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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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昨日、前髪を切ったのデスが、別に失敗もしていないのに鏡を見るたびに三戸○つめの“前髪切りすぎた”が流れてきマス(^_^;)
……失敗してないもん!

カタツムリです@@@

昨日、職場の仕事納めでしたが、ワタシの仕事納めは今日でした。
そして、今年の映画納めとして、仕事帰りに映画『杉原千畝』を見てきました。

唐沢寿明主演。
小雪、小日向文世ら出演。


第二次世界大戦下のリトアニアにおいて、ユダヤ難民に日本通過ヴィザを発給し、約6000人もの人命を救った外交官の実話。


今まで大まかにしか杉原千畝について知らなかったのデスが、独ソから警戒・監視されるほどの諜報員としての顔があったり、世界情勢を見極める眼が秀逸だったり、その人物像を知るだけでも興味深かったデス。
また、仕事が出来るだけでなく、数ヵ国語を操り、家族や仲間を大事にし、民族や国籍の違いを越えて世界全体の平和を実現しようとする尊い志があり、人として男性として魅力的な方だったんデスね( ´∀`)

作品自体は杉原千畝の半生を軸に、リトアニアで多くのユダヤ難民にヴィザを発給した事実を伝えてはいマスが、決してそこにだけスポットを当てていません。
それは、杉原千畝が先に見ていたものが壮大で、ユダヤ難民の命を救っただけでなく、日本の未来を良い方向に導くために尽力した功績があったから。
現場の情勢をよく知る外交官や杉原千畝の意見に耳を傾ける人が日本政府内にいれば、太平洋戦争は避けられたカモしれません。
そして、ユダヤ難民の命を救ったのが杉原千畝ひとりの功績ではなく、ヴィザ発給に尽力してくれたリトアニアの日本大使館職員や、日本が入国拒否を示しても渡航を強行してくれた在ウラジオストク総領事、そして敦賀との連絡船の乗組員など、多くの人の協力があって実現したというコトを忘れてはならないからだと思いマス。

また、全編ポーランドロケというコトで、映像的にも邦画とは思えないクオリティーの高い作品でしたし、独ソそれぞれの思惑や、ユダヤ人の民族性も丁寧に描かれていて、なぜ第二次世界大戦があのような事態になっていったのかがよく分かる作りになっていました。

もちろん、俳優陣の演技も秀逸。
唐沢寿明の演技はものすごく久しぶりに見ましたが、年齢を感じさせない生き生きとした表情から、苦悩していく様まで、感情が丁寧に表現されていました。


とても感動しましたし、歴史を正しく学ぶ機会にもなりました。
ぜひ、一度見てみて頂きたい作品デス。
良い映画納めになりました。


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先日、無事に誕生日を向かえ、ただただ年を重ねているだけなのに多くの方からお祝いのお言葉をちょうだいし、ありがたい限りデスm(__)m
以前に担当していた患者さんは、娘さんとワタシが誕生日が一緒で、この日はほぼ毎年何かと気にかけて声をかけてくださいマス。
今年はプリンを頂きました。
この年でも祝われるのは嬉しいものデスね(^^)

カタツムリです@@@

そんな気分は先日まで。
今日は朝からメチャクチャ寒かったし、おまけにここ最近ではかなりドカッとガッカリする事実を知ってしまい、一日中ショックを受けていました(-_-;)
(何度考えてもあんなやり方は理不尽!9月からずっとメールやFBもチェックして情報にアンテナを張り続けてて、11月も旅行から帰ってきてから検索しても何も引っ掛からなくて、さすがに1ヶ月切ってからは無いだろと思わせといての緊急の1週間限定受付とかって無いでしょ…もう何かをフォローするのとか辞めようカナ。無意味。)
しかもそういう時に限って、些細なコトなんデスけど嫌なコトも重なって…あまり幸先良いスタートとは思えませんが、これから一年どうなるのか。
運命の一年。


さて、今日は映画『劇場版MOZU』を見てきました。
以前からドラマは面白そうで、録り溜めていたのデスが手をつけていなくて、でも劇場版の宣伝を見たら何だか無性に見てみたくなって、ドラマ版seasonⅠ・Ⅱともここ1週間で一気に見まくり、予習バッチリで臨みました!

原作は逢坂剛氏の小説・百舌シリーズ。
主演・西島秀俊、出演・香川照之、真木よう子、小向井文世、伊藤淳史、長谷川博己、池松壮亮、伊勢谷友介、ビートたけし、他豪華キャスト。

MOZUシリーズの完結編。
いよいよ全ての世界の闇であるダルマの正体とその目的が明らかに。

と言っても、見終わっても細かいところで説明不十分なところがあり、完全にすっきりはしませんでした。
(明星の家の無言電話とか、蒼井優演じる名波はどうなったのかとか。)

MOZUシリーズの常に軸にある倉木の妻・千尋とダルマの存在。
seasonⅠで銀座の爆弾テロ事件は千尋が起こしたものだったけど、千尋は爆弾だとは知らされずに仕掛けさせられ、倉木を裏切るような取引も出来なかったと判明。
そして、seasonⅡで千尋がグラークα作戦で唯一生き残って帰ってきたのは、仲間を売ったワケではなく、ロシアが日本を脅すための材料・グラークα作戦の痕跡としてわざと生かされていたと判明。
そして、今回の劇場版で倉木の娘・しずくはなぜ死ななければならなかったのか。しずくを殺したのは千尋なのか。という疑惑が明らかになったワケです。
そして、疑惑の出来事の裏には必ず見え隠れするダルマの存在。
今回、両方が明らかになり、倉木千尋はあくまでダルマに利用されていただけで、何一つ倉木を裏切ってはいなかったという結末は、気持ちの上で納得のいくものだったと思いマス。
そして、ダルマはとんでもないバケモノで(ワタシからしたら、倉木も新谷も大杉もバケモノ(^_^;)どんな深傷をおっても死なないし(笑))、自分の子供たちから必要な臓器を繰り返し移植し続けて、自分はおそらく100年以上生き長らえて、日本の闇世界をコントロールしてるって、スゴいスケールの話でしたね。
ビートたけしの演技を見たコトはあまりないのデスが、ダルマは生き生きとしていてはまり役でした!
話の展開自体がミステリアスでスリリングで、随所にアクションも組み込まれていて、最後まであっという間に過ぎていったカンジです。

そして、今回の作品の中で重要かつ面白いアクセントになっていたのが、seasonⅠからの登場人物である東と新谷。
東は相変わらず超ぶっ飛んでましたが、確かドラマ版からずっとほのめかしてた“おれはオメラスの平和を壊してみたくなったんだ”という言葉の意味が明らかになって、どんな背景があるか分からないにしろ、東という人物を見直してしまいました。
また、新谷も洋美を面白半分に都市伝説化しようとするイカれた権藤に抵抗しようと、今回は正義の立場で闘っていて、かっこ良かったデス☆あの新谷のテーマを聴いたら、鳥肌が立ちました。
新谷の殺しのスタイルがアイスピックで首筋を刺すというものなので、今回も模倣犯である権藤が刑事を相手にかなり残忍な殺し方をしていて、ちょっと心臓の弱い方は見れないと思いマス。
しかし、そんな松坂桃李演じる権藤や池松壮亮の新谷、そして何より長谷川博己演じるぶっ飛んだ東が超気持ち良さそうに演技していて、見てる方も圧倒されてしまい、何だかとても爽快でした(^^)
パンフの中で西島秀俊が、“自分達はどちらかというと苦しい演技だったのに、東たちがあまりにも生き生きと演技をしていて気持ち良かった”とコメントしてたくらいデス(笑)
まぁ、それも倉木と大杉、そして明星の3人のしっかりとした軸があってこそだと思うので、主も脇も豪華俳優陣がしっかりと味を出し切る形の見応えのある演技で素晴らしかったデス。

また、やはり気になる倉木と明星の関係も、最後に見せた倉木の表情でたまらなく良いカンジで寸止めされ、妄想を掻き立てられるような終わりだったのは憎い演出でしたね(*´ω`*)


とにかくドラマ版が好きだった人は見るべし!!
見ないと完結しないし、見ても完結しない。
でも面白いエンターテイメント作品デス☆





久々に仕事帰りに映画を見てきました。
しかし、公開劇場が限られていたため、いつもなら絶対に選択肢に入ってこない遠方の映画館まで行ってきました…
午後から雨が降り続いていて、しかも真っ暗で、慣れない交通量の多い道で、運転怖かったなぁ(^_^;)
でもそのくらい見たかったんデス…

カタツムリです@@@

今回鑑賞したのは、『ミケランジェロ・プロジェクト』。
2014年秋に公開予定だったのに、何らかの理由で…恐らく政治的な理由と言われていマスが、中止になっていた作品でした。
2014年の春頃宣伝が始まって、秋の公開を楽しみにしていたのに行けども行けども公開日が決まらず、遂にはフェードアウトするかのように公開中止が決まっていてガッカリ(-_-;)
もう観るコトはないのかと思ってましたが、一年越しでようやく今年公開になりました(^^)


第二次世界対戦下のヨーロッパ。
ナチスによって約500万点もの美術品・芸術作品が略奪され、破壊されようとしていた。
アメリカは芸術家・歴史学者・建築家などで構成された、7人の戦争のド素人部隊を派遣。
後世に人類遺産を残すべく、ナチスからの奪還を図る。という実話を基にしたお話。

多くの人命が失われたあの戦争の背後で、偉大な芸術作品までもが無惨な扱いをされていたコトに憤りをカンジました(-_-#)!
そして、それを守るために命がけで戦ってくれた人たちがいて、そのおかげで現代のワタシたちはフェルメールやレンブラント、モネやルノワールなどの名作を観るコトができ、歴史を学んだり感動を与えてもらったりしているコトを初めて知りましたし、そのコトに感謝したいデス。
作中で主人公たちは、“芸術を守るコトが人命より尊いのか”という疑問に何度もぶつかりマス。
確かにふたつを天秤にかけたら、人命の方が尊いものだと言わざるを得ません。
でも、どちらも“一度失ったら取り返しがつかない”という点で同じなんデス。
戦争映画は、その多くが一般市民や兵士たちの苦悩・犠牲を描いていて、戦争をするコトで失われている大切なものが実は他にもたくさんあるというコトにスポットがなかなか当てられません。
そこに住む人々が必死で守ってきたものや思い出。
それは芸術作品だけではなく、何気ない日用品や家など、一見他人からは価値はないように思えるものまで様々なはずデス。
ナチスはユダヤ人の生命を奪い、金銭的財産を奪い、更には知的および記憶的な財産までも奪っていたという事実。
そして、それは当時~現代に戦争状態にある国の中ではどこでも当然起こっているという事実。
そのコトもワタシたちは忘れてはならないんだと思いマス。

米兵部隊がナチスの手からヨーロッパの芸術作品を守る―――それが史実なので、誰が何も言うコトは出来ないと思うのデスが、やはりアメリカが、当時のコトとはいえ他国を批判したりするような作品はいろんなところからの反発もあったのでしょうか。
でも多くの人命を奪った事実は、多くの作品で取り上げられていて、その度に公開中止になるまで議論が頓挫するようなコトはないと思うのに、この作品は何が違うのか…。
扱っている芸術作品が、ナチスの総統美術館のコレクションに入っていたとかいないとか、ピカソのこの作品が破壊されたとか無事だったとか…そういう細かい点で一絵画の歴史と食い違いがあってはならなかったというコトなのか。
はたまた複製とはいえ、映像を使う著作権の問題なのか。
その理由は定かではありませんが、公開されたからにはやはりこの作品が世にでるコトに大きな意味があったからだと思いマスし、ぜひ多くの方に見てもらいたい。

ただ、重くなりすぎないようにするためなのか、かなりコミカルに描かれていて、ちょっと拍子抜けしてしまいました(-_-;)
G・クルーニーとM・デイモンのコンビだから、オーシャンズみたいなノリにならないか心配してましたが、やんわりオーシャンズのノリで、ちょっと期待しすぎてしまった感も正直ありマス。
しかし、内容はエンターテイメント作品として面白いという目ではみられないものになっているハズです。
芸術を守るために、仲間の命も犠牲になり、その中で最後まで信念を持って戦い続け、探し続けた人々の思いが詰まっていマス。

今週は幸せな気分で過ごせるなぁ~なんて思っていると、そうはさせてくれないのが現実デスね…。


カタツムリです@@@

おかげで今日は眼精疲労がハンパない状態で、仕事終わりに映画観てきました。

映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』。
有川浩の同盟小説シリーズの映画化第2弾。
佐藤信介監督。
岡田准一・榮倉奈々主演。
田中圭・栗山千明・福士蒼太・松坂桃李・土屋太鳳・石坂浩二など豪華俳優陣出演。

前作を観てからこの作品にハマり、原作は戦争・内乱・危機・革命・別冊Ⅰ・別冊Ⅱと全て読みました!
とても好きな作品デス(*´ω`*)
続編公開が決まってからずっと楽しみにしていて、我慢できずに初日に見にいっちゃいました!
今作は図書館戦争シリーズの中で、内乱から始まって、危機からそのまま一気に革命!ってカンジの内容デス。
って、これでは全く伝わらない(^_^;)?
2013年5月10日の書き込みから抜粋して、簡単に図書館戦争の世界観の基礎を説明しマスと…。
公序良俗を乱す書物を撲滅させるメディア良化法により、本を読む自由を奪われかけていた数年前の日本。
表現の自由と、全ての“書物を読む自由”を護るため、図書館は防衛部隊“図書隊”を組織し、良化委員会と闘うコトを決意した。
そして、近未来。
図書隊防衛部の精鋭部隊であるタスクフォースに所属する堂上(岡田),小牧(田中),笠原(榮倉),手塚(福士)は、良化隊の検閲から書物を護り、より多くの人に図書館を利用してもらって書物に触れてもらうために闘っていた。
そして、今作では笠原が焚書の濡れ衣を着せられて査問に掛けられるところから始まり、茨城県展に図書館法規要覧が出展されることになって警備にあたり、そのまま検閲抗争の鎮静化を勝ち取っていくってくだりデス。

あれだけのストーリーの中で、うまい具合に前後の辻褄が合うように脚色されていて、原作を読んでいても違和感はほとんどなく楽しめました。
何より茨城県展デスが、原作においても笠原が出陣する初めての大きな抗争で、良化隊と図書隊が文字通り“戦争状態”であるというコトを笠原が初めて実感させられる戦いというコトで、原作の中でもかなり壮絶な戦いが繰り広げられているんデス。
いっぱい血が流れて、かなりグロテスクな表現もみられるほどなんデスけど、それを映像化したら、前作とは比べ物にならないくらいの本気の戦争映画になっていて、ホントに死と隣り合わせの緊迫感があって、終始緊張しっぱなしでした。
今回は笠原も戦うし走るし、堂上・小牧・手塚など全てのタスクフォース隊員が多くの血を流して死闘を繰り広げていマス。
それも先日の特別ドラマのくだりから、笠原は憧れの図書隊員が堂上であるコトに感づいている状態で、査問の時や手塚兄と接触する場面でもお互いを意識している部分が垣間見られマス。
また手塚は柴崎を、小牧は鞠江をそれぞれ大切な存在と意識するようになってきていて、それぞれの日常や感情が前提にあっての今作。
なので観てると、ホントに「死なないで!」って思って自然と力が入ってしまい、ドキドキハラハラする展開に一瞬も目が離せません。
何でそこまでして命がけで戦うのかと思われるかと思いマス。
でもそこにはちゃんと意味があって、政治に無関心な国民が、国や政治家の良いように定められた法律に踊らされて、実は大きなものを失っているコトに気づいていない、又は気づくのが遅かったという背景がメディア良化法にはあって、そのコトを多くの人に分かってもらって、一緒に国を再生していこうとする壮大なテーマがあるんデス。
それはまさに、現実世界での“現代人の無関心”に対する命がけの警鐘。
そんな社会的なテーマも含まれているので、図書館戦争シリーズは多くの人に親しまれてるんだと思いマス。

そして、何より原作ファンが革命の中で期待している大事な部分。
抗争で負傷した堂上が、任務を託して笠原を送り出すシーン。
イメージ通りの素敵な仕上がりでした(*´ω`*)☆泣きました…
(原作と異なり、堂上が首を撃たれたのはちょっと気になりましたが 苦笑)
あのシーンは素敵な仕上がりだったけど、全てが終わり堂上と笠原が再会するシーンはちょっと爽やかすぎて、ライトすぎでしたね(  ̄▽ ̄)
女の子だけ気持ちを伝えて、男性側は大事な部分をはぐらかすというズルい展開になってるし。
(原作は言葉ではなく行動で示してマスからね。)
というのはまぁ、ワタシの欲の話デスが。
みんなこの作品は堂上と笠原のシーンが好きなんデスよね。
製作スタッフもふたりのシーンになると自然とニヤニヤ近づいてきて、スッゴくやりづらかったらしいデス(笑)
査問のシーンで初めて泣く笠原にタジタジになる堂上とか、手塚兄から笠原を奪還しに行く堂上とか、ひとりで走らなければならない笠原を送り出す堂上とか、いろいろキュンキュンしマスよ(*´ω`*)


続編出来ないカナぁ~(  ̄▽ ̄)
まだ出来ると思うけど、そうなるともはや戦争はしなくなるからダメか…違う意味の戦争はあるけど。






やっと今年度の山場の仕事のひとつが落ち着きました。
それは良いのデスが、最近納得出来ないコトが…(-_-;)
ワタシ自身もやる気がないのは事実デスが(  ̄▽ ̄;)
でもこれだけは言いたい。
自分勝手にやっていいなら、やりマス。
足りない部分や至らない部分があるのは事実だけど、一側面だけで物事判断されるならそれ以外のコトなんて適当な理由つけてやらないし、もっと倫理に悖るコトも大胆にしマスよ。

カタツムリです@@@

完璧歪んだヤツデスね、ワタシ(  ̄▽ ̄)


さて、本日は映画『天空の蜂』を見てきました。
今、だいぶ宣伝もしていて話題作かと思いマス。

東野圭吾原作、堤幸彦監督。
江口洋介・本木雅弘主演。
他、多数豪華キャスト。

自衛隊に引き渡される前に、初お披露目されるはずだった軍用ヘリが、テロリストによって乗っ取られ、原子力発電所の上空で静止。
犯人の要求は全国の原発の破棄で、それが成されなければヘリを原発に墜落させるというもの。
ヘリの燃料が尽きるのは最短で8時間。
“天空の蜂”と名乗る犯人と、原発およびヘリの技術者との攻防が繰り広げられる。というお話。

映画見てから、この作品が95年に書かれたものだと知ってビックリしました。
まさに予言の書!
未来が見えていたのかと思ってしまうくらい、現代の問題を鋭く突いていて、原発を巡る技術者と政府の構図が浮き彫りになっていマス。
4年前からこの作品と同じコトが現実に起こっていて、それぞれの登場人物たちと同じ役割の人が実在するワケです。
そして、原作には存在するはずがないエピソードが加わったコトでよりリアリティが出てマス。
というより、そのエピソードが足されるコトを想定していたのかと思うくらい絶妙なタイミングでの映画化でした。
事件を構成する伏線も巧妙で、さすが東野作品デス☆
ワタシは3.11の時、いわゆるあの群衆の中のひとりにはなれませんでした。
というか、今でもなりたくもありません。
なぜなら、一方的に責められる対象を政府とマスコミが創り、事実が覆い隠されてるからデス。
まさにこの作品の中の本木雅弘や綾野剛のような人はたくさんいて、何も知らずにその恩恵に預かっていた人達はきっかけがあれば即座に半旗を翻すんデス。
まさにそういう現代への警告デスね。

内容的には間違いないデスが、緊迫した空中シーンや大迫力の爆破シーンが要所要所に見られて、映像としても飽きないデス。
ちょっとグロいシーンもあるので注意が必要デスが(^_^;)

ぜひ一人でも多くの人にこの作品をみてもらいたいデス。
そして、あの時。
短絡的な正義感や面白半分で軽率な行動をとった人に考えてもらいたいデス。
自分も加害者のひとりなんだと言うコトを。



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