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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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最近、何だか全身倦怠感があって、それと同時に気力も落ちていて、以前のようにアクティブに動くコトが出来ません。
ごはんがあんまり美味しく感じず、麺類が食べたくなる。
好きなスイーツもあんまり食べたくない。
…これは夏バテってヤツですか(^_^;)?
今まで経験したコトのない状態で、にわかに認めたくないところはあるのデスが(笑)
でも最近の症状と、ストレスフルな状況を考えると、そうなのカモしれません。


カタツムリです@@@


というワケで、ようやく見に行ってこられました!
映画『64 後編』。
4月に同僚さんのご厚意で前編の試写を見に行き、たいへん感動したので、後編の公開をずっと待ち望んでいました。
でも、人の記憶は薄れゆくもので、やはり少しでも早く後編を見たかったデスね。

昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件。通称“ロクヨン”。
その事件の時効を1年後に控えた平成14年に、ロクヨンと手口が酷似した女子高生誘拐事件が発生。
捜査課は秘密裏に捜査を進め、広報室に明確な情報は何一つ渡そうとしない。
マスコミとの報道協定が崩壊状態で進行する中、三上は広報官としての職域を越え、捜査指揮車に乗り込み、事件を追っていく。
果たして、誘拐は模倣犯か。少女の狂言か。
はたまた、県警を本庁に牛耳られないための捜査課刑事のでっち上げか。
それとも…
そして、ロクヨンの真相は?

現在の誘拐事件は、少女の狂言や刑事のでっち上げではないかとダミーピースを撒いてるんデスけど、明らかに何かが進行してる雰囲気なのでどんどん先が気になって、前編を見てから時間が経っていましたが一気に64の世界に引き戻されました。
初めはお決まりの広報室へのいじめのような情報戦が繰り広げられ、もどかしい思いをさせられたかと思うと、三上が捜査指揮車に乗り込むという思い切った判断を下したあたりから、思わぬ方向に話が進み、一気に面白くなりマス。
なので、展開としては次、次、次、と先が気になり、全く飽きませんでした。

被害者家族と事件に関わった警察関係者は、事件を決して忘れるコトも諦めるコトも出来ない…雨宮が真相に辿り着いた執念と、真実を押し隠していたコトへの幸田の贖罪が切なくて、胸打たれました。
日常的に流れてくる様々な残虐な事件のニュースを聞いていると、被害者家族はもちろんデスが、第3者のワタシたちですら、単純に犯人には被害者が味わったのと同じ苦しみを味わわせたいと思いマス。
でも、犯人の素性や生活歴が分かって、犯人にどうしたら一番効果的に罰を与えられるか考えた結果が、ロクヨンの場合はショウコちゃんと同じ目に合わせるコトではなかったというコトなんデスね。
犯人が実質的にも気持ちの上でも、何も償わずに死んでしまったらそこで終わりデスからね。
そして、加害者家族にもロクヨンで生まれた様々な気持ちを理解させるコトが、14年間のうのうと暮らしてきた犯人の動揺と自白を誘い出す手段だったとは考え及ばず、とても見応えのある心理戦もありました。

前編の細かな部分を忘れてしまっていたのがちょっと残念で、犯人は前編にも伏線が張られていたのでしょうか。
そして、幸田はもちろんデスが日吉も何か関わってくるかと思いましたが検討違いでしたね。
でも犯人の演技がホント憎たらしくて(うまくて)、三上が最後に保身の殻を破ってとった行動が、よくやってくれた!と思いました。(←原作には無い、映画オリジナルの部分らしいデスが。)
さすが豪華キャストです。
配役から真相の糸口にならないようによく計算されていました。
でも、犯人への憎悪を思えば、何だか釈然としない結末ですっきりしませんでした。
三上が雨宮から教わったように、どうしようもない状況の中で絶望するコトなく諦めずに娘と向き合っていく決心をしたコトが唯一の希望でしょうか。


とにかく骨太の推理と深い人間ドラマがあり、とても見応えのある作品デス。
前編と合わせて、ぜひ。
ワタシももう一度前編を見てから、後編見たいデス(笑)


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