最近、朝から湘南之風の“黄金魂”を聞くと、元気が出マス!!
特に終盤のラップ部分が最高にカッコ良い☆☆☆
しばらくは車ん中でリピートされると思われマス。
そういえば、“ジェロ”という演歌歌手を皆サマご存知でしょ~か?
最近デビューした黒人さんで、いかにも見た目はHIP HOPが専門そうなカンジの風貌なんデスけど、演歌歌っちゃうんデスね。
ちなみにデビュー曲のタイトルは“海雪”。
しかも、昨日だかにどこぞのHMVでプロモーションして、“ダンスヴァージョン”なるものを披露したらしいのデスが、それがHIP HOPの動きで、あれじゃますます誤解されると思うのデスが、演歌歌っちゃうんデスね。
確かに歌は上手いのカモしれませんが、コブシが回ってるかどうかはよく分かりません^^;
何でこんな話をするかというと・・・“黄金魂”と“海雪”。
両者は全く曲調が違うんデスけど、PVがちょっと似てるんデスよね☆
なので、ジェロの映像が出るたびに「あれじゃ、レゲエやHIP HOPの歌手と思われても仕方ないんじゃ・・・」と、余計に思ってしまうのデス^^;苦笑
まぁ、出だしの余談デスm(__)m
本日、久しぶりに絵画鑑賞して来ました♪
今回は初めて、渋谷のBunkamuraに行って来ました。行きは湘南新宿ラインで。
“Bunkamura”なんて、オサレな名前が付いているので、どんなに“くりえいてぃぶ”で“もだん”なデザインの所なんだろ~と妄想を働かせていましたら、何のコトは無い。
普通の東急の隣のビルでした(-_-)幻滅
今回鑑賞したのは『ルノワール+ルノワール』展。
画家のピエール=オーギュスト・ルノワールと、その次男で映画監督のジャン・ルノワール。
2人の親子、そしてルノワールの妻や他の子供たちとの、家族の愛をテーマとした作品展でした。
画家であるルノワールは、人物の肖像を書き続けた印象派画家で、長男のピエールが生まれてからは家族をモチーフにした絵を精力的に描いたそうデス。
そして、更には女優や子供たちの乳母など様々な人をモデルにし、モデルを“画家に火をつけてくれる存在”として、とても大事にしていたそうデス。
晩年は重いリウマチで手指の関節が変形している中で、最期まで人間を描き続けたそうデス。
一方、ジャン・ルノワールは父をこよなく尊敬し、父が裸婦の絵のモデルとして最後に選んだ女性と結婚。
その女性は女優志望の欲深い女性で、ジャンはその女性を一流の女優にしたいがために、父の絵をお金にしながら妻のために映画を撮り続けたそうデス。
妻は自分の演技力の無さに気づかず、高慢で、かなりジャンにムリを言ってお金を派手に使い、全く女優として芽が出なかったそうデス。
そして、息子をもうけながらも結婚生活は破綻。当たり前デスが^^;
しかし、妻から解放されるとジャンは映画監督としての頭角を現し、新しい妻を向かえ、成功したんだそうデス。
ドラマみたいな話デスね^^
ちなみに長男のピエールは俳優で、ジャンの映画にも出たそうデス。
そして、三男のクロードは陶芸家として有名になったそうデス。
まさに芸術一家なワケです。
この展覧会では、ルノワールの絵とジャンの映画とを見比べ、家長であったルノワールがどれほど子供たちの創造に影響を与えていたか。そして、どれだけルノワールが子供たちを大切に思い、逆に子供たちが父親を尊敬していたかを表すものになっていマス。
ジャンは妻のために父の作品を売ったけど、たぶんルノワールはジャンのコトを全然怒ったりしないと思いマス。それくらい、ルノワールは息子たちを愛していたのが伝わってきました。
今回はルノワールの代表作である『ルグラン嬢の肖像』や『ピアノに向かう二人の若い娘』などは来ませんでしたが、『田舎のダンス』やフィラデルフィア美術館展で来ていた『アリーヌ・シャリゴの肖像』、オルセー美術館展で来ていた『陽光の中の裸婦(試作、裸婦・光の効果)』、そして、どんなに生活に困っても絶対にジャンが売らなかったという『狩姿のジャン』が見られました。
(まぁ、『ルグラン嬢~』はフィラデルフィア美術館展で見ているので良いのデスが、『都会のダンス』はちょっと見てみたかったカモ・・・)
ルノワールは印象派なのでぼかした手法なわけデスけど、やはり構図はしっかりしていて、主題となる人物は精密に描いてありマス。
モネとも親交があり、二人で同じ風景を絵にしたコトもあるそうデス。(『アルジャントゥイユの橋』という作品は、同じ構図でモネも描いている絵があるそうデスよ。モネは風景画が多く、ルノワールは肖像画家なので風景画は少ないそうデスが。)
しかし、一方で、背景はぼけている絵が多いように思いマス。
それはルノワールが肖像画家だからではなく、ルノワールは人物と背景(自然)との融和をテーマに絵を描いていたんだそうデス。
画家それぞれには、画家自身の作品に対する哲学があるんデスね。
それに、印象派らしいなめらかな筆遣いの絵が多い一方で、ゴッホの作品のように絵筆を細かく置くようにして描いてある作品もありました。
いろいろな手法を試して描いていたのカモしれませんね。
モネの作品の中にも写実的な作品もありましたから、画家は手法に関しても試行錯誤して作品を仕上げていくんデスね。
特に晩年の風景画は、ゴッホみたいな筆遣いのモノが多かったデス。
今回、良いなと思ったのはやはり『田舎のダンス』。
若き日の妻・アリーヌ・シャリゴを描いた作品で、とても可愛らしく生き生きとした女性として描かれていました。
ジャンの作品である映画に関しては、ルノワールの作品をモデルとしたモノが多く、かなり影響を受けていたコトが分かりマス。(あ、それにチャップリンの影響も受けてたらしいデスね。)
白黒映画は馴染みがなく、しかもサイレント映画は全く見たコトが無いので、「へぇ~」としか思えませんでしたけど、確かにジャンの初めの妻だった女優は性格悪そうな顔してて、演技も下手でした^^;「自分キレイでしょ?」ってのが前面に出てて。
でも実は、ジャンは妻と別れて以後、初めてトーキー(セリフのある映画)やロケーション撮影(それまではセットだった)を試みた監督で、それを聞くとやはり親の七光りじゃなくて、ジャン自身が映画監督として偉業を成し遂げたから成功したんだと思わされマス。(よく芸人がバンジーとか挑戦する時にヘルメットにカメラつけて飛び降りマスが、動くもの・映像主体自身にカメラを取り付けて撮影したのもジャンが初めてだったんだそうデスよ。)
そんなワケで『ルノワール+ルノワール』。
興味深い作品展でした。
でも、どうせならルノワールの個人展が見てみたいデスね。
あと、フェルメールの個人展も見てみたい・・・。
っていうか、これは本気で見たい☆☆☆
でも実現は不可能に近いんでしょ~けど。
この間みたいに、『牛乳を注ぐ女』とか目玉の1点+数点とかなら来るでしょ~けど、全部あわせても30数点しかないフェルメールの絵は一堂に集められないでしょ~ね。
(もし実現したら、フェルメールは存在が確認されてる作品数が圧倒的に少ない上に、貧乏だったのでキャンバス自体が小さいコトもあり、コジンマリとした展覧会になるでしょうね。でも、かなりかなり貴重で圧巻な展覧会になると思いマス!)
今年の夏に、いちおう“フェルメール展(仮)”が上野で開かれるらしく、今までに無いくらいの規模でフェルメールの絵が集められるみたいデスけど、あまり期待は出来ないよ~な。
(そんなコト言っても、絶対に観に行きマスが^^;)
『ルノワール+ルノワール』を見た後、東急に寄って行ったのデスが、そこでは今を活躍する2人の日本人画家さんの展覧会が開かれていて、ちょっと見てきました。
2人とも写実主義の画家さんで、とてもキレイな絵を描かれていました。
以前にも言いましたが、ワタシは写実主義の絵の方がスキなんデス。
でも、日本の油彩画家と海外の油彩画家の絵は、なんか見た目の印象が違うんデスよね。
何なんでしょね、この違和感。。。
う~ん・・・何と言うか、色味が違う気がするんデス。
日本も海外も、かなり精巧にモチーフを表現していて、果物とかホントに食べられそうなくらいなんデスけど、海外の方がどこか暖色系というか柔らかい印象を受けるんデスよね。
日本の方が原色に近くて温かみが無いというか・・・。
まぁ、日本画家さんの絵を見慣れてないというのもあると思うのデスが。
今回拝見した2人の画家さんの作品のうち、一人の方の絵は写実的なんだけどどこか絵本の世界のようで、ペイネの作品に近いものを感じました。
そんなこんなで、絵画鑑賞は終了。
でも今日はラッキーで、サプライズな収穫がありました☆
それが今回のタイトル~さよなら、ミッキー~の部分デス。
ワタシ、実は2つほどコレクション(?とまではいかないカモしれないけど)しているものがあるのデスが。
一つは絵葉書。
今、何枚あるかさっぱり分かりませんね^^;今日も買ったけど。
最近まったく整理してないしな・・・苦笑
そして、もう一つは・・・楽器を持った動物(人間もOK)の置物。
何のこっちゃ?と思われるかと思いマスが、こればかりは実物を見て頂きたい。
小さい頃からリカちゃん人形遊びが好きだったせいか、ミニチュア的なものは好きなんデスけど、集めるきっかけとなったのは小学5年の時の入院でした。(リカちゃん人形といえば、Bunkamuraのミュージアムショップに“ルノワールリカちゃん”とか言って、ルノワールの“ブランコ”って作品の女性の装いをしたリカちゃんが売られてました☆)
まぁ、地元の某大学病院に2週間ほど入院していたのデスが、そこの売店に1体が5cmほどの大きさの陶器のウサギオーケストラが売っていたんデス。
当時、吹奏楽でトロンボーンをしていたワタシは即・欲しい!!!と思い、親に頼み込んで買ってもらったんデス。
でも、そのオケは、打楽器で1体¥1200,それ以外は1体¥900と、全て集めたら軽く¥20,000を超すような代物で、まさかそこまで買ってもらうワケにはいかず、それでも4体ほど(トロンボーン,フルート,ファゴット,ティンパニー)買ってもらったんデス。
でもそれではオケは完成しないので、今に至るまでオケのメンバーを探してるってワケです。
ここで、そのウサギのオケの置物を何で全部コレクションしないんだ!?と思われる方もいるでしょ~。
実は退院後、診察で一度来院した際、ビブラフォンを買ったんデス。
でもそれ以後は病院に行くコトは無く、ずっと忘れていて、中学になって学校の近くの雑貨屋さんに同じ置物があるコトが分かり、新たにアルトサックスとユーフォニウムを購入。
しかし、すぐにその雑貨屋さんは潰れてしまい、全てコレクションするには至らなかったのデス。
その後、何年かの間、雑貨屋を回ったりネットで検索したりしたんデスけど、そのオケはとうとう見つからず、おそらく今は生産されていないと思われマス。
なので、あきらめてウサギのオケじゃなくてもいいから、楽器を持った置物を探そうと考え、現在かなりのメンバーが集まりました。
○ウサギ(トロンボーン,フルート,ファゴット,ティンパニ,ビブラフォン,アルトサックス,ユーフォ)
○サンタ(←ちなみにこれは昔クリスマスの時に買ってもらったアイスクリームケーキの飾りで付いていた物。トロンボーン,ホルン,コントラバス,マンドリン(?))
○犬(シュナウザーのピアノ,ダルメシアンのティンパニ)
○犬(フルート,アルトサックス,トランペット,ヴァイオリン,コントラバス)
○猫(ピアノ,フルート,テナーサックス,ヴァイオリン,トランペット)
○犬(←スイス代表。セントバーナードのギター)
ピアノコンチェルトなのにピアノ2台って、かなりバランスの悪いオケですよね^^;
それに楽器の種類は偏ってるし、まだまだオケとしては成り立っていません。
しかも、肝心の指揮者はタクトを持たない、ただ燕尾服に蝶ネクタイをしているだけのミッキーなんデス。
ってなワケで、ず~っと探し続けているわけデスけど、今日Bunkamuraのショップに立ち寄ってビックリ!!
ショーウィンドウの中に、ウサギの小オケが売っていたのデス!!
これは前述のモノとは全く別物で、前述のウサギはスリミングでちっこいモノなんデスけど、今回見つけたのは体長7cmほどの下っ腹の出たふくよかなウサギです。
でも、今までメンバーにいなかったクラリネット,ホルン、そして何より指揮者!!がこれで揃いました。
いやぁ・・・期待してなかっただけに嬉しい誤算でした。
楽器の種類が増え、有能かどうかは分かりませんがタクトを持った指揮者が出き、かなりにぎやかになってきました。
ちょっと舞台が狭くなりつつあるので、ショーケースでも買おうかと計画中☆
と、嬉しい反面。
長年、指揮者役を務めてくれたミッキーはお役御免デスm(__)m
さよなら、ミッキー。。。
これからも、探し続けマス。
あと欲しいのは、やっぱオーボエ!
ってなワケで、かなり大満足な一日でした。
久々の東京、ましてや渋谷はほとんど行かないので、なんか人に酔ったりもしましたが、帰りはいつも通り新宿から高速バスで帰ってきました。
(追記)
花粉症、治まってきました。
今はほとんど症状ありません。