに侵略されると危惧していた。
そこで国と藩を守るため、自らの配下を鍛練する目的で遠足(とおあし)を計画・実行し、報奨として勝者の願いを何でも叶えると約束。
隠密として、藩に不穏な動きがあれば直ちに幕府に知らせるよう代々申し渡されていた甚内はそうとは知らず、謀反の動きがあると知らせてしまい、気づいた時には取り返しがつかなくなっていた。
そして、板倉のとり潰しを狙っていた幕府は刺客を安中に送り込む。
遠足の結果は…そして、安中の運命は…。

日本のマラソン発祥の地とされる安中。
現在でも実際に毎年開催されている"安政遠足侍マラソン"の原点。
ただのコメディなのかと思っていたら、意外にマラソンの描写もところどころ生々しい現実が描かれていたり、戦闘シーンはグロテスクで残忍な描写が苦手な方は見れないカモしれません(^_^;)
群馬にマラソンの原点があったとは知りませんでしたし、これを見たら走るモチベーションに繋がるかと思いましたが、思ってたよりマラソン要素は少なくて戦の生々しさが先立っていたので、ちょっと違いました(笑)


映画『七つの会議』を見てきました。

カタツムリです@@@

池井戸潤の同名小説を映画化。
野村萬斎主演。
及川光博、香川照之、片岡愛之助、鹿賀丈史、橋爪功、北大路欣也ほか、豪華キャスト出演。


中堅電機メーカーの東京建電は大手電機メーカーのゼノックスの傘下にあり、ゼノックスからの無理難題により従業員たちは常に厳しいノルマを強いられ、休日も返上して働いていた。
定例会議では営業第二課は万年ノルマ未達で、そのたびに副社長から罵声を浴びせられる。一方、営業第一課はノルマを順調に達成し続けていた。
そんな第一課には定例会議で大いびきをかいて居眠りをし、普段もほとんど仕事をせず定時に上がるぐうたら社員の八角がいた。ある時、第一課の課長の坂戸は八角の勤務態度にしびれを切らし、八角を罵倒する。そのコトにより坂戸は八角からパワハラで訴えられ、左遷されてしまう。
そして、その頃から八角の行動や身辺を探ろうとした社員が次々と左遷されるようになる。
八角は一体何をしているのか。左遷された者たちはどんな真実を知ってしまったのか。
というお話。

現代社会のブラックな部分の描写はリアル。
中小企業だけでなく、大企業と呼ばれるところでも実際はこんなにもブラックなコトをやってるのかと思うと、自分のところだけでなくみんな大変なんだなと痛感させられマス。
休みもなかなか取らせてもらえず、病気でも仕事に向かわなければならないと思ってる現代人は多いってコトでしょう。
そして、みんなノルマに悩み苦しみ、その果てにどうなっていくのかという企業人たちの心理が丁寧に描かれていて、なぜ不正な行い(偽装と隠蔽)が繰り返されるのか、なぜ犯罪が無くならないのかを思い知らされマス。

主人公を演じた野村萬斎をはじめ、キャストは超豪華!
ほとんどが知名度の高いベテラン俳優さんばかりで、演技が非常に面白いデス☆
池井戸作品は初見で、かの有名な半沢直樹も見ていませんでしたので、当然福澤克雄監督の作品は初めてでしたが、社会風刺は非常に巧妙で効果的だと思いました。
しかし、この作品は何となくスッキリ終わってなくて、ちょっと後味が悪かったデス。
七つの会議の"七つ"も映画を見ただけでは分からなくて、パンフレットで原作者の意図を読みました。ネット上では会議が七つあるか数えてる方もいらっしゃるようデスが、そういうコトではないみたいデスね。



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