これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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「劇場で映画観てきたよ~」報告
本日、『ボクたちの交換日記』を見てきました。
伊藤淳史・小出恵介主演。
内村光良監督。
鈴木おさむ原作・内村光良脚本。
最近、よくテレビでPRを目にしていて、面白そうだったので。
お話は高校の時から12年間、コンビを組んできたお笑い芸人の2人が、30歳を目前にして売れない現状に頭を抱え、交換日記によってコンビ愛を深めて、ラストチャンスをつかもうと奮闘するもの。
テンポが良くて、普通にお笑いのライブを見てるみたいに笑えました。
特に、何度も恥ずかしげになってしまって取り直しさせていたという、小出恵介の一発ギャグのシーンとか(笑)
また、随所にウッチャンっぽさが出ていて、小出恵介演じる甲本は口調から仕草までウッチャンでした。
それだけに、後半のコンビを解消するくだりはホント自然に号泣してしまいました。
何だか恋人を失うような淋しさ。
しかも、お互いのためを思っての決断。
コンビのお笑い芸人さんって、みんなあんなカンジの気持ちを抱えてるんでしょ~か。
切なくなってしまって、でもその決断は必要なもので、その人が自分の意志で決断したコトは間違いではないってメッセージなんデスよね。
純粋な面白さの中に、お笑い芸人さんの酸いの部分が切なく描かれた、笑いあり涙ありのお話でした。
ただ、撮影現場の雰囲気とか良かったんだろうなぁと容易に想像がつくくらい、あったかい雰囲気だったので、暗くはありませんでした。
(普段あまり興味ないのデスが、思わずパンフレットのプロダクションノートを全部読んじゃいました。たぶんホントに楽しいお仕事だったんじゃないデスかね(^^)?)
エンディングで流れるファンモンの“サヨナラじゃない”がまたすごく合ってましたし!
ただのコメディではなく、ヒューマンドラマの要素も入っていマスので、誰でも楽しめると思いマス。
(追記)
アカデミー賞授賞式が終わり、今、見たい映画がたくさん出てきていマスね。
これから見に行こうと思っているのは“クラウド・アトラス”“アンナ・カレーニナ”。
邦画で“ひまわりと子犬の7日間”も見たいと思ってるのデスが、目からお水が出過ぎて洪水になりそうなので、迷ってマス(^_^;)
来月には“舟を編む”“リンカーン”“藁の楯”が公開されるので、これも楽しみデス!
ちなみに、先日、図らずして“おっぱいバレー”を見ました。
くだらなすぎて面白かったデス(笑)
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本日、トモダチと映画を見てきました!
祝日でかなり混んでました(・∀・)
本日鑑賞したのは、『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』。
柴咲コウ、真木よう子、寺島しのぶが主演。
益田エリの漫画『すーちゃん』が原作の作品。
かつてのバイト仲間であり、十数年経っても交友を続けているすーちゃん(柴咲コウ)・まいちゃん(真木よう子)・さわ子さん(寺島しのぶ)。
すーちゃんは、得意の料理の腕を生かして正社員としてカフェで働き、マネージャーの中田さんに淡い恋心を抱いている34歳。
まいちゃんは、営業職としてバリバリ働く一方、妻子ある男性との関係に悩んでいる34歳。
さわ子さんは、ウェブデザイナーとして自宅で働きながら、母と2人で祖母の介護をして暮らし、かつての同級生と少し良い仲になりつつある39歳。
それぞれに納得して選んだ道を歩いてきたはずで、忙しさから淡々と過ぎてきた日々。
不満があるわけでもないのに、ふとした瞬間に漠然とした焦りや不安を感じていた。
そんな3人の日常を軸に、女性の誰もが一度は思ったり悩んだりしたコトがある想いや体験を、ほのぼのとした雰囲気でリアルに描いている作品。
すーちゃん、まいちゃん、さわ子さんの3人の一人あるいはその一部分の中に、必ず自分と共通する部分があって、共感できる作品です。
特にワタシは、すーちゃんの恋に不器用な部分やふと他の人をうらやむ気持ち、まいちゃんの仕事や恋愛のどこかにストレスを抱えて悩んでいる部分が共感出来て、2人が失恋の傷みを泣いて癒しあう自転車のシーンが泣けました(T_T)
ほのぼのとした優しい時間の流れの中に、浮き沈みがあって、飽きさせない構成にもなっていマス。
久しぶりにゆったりとした気持ちで、静かに感動しました。
まいまい同士でこの映画を見られたのも良かったデス♪
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予告通り、母と映画見てきました。
しかし、予想通り、平日のモーニングショーにはおばちゃま方がたくさんいましたね。
客の入りが多いのは良いのデスが、そういう人に限ってマナーが悪いのが困りものデス( -_-)
上映中にでっかい音立てて鼻をかむ人がいたり。
暗くなってから入ってきて席が分からなくて、わざわざ人の前を通って足を下げさせといて、人の足を椅子だと思ってやたら膝をモサモサ触ってきて、くすぐったいから手でのけたら今度は手をモサモサ触ってきて、ちょっとの間触ってて、ようやく人がいるって気づいて自分の席の方にズレていったり。
このおばちゃんには驚きましたね。。。
そのまま何も抵抗せずに触らせといたら、ワタシの膝に完全に座ってましたよ(^_^;)
カタツムリです@@@
いろんな体験が出来るものデスね。
さて、本題に入りマス。
今回鑑賞した作品は『王になった男』。
ビョン様主演、ヒョジュちゃん出演で、本国では1000万人以上の観客動員数を記録した大作デス。
ビョン様初の時代劇。
朝鮮王朝の第15代王・光海君の御代。
光海君(イ・ビョンホン)は兄弟との骨肉の争いの末、王座に就いたため、抵抗勢力から命を狙われるコトを恐れ怯えていた。
そのストレスから、周りの者に非道な扱いをし、下の者からは恐れられ、抵抗勢力の声を鎮めるために王妃(ハン・ヒョジュ)とも対立せざるを得ず、孤独な日々を送っていた。
そして、自分に瓜二つの影武者になれる者を探すようトスンジに王命を下し、キーセン宿で道化師をしていたハソン(イ・ビョンホン)が選ばれる。
最初は光海君が心を休めるために、側室の部屋に行く夜のみ代役を務めていたが、光海君が毒を盛られて倒れたコトで、トスンジが内密にハソンを王に仕立て上げ、光海君が回復するまでの間だけ王座に就くコトになる。
王宮の暮らしや政務に全く縁のなかったハソンは、日常生活そのものが驚きの連続。
光海君の代役として、トスンジの言う通りにするしかない日々。
しかし、その中で少しずつ、民のためになるコトをするには何をすれば良いか考え始め、政治に関する勉強を始め、下の者を敬い、抵抗勢力に対しては毅然とした態度で正論を突きつける。
全ては国と民のため。そして、冷え切った関係である王妃に振り向いてもらうため。
ハソンは、15日間だけ王になった。
そして、それが王妃や臣下はもちろん、本物の光海君の運命をも変えていく。
というお話。
この一人二役のイ・ビョンホンの演技、スゴいです!
重苦しい光海君と陽気で無垢なハソンの二人の演じ分けはもちろんデスが、ハソンが“真の王”になる瞬間の重みのある言動や表情が絶妙で、久々に深みのある演技を見れました。
役者としてのイ・ビョンホンの魅力が、たくさん詰まっていマス。
シリアスな表情から、幼稚かつ下品な行動など、幅広い表現が見られて、やはり彼は演技者だと改めて気づかされマス。
そして、ハン・ヒョジュも主役級の俳優でありながら、その存在感を適度に抑えていて、静かに感情を表現していました。
トスンジ役のリュ・スンリョンも、何度か他の作品で見ていましたが、ビョン様との息もピッタリでコミカルな場面もシリアスな場面もとても絶妙な引き立て役になってました。
ホントに皆さん、適役デス。
物語もフィクションなのでしょうけど、今まで何作品か大河ドラマを見てきて、前後の時代背景を見たりしていただけに興味が湧きました。
そして、映画『デーヴ』を思わせるようなユーモラスな作品構成なのも、単純で逆に引き込まれました。
ただ残念なのは、フィクションで、しかも完全な悲劇ではないだけに、結末がどっちつかずというか、あいまいなまま終わったコトですね。史実があれば、それをみんな受け入れられると思うのデスが。
朝鮮王朝に何かしら興味のある方は、とても面白い作品だと思いマス。
ぜひ見て頂きたい!
(追記)
パンフレットが高い(^_^;)
1000円のパンフレットって、最近無かったのでビックリ(@_@)
これもビョン様価格なのか(笑)?
(ビョン様の資産の中に、自分が出演している映画のみを上映する映画館があるコトを最近知りました(≧▽≦))
でも、パンフレットに掲載されてる、朝鮮王朝歴代王の年表を見てると、今まで大河ドラマで見てきた数々の王様たちの関係性が見えてきて面白いデス!
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本日、予告通り映画を見てきたのデスが、赤い日で何も割引はないと思ってたら、カップルデーで、1,000円でした。
ひとり映画が多いワタクシめにとってはなかなか利用できない素敵な割引デス☆
カタツムリです@@@
鑑賞してきたのは、予告通り『テッド』です。
今、急速に話題になっている、しゃべるクマのぬいぐるみによる、まさかのR15指定コメディ。
友達のいないジョン少年が、クリスマスに両親からプレゼントしてもらったテディベアのテディと“ホントのトモダチになりたい”と願ったら、その純粋な願いは聞き届けられ、ぬいぐるみに命が宿る。
二人は堅い友情を結び、“雷兄弟”となる。
それから、27年後。
お互いいいおっさんになったジョンとテッドは、相変わらずつるみ、“仕事は遅刻しても構わない”・“大麻は吸う”・“アニメに映画に没頭する”・“何に対しても責任は負わない”といった、堕落した生活を送っていた。
そして、テッドは幼い時に珍しさからチヤホヤされた反動からか、すっかりやさぐれて、エログマになっていた。
そんな中、ジョンにはロリーという、付き合って4年になる彼女がいた。
ロリーはジョンとの結婚を望んでいるけど、ジョンは責任逃れをする。
それどころか、テッドと離れられず、全く大人としての自覚が持てないでいた。
ロリーはジョンにテッドと離れて欲しいと頼み、ジョンとテッドの関係が微妙に崩れていく。
果たして、ジョンとテッドの友情の行方は?
という、ストーリー。
とにかく、テッドが繰り出す下ネタが下品!
しかも、生々しい(^_^;)
だから、そういう部分は引いてしまったりするのデスが、あのモフモフしたぬいぐるみがおっさんの声で毒吐いたり、ドヂやったり、意外に可愛い一面を見せたりするのがメチャクチャ可愛い!
雷を怖がってジョンとロリーのベッドに入ってきたり、ジョンがプロポーズすべきかテッドに相談した時に焼き餅焼いてじゃれるシーンや、ジョンと喧嘩をしてテッドが殴りかかるシーンなど、思い返しただけでおかしくなってしまうところが満載デス。
80年代~現在のアメリカの少年(?)のお話なので、よく分からない部分も含まれていマスが、ワタクシの大好きなアルフやETのオマージュなんかも入っていて、面白いデス。そして、ただ下品で低俗なコメディ映画という風に印象付けられるのではなく、ジョンとテッドの温かい友情の部分も描かれていて、最後は円満に終わりマス。
しかし、ちぎれたテッドをロリーが縫い合わせたシーンですが、ロリーの縫い方があまりにも雑過ぎて、シリアスなシーンなのに笑っちゃいました(^_^;)
ジョン役とロリー役の俳優さん、どこかで見たコトあるかな?と思っていましたが、ジョン役のマーク・ウォールバーグは『ラブリーボーン』で被害者の女の子の父親役をしていて、ロリー役のミラ・クニスは『ブラックスワン』で黒鳥のうまい、ナタリー・ポートマンのライバル役を演じていた方なんデスね。ミラ・クニスはメチャクチャ綺麗だったし、マーク・ウォールバーグは程よいおっさんで、とても役柄に合っていました!
というワケで、テッド。
大人の皆さんには一度見てみて頂きたい作品デス。
絶対に賛否が分かれる作品なので、一部の方に理解して頂ければ幸いデス。
(追記)
おのぬいぐるみが欲しい…
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本日2本目の映画鑑賞でございマス。
午前は一人映画でしたが、午後はおトモダチと♪
しかし、休日というコトもあり、少し早めに行ってお茶してたら、気づいたら上映開始時間5分過ぎていてビックリ!
慌てて入場し、セーフでした(^.^)
鑑賞したのは『レ・ミゼラブル』。
言わずと知れた、ミュージカルの金字塔。
そして、ヒュー・ジャックマン,ラッセル・クロウ,アン・ハサウェイ,アマンダ・セイフライドという、超超豪華キャスト!
ストーリー。
舞台はフランス革命から26年後。
貧困に苦しむ家族のためにパン1個を盗んだ罪で19年服役し仮釈放されたジャン・ヴァルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、仮釈放中に教会の銀食器を盗むが、神父様に許される。
そのコトで心を改めたジャンは、仮釈放の身分証を捨て、勤勉に努力を重ね、工場の経営者と市長の職につく。
そんな折、工場で働いているファンテーヌ(アン・ハサウェイ)が無実の噂が元で解雇され、娼婦へと堕ちてしまう。
そんなコトとは知らないジャンは、ファンテーヌの変わり果てた姿を見て、自分のせいで苦しめてしまったファンテーヌとその娘・コゼットを助けるコトが使命だと痛感し、病で命を落とす寸前にファンテーヌからコゼットを託される。
また、ジャンを執拗に追い続けている警察・ジャベール(ラッセル・クロウ)に存在を気づかれ、密告されてしまい、ジャンはコゼットとともに逃亡生活を送る。
そして、月日が流れ、聡明で綺麗な女性に成長したコゼット(アマンダ・セイフライド)は、ジャンを父として慕い、2人は幸せに暮らしていたが、コゼットはやがて学生運動家のマリウスに恋をする。
そして、再び市民による蜂起が起こり、ジャンとコゼットはその流れに巻き込まれていく。
というもの。
ここまで完璧に唄のみで構成されたミュージカル映画は初めてでしたが、超超豪華キャストの本気の生唄は圧巻でした!
(従来のミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』『マンマ・ミーア』などは映像に別撮りの音声を被せているらしいのデスが、この作品は全て生唄らしいデス。なので、役者さんの息遣いまで聞こえマス。)
特にヒュー・ジャックマンとアン・ハサウェイの声量と、唄に乗せた感情表現が凄すぎて、鳥肌が立ちました(≧∇≦)
よくよく考えれば、何て救いのない映画なんだと思うのデスが、それは欲深き人間の解釈なんだなと気づかされマス。
ホント心洗われるような作品デス。
ファンテーヌとコゼットへの献身、コゼットをホントの娘と思う想い、自身の身を削っても他者を許す精神。
そのジャンの苦悩をさんざん見た後に、ファンテーヌに許されて天に召されるシーンが来て、大号泣(T_T)(T_T)(T_T)
(アン・ハサウェイがジャンの傍らで許しの唄を歌って号泣。やがて、アン・ハサウェイが出てくるだけで大号泣。)
あそこまでしなくてもファンテーヌは許してくれたんじゃないか?とか思うのデスが、コゼットを心から想っている人の元に嫁に行かせるまでが責任で、そこまでしないとジャン自身が納得出来なかったってコトなのでしょかね。
それが欲深き人間(正にワタクシ)と聖人の違いなんでしょね。
何度か見る度に、どんどん味の出てくるような骨太の作品デス。
とにかく感動して、自然に涙が出マス。
心のデトックス効果大デス。