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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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本日、予告通り、上野の東京都美術館まで『フェルメール展~光の天才画家とデルフトの巨匠たち』を見に行って来ました!!
そして、絵画鑑賞後は新宿に行き、映画『ファン・ジニ 映画版』を鑑賞。
なので、今回の書き込みは2本立てデス。
興味があったら両方読んでみて下さいm(^^)m


天気は朝からあいにくの小雨|||||
しかも、遠出する時はいつも具合が悪い気がするのデスが、今回もやはり朝から気分が悪く、上野までの新幹線で仮眠。。。
しかし、その理由が分かりました。
遠出する時、いつも駅まで送ってもらうのデスが、ワタシ人の運転に酔うんデスね^^;
しかも今日は雨で電車の中も匂いが最悪↓
余計に気分が悪かったワケです。。。
まぁ、上野に着いてからは体調回復しましたけど。


しかし、上野の駅を出た途端にイヤな予感が・・・
駅から出てくる人の波が、どうも東京都美術館の方に流れているような気がして・・・上野に着いた時点では雨は降っていませんでしたが、あいにくの曇り空の中、保育園の園児や修学旅行の中学生が大勢上野の公園にはいました。
しかし、そんな中でも、確実に人の波は奥へと進んでいました。
案の定、美術館に着いてみると、“待ち時間10分”の立て看板が( ̄△ ̄;)
幸い、以前にここに来た時にフェルメール展は絶対に見に来るつもりで、前売り券を購入していたので、チケット売り場では並ばずに済んだのデスが、入場口には長蛇の列。
まぁ、ゴッホ展やモネ展よりは列は短かったので、作家展としては空いている方ではあったと思いマスが・・・この分じゃ、とても休日になんか行けませんね(-_-;)
何だかんだで20分前後は待っていたと思いマスが、ようやく入場。

ヨハネス・フェルメールはオランダの風俗画家として知られていマスが、彼の作品は未だ30数点しか確認されていないそうデス。
それだけに作品を各美術館から集めにくく(←欧米の美術館ではフェルメール作品は門外不出としているところが多いらしい)、今までまとまった作家展はほぼ開けなかったそうデス。
しかし、今回、出展予定作品6点+特別出展作品1点を加え、計7点が一同に会するコトとなったのデス!!(残念ながら、出展予定していた『絵画芸術』は、作品保護のために出展不可となってしまったのデスが、その代わりに特別出展作品が加えられました。)
30数点のうちの7点デスから、他の作家展と引けはとりませんね☆
実際、日本初公開の4点を含んでいるだけに、ものすごい人気展デス。

そして、今回の展覧会はオランダのデルフトを中心に活躍していた画家たちの作品も含め、計38点が出展されていました。
その中にはレンブラントの弟子や、あまり知られていない建築画や肖像画のオランダ画家さんもいました。
それから、一つ一つの作品に必ず作品紹介文がついていて、フェルメール作品には特にパネルで作品の細かな分析文まで添えられて、主催者側の意気込みを感じました☆
かなり見応えのある作品展デス。
12月14日までデスので、ぜひ必ず一度は見に行ってみて下さい!!
貴重な体験が出来ると思いマス。

ではここで、ワタシの印象に残った作品をいくつかご紹介しマス。
デルフトスタイルの画家さんはみんな光の表現が素晴らしく、詳しいコトは分かりませんが、その時代時代でそれぞれの画家の影響を受けていたコトがよく分かりマス。
やはり印象に残ったのは、フェルメール作品。まさに17世紀のフルハイビジョン☆☆
中でも『小路』『リュートを調弦する女』『ヴァージナルの前に座る若い女』『手紙を書く婦人と召使い』の4点が良かったデス。
『小路』は、フェルメール作品では初めてお目にかかった風景画(正確には都市景観画という、風景画とは一線を隔したジャンルだそうデスが、フェルメールはこの都市景観画の先駆者だったそうデス)デス。当時の建造物に多かったレンガ造りのレンガが一つ一つ細やかに描かれていマス。また、人物が3人描かれているのデスが、その大小によって建物に奥行きが与えられていて、更にオランダ市民の日常の一場面を垣間見るコトが出来マス。
『リュートを調弦する女』は、画面向かって左側の窓から差し込む光によって薄暗い部屋に浮かび上がる女性がすごく美しい!たぶんモデルの女性は「ホントにこんな美人だったんだろうな(*^o^*)」と予想できるくらい、端整な顔つきですごく印象に残りマス。しかも、そこに描かれている航海地図や椅子のネジ部分に反射した光など、細部まで細かい表現が見られマス。
『ヴァージナルの前に座る若い女』は、かなり小さなキャンバスに描かれていマス。そして、やはり左側の窓から差し込む光が、女性のドレスの光沢やキレイな髪を浮かび上がらせていマス。フェルメール作品にはリュートやヴァージナルなど、当時の楽器が描き込まれているコトが多いそうデス。
そして、『手紙を書く婦人と召使い』。これが特別出展作品デス。ステンドグラスの窓,菱形模様の床,当時の通信手段として流行っていた手紙(←今で言うe-mailみたいなモノだったらしいデスよ)など、当時の貴婦人の生活が分かるような絵になっていマス。また、その貴婦人の帽子(?)や服,テーブルクロス,壁の絵画など、その全てに左からの光の影響が見受けられ、圧倒されマス。
その他にもフェルメール作品には少ない宗教画なども展示されていました。
キャンバスのデカさもビックリ。
14人の子供がいたとされる貧乏子沢山画家だとばかり思っていましたが、よく考えたら、あんなデカいキャンバスの作品も描け、しかも貴重なラピス・ラズリの青をふんだんに使って作品を描きまくっていたワケですから、パトロンとかいたんでしょね。。。

さて、フェルメール作品以外で心に残ったのは、ダニエル・フォスマールの『壊れた壁のあるオランダの街の眺望』,カレル・ファブリティウスの『自画像』。
前者は1654年に起こったデルフトの火薬庫爆発の爪あとが残った建物・風景画描かれていマス。そのエピソードも印象的で初めてそんな事実を知りましたが、何より絵の構図が面白くて、日を浴びたレンガ造りや木々のカンジがリアルに描かれていマス。
それから後者は、そのデルフトの火薬庫爆発事故で32歳という若さで亡くなった画家の自画像。レンブラントの弟子。この作品はレンブランドのモノだとか色々諸説あったそうデスが、今はファブリティウスの作品だと言われているそうデス。人の表情・色味の細かな変化、そして画家自身のちょっと悲しげな表情が印象的デス。何より、ファブリティウスは現代にいたら絶対にカッコいい(笑)!

と、こんなカンジです。
改めて、「オランダ行きたい!!」と思う気持ちが強くなりました。
絶対に多くの方の目に触れて欲しい作品でいっぱいデス。


絵画鑑賞後、昼食をとって新宿へ向かいました。
新宿までの電車の中で、リュ・シ○ォンに横顔だけ似た男性を発見^^;苦笑
あの髪型は今はリ○・シウォンか彼しかしてないでしょね 爆
そして、新宿到着後、映画館を目指して行きました。
今回鑑賞予定の映画は、“シネマスクエアとうきゅう”で上映されていたので、西武新宿駅の方まで歩いて向かいました。幸い、天気は小小雨。
(しかし・・・ぶっちゃけ、西武新宿駅付近は不衛生でイヤなカンジですね(-_-;)まさか尿臭がするとは・・・)
映画までは時間があったので、それまでサブナード内をうろうろ。
意外とリーズナブルな価格の洋服が多くて、気に入ったら買おうかと思っていました。
一件すごく可愛い服が売ってる店があり、ワタシの愛用している“あしながおじさん”に合いそうな服がズラリ☆
そこに置いてあったコートの目がすごく可愛くて、久しぶりに「これは欲しい!!」と思ったのデスが、そう思って値札に目を落とすと、“6155・・”。
「なんだ、6000円くらいなら買えるじゃん!!」と思ったのは一瞬のみ。
すぐにそれが60,000超の代物だと分かり、ガックシ↓↓
まぁ、ブランド物のバックなんか欲しいとは思いませんが、よく考えたら世の中の女性はブランド物のバックに20万も30万も平気でつぎ込むんだから、たまに6万のコートを買うなんて大したコトじゃないんでしょけど・・・。
でも・・・やはり迷いマスねぇ。。。
いちおうお店の名前だけチェックしておいて、今回は諦めました。
ちなみにお店の名前は“Lois CRYON(ロイスクレヨン)”デス。
その後、カフェで時間までお茶してました。
案内してくれた店員さんが、パ○・ジニに似ていてビックリ!
リュ・○ウォン似の男性といい、パク・○ニ似の店員といい、さすがに韓ドラの見過ぎだなぁ・・と、呆れてしまいました^^;苦笑


そして、16:20の回で映画を鑑賞。
映画『ファン・ジニ 映画版』に関しては、もう一つの“映画報告”の方をご参照下さい。
2時間25分という大作の韓国映画デスが、かなり面白くて最後まで飽きずにみられました!
期待通りの作品でした。
泣けました。


映画鑑賞後は、例のごとく20時の高速バスで帰宅の途に着きました。
すごく充実した一日でした。




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