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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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久々にいつも行く映画館の入っているモールでお買い物しようと思って来たら、けっこ~何店舗も店じまいしていて、ビックリ(@_@)
大丈夫なのか?
頼むからつぶれないでおくれ…( -_-)


カタツムリです@@@


本日、映画『アルゴ』を見てきました。
ベン・アフレック主演・監督。
ジョージ・クルーニー他が映画化するために脚本を練っていたところ、ベン・アフレックが監督を申し出たとか。
ストーリーは実話を基にしたもので、カーター政権の時に実際に起こり、クリントン政権で機密扱いが解除されたという、CIAに語り継がれる作戦。

1978年、イラン。
独裁者であった国王・パーレビの圧政に耐えかねてイラン革命が勃発。
パーレビは末期癌を患った状態で国外退去を余儀なくされ、アメリカに亡命。
そのコトをきっかけに、イラン国民はアメリカに対してパーレビの引き渡しを要求。
民衆は暴動を起こし、過激派によりイランのアメリカ大使館は襲撃を受け、52人もの米大使館職員および米一般人が人質となる(1979年11月4日、在イラン米国大使館占拠事件)。
しかし、その際6名のアメリカ大使館職員が大使館から逃げ出し、カナダ大使の私邸に潜伏していた。
大使館内の書類はほぼシュレッダーや焼却炉にかけて処分したが、イラン過激派はシュレッダーにかけた書類を子供を使って修復させていた。
6名の存在が判明して拘束されれば、間違いなく公開処刑される。
米政府は6名の身柄を本国に移すために救出作戦を練るがどれも机上の空論だった。
そこで、人質奪還のプロであるCIAエージェントのメンデス(ベン・アフレック)が作戦の指揮をとるコトになる。
メンデスが提案した作戦は、偽映画を企画し、6名をロケハンに来たカナダの映画クルーに装い、出国させるというもの。
メンデスは中東の景色を舞台としたSF映画『アルゴ』を脚本として選択し、知人の特殊メイクアーティストや監督を巻き込み、架空の映画制作事務所を立ち上げ、絵コンテの作成をしたり、マスコミも巻き込んで制作発表をする。
そして、裏では架空のクルーの身分証偽造と、それぞれの人物データを設定。
そして現地に飛び、空港を占拠している200を超えるイラン過激派の目を欺き、6名を国外に逃がす、滑稽にして無謀な作戦が始まる。
というお話。

作戦が成功し、6名を乗せた飛行機が離陸した時、自然とちょっと感動しましたね。
メンデスがいち夫,いち父として、家族の元へ帰ったところでも、いろんな意味で安堵感を覚えました。
滑稽な作戦で、偽映画の制作の段取りをしている過程はコメディっぽい要素もあるんデス。
でも実際は大真面目で、1ミリでもミスをすれば必ず首が飛ぶ状況なので、時々出てくるその現実が緊迫感をもたらし、滑稽な作戦に現実味を帯びさせてくれてました。
(特にクレーンで人を吊っている画は衝撃的でした。)
なので、2転も3転もする状況をくぐり抜けて、何とかギリギリ脱出できた瞬間は素直にホッとしましたね。
脱出した後も、ちょっと変な間があって、また何か起こるんじゃないかとヒヤヒヤしながら見てましたね。
やっぱ実話を基にしたお話は、結末は分かっていてもリアルに恐怖感を覚えマスね。
特にベン・アフレックはリアリティにこだわっていて、メンデスはCIAエージェントなので顔は当然公表されてないのデスが、他の登場人物(6名の職員、カナダ大使夫妻)は、当時“カナダの協力により、見事生還した英雄”として報じられたので、実在の人物に似た風貌のキャストが当てられ、更にイランの事件当時の様子やクレーンで人を吊っているところなんかは、実際の映像にならって作られているようデス。
なので、余計怖かったデスね…人間より怖いものはない。

ただ残念ながら、途中ちょっと飽きまして…見る側としては救出作戦を実行しているところが見たいので、その段取りをしている段階は少し間延びした感がありました。
また、これはワタシの偏見カモしれませんが、作戦開始当初のあの6名はワタシには英雄とは思えませんでした。
6名は大使館職員としての任務で赴任していたところで事件に巻き込まれワケですが、52人の他の人質は444日もの間、監禁状態で、時々目隠しをされた状態で空砲を撃たれるなど極度の緊張状態にさらされてたのデス。
なのに6名は軟禁状態で知らないとはいえ、カナダ大使に手厚くかくまわれ、酒を飲みまともな料理を食べて生活し、命懸けで助けに来たメンデスの作戦を一度蹴っているワケです。
そりゃ、こちらが想像も出来ないくらい緊迫しているし、結末は分からないワケですから、怖いとは思いマス。
でも滑稽とも思える作戦でも実行しなければどの道助からないし、一応祖国の助け船として来たワケですから、他の人質のコトを思えば……と思ってしまったワタシは心が狭いと思いマス( -_-)


というワケで、リアルな人間の残忍さや目を覆いたくなるような恐怖に向き合える方は見てみてください。
実話ベースのお話なので、考えさせられる部分もありマス。
今、平和に暮らしているこの瞬間にも、恐怖や緊張が支配している暮らしを余儀なくされている場所はあり、知っていなくてはいけない事実なんデス。
いろんな考え方の人がいるので、決して理解できない部分もあるんデス。
そんなコトを思いました。




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