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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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急遽トモダチと映画を見てきました。
しかし、休日の夕方でも子連れ家族は多く、大混雑。
恐るべし、妖怪ウォッチ…(-_-#)

カタツムリです@@@


本日、鑑賞してきたのは『インターステラー』。
クリストファー・ノーラン監督。
マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ出演。
周りの映画通に勧められて見に行ってみました。

荒廃した地球。
水は干上がり、土地は痩せ、砂嵐が吹き荒れ、もはや食料の確保もままならなくなってきている世界。
元パイロットのクーパー(マシュー・マコノヒー)は、宇宙事業に予算は割けないという理由でパイロットの職を失い、義父・息子・娘の3人と共に、農夫としてトウモロコシを育てながら、生計を立てていた。
ある日、娘・マーフの部屋の本棚の本がポルターガイストのように戻しては落とされる現象が多発。
マーフはそれが何者か(幽霊)によって意図的に落とされていると感じ、そのメッセージを読み取ろうとするも分からない。
そんな折、砂嵐が吹き荒れ、窓を開け放しにしていたマーフの部屋の床に奇妙な形の砂山が残る。
それを検証した結果、それはバイナリ信号であると分かり、クーパーはその信号が示す場所へと導かれる。
そこは、廃止されたと思われていたNASAの極秘施設。
NASAは極秘に人類が移住可能な星を見つけて移住させる人類保管計画(ラザロ計画)を考えていて、先発の優秀な科学者をすでに3名送り込んでいた。
クーパーは先発の3名が見つけた星から送っている信号をもとに、彼らを回収し、帰還する任務を提案される。
しかし、この計画の実現可能性は完璧ではなく、第二のプランとして移住可能な星での人工受精による人類の種の保存も提案される。その場合、今地球上で生きている人類は見殺しになる。
計画を聞いてクーパーは迷うが、家族を守るためもう一度パイロットに戻るコトを決意する。
父が無事に帰ってくるかも分からない、帰ってきても自分は生きて父と会えないかもしれない。幼いマーフは今この状況で父の存在を失うコトに耐えられず、仲たがいをする形で父を送り出してしまう。
そして、クーパーはほかの飛行士たちとともに宇宙へと飛び立つ。
果たして、地球の人類は救われるのか。

とにかく内容は科学的な事象と専門用語による説明に溢れていて、設定についていくのがやっと。
四次元の時間軸を理解するのも分かんなくなっていくのデスが、そこに五次元が登場してくるのでこんがらがりマス(笑)
母艦と宇宙でドッキングするまでは若干退屈なのデスが、母艦に乗り込んでからは目が離せなくなりマス。っていうか、離すと話についていけない(^_^;)
でもとりあえず、世界観は大まかにつかんでいられれば、最後に明かされる秘密は理解できて、十分に驚かされマス。
難しいんデスけど、ストーリー構成が緻密で、実は伏線が張り巡らされていて、その謎が解かれていく様を見ているだけでも面白いデス。

ワタシはSFものはあまり面白いと思えるものに出会えていなくて、CMだと「地球を救うために父は宇宙へ。そして、娘は地球でそれを見守る。」みたいな感じだったので、いわゆる“アルマゲドン”的な感じかと思っていたのデスが、そういうものとは違っていました。
父親はひとりで奮闘して、家族からの信頼も失っていって孤独になるように見えるのデスが、最終的には父と娘の絆が地球の危機を救う道を拓くのが、ホント感動的でした。
“愛は科学的根拠を越える力になる”と劇中で飛行士のアメリア(アン・ハサウェイ)が言っているのデスが、それがクーパーとマーフの親子や、アメリアとその恋人や父親などの行く末に反映される言葉になっていて、科学的に説明のつかない現象の存在、希望や奇跡を信じさせてくれる内容になっていマス。

アン・ハサウェイは“レ・ミゼラブル”の時の演技を見ていましたが、今回マシュー・マコノヒーの演技は初見だったと思いマス。
たしか今年のアカデミー賞で主演男優賞を獲得された方だったと思いマスが、表情の演技が素晴らしくて、父親としての顔とパイロットとしての顔とがまったく異なるんデスね。
パイロットとしての表情ひとつとっても、冒頭で偵察機を追いかけている時やブラックホールに飛び込む時の好奇心のある顔と、飛行士として冷静な判断を求められている時の顔とが性格が異なっていマス。
また、父親として子を思う表情や最後にマーフに助けを求める時の顔はとても人間臭い顔をしていて、感情がよく伝わってきマス。
“ダラスバイヤーズクラブ”も見てみたくなりました。

映像美はこのご時世間違いありませんでした。
しかし、あの宇宙の無機質な空間を単純な音階のメロディや、時に無音で表現していて、それがパイロットの孤独や気持ちの躍動をうまく演出していたように思いマス。

というワケで、SFや話題作に抵抗がある方でも一度は見てみてもいい作品カモしれません。
何度か見て、新しい理解が生まれるような作品かと思いマス。
また見てみたいと思いマス。


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