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これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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予告通り、見て来ました。
貞子さん。 しかも、レイトで。

しかし…貞子さんは3Dになるもんじゃないデスね( ̄∇ ̄)
あまりに怖くなくて拍子抜けしてしまいました(・∀・)(・∀・)(・∀・)

何がいけなかったのか考えてみたのデスが、まず、『リング』や『仄暗い水の底から』と違って、ストーリーが浅い。
“貞子さん”の名を借りたパロディみたいなカンジ。
徐々に貞子の秘密が明らかになっていくのではなくて、情報化社会だからなのか、すぐに貞子の素性とか井戸の場所とか分かっちゃうし。
最終的にSが復活したところでそれが何なんだ?ってカンジになってしまう。
何十匹と出てくる貞子は、変な足が生えてて、あれじゃバイオハザードですよ(^。^;)リッカーみたいな。

それに3Dが故に恐怖感を煽る効果が半減したような。
そもそも貞子さんは2Dの世界から3Dが出てくるから怖いのに、画面全体が3Dになってる世界から3Dが出てきても面白くないというか…極論を言えば、『貞子3D』というタイトルでも全体は2Dにして、貞子が画面から出てくるところだけ3Dにするとかの方がまだビックリするカモ。
それに、あまりにもCGに頼りすぎていて、現実世界にリアリティがない。
貞子がPC画面から飛び出して来る時、画面の破片が飛び散るのデスが、今はだいたい液晶画面だし、あんな綺麗な六角形した硝子の破片にはならんでしょ(-_-)画面の前にいても無傷だし。
しかも髪の毛の質感もリアルな生身の人間の髪質ってカンジじゃないし。
それに映像が新しいが故に、不気味さがない。
リングとかは、わざと映像が古くみえるようにしてるから、余計に不気味に見えるし、天井のシミとか排水溝の髪の毛とか、現実世界でもおばあちゃん家や自分家でみたコトがあるから、映画を見終わった後でも恐怖感が続くんだと思うんデスよね。アナログの不気味さというか。
ネット世界を介して念を送ったり、人間の思考を操ったりなんかは、アニメの世界でよく見てるし。
ただPCやスマホなんかのネット接続端末から、貞子が飛び出して来る時の効果音で脅かしてるだけってカンジ…。

というワケで、ちょっとした遊園地のお化け屋敷にでも行ったカンジの作品でした。
たぶん、『リング』は見れないという方もこれは見られマス。
日本のホラー映画の独特な恐怖の世界ではないので。


そうそう。初の3Dを見た感想は、わざわざ映画は3Dで見なくていいなってところデスかね( ̄∇ ̄)
目が疲れるし、普段から眼鏡を掛け慣れてない上に、サイズが一律なので、デカくて落ちてくるし(^。^;)
あれで字幕を見たら、映画のお話に集中出来なそうデス。
まぁ、見た作品も悪かったのカモしれませんが…ピクサーのアニメとかなら良いのカナ(・∀・)


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今日はちょっとローカルな映画館に見に行って来ました。

カタツムリです@@@

久々に自由席の映画館行きましたが、ローカルでも綺麗にしてあって良いところでした。
もうちょっと近ければ通いつめたいところデスね( ̄~ ̄)上映作品の傾向がワタクシ好み。
NPO法人が運営しているみたいなので、割引は年齢によるものと身障者のみ。
ホントの映画好きが運営しているカンジで、こだわってマスねぇ~(^_^)
就職したいわぁ~(´▽`)


さて、本題に戻りマス。

今回鑑賞したのは『サラの鍵』デス。
タチアナ・ド・ロネ原作の同名小説を映画化。
ナチスによるユダヤ人迫害が激化していた第二次世界大戦中、フランスにおいて、警察と一般人によってもまたユダヤ人迫害が行われていたという事実をもとに、フランス警察によるユダヤ人一斉検挙(ヴェルディブ)で逮捕されたスタルジンスキ一家の悲劇を描いた作品。
久々に重いデス。
観た後、かなりのエネルギーを消耗していました。しばらくは精神エネルギー不足デスね。
ホント、そのくらいインパクトもあったし、考えさせられるテーマだったし、戦争という悲劇を否が応でも忘れさせないものにしてしまう作品デス。
でも、久々に良い作品に出会え、良い涙が流れました(ノД`)

パリのマレ地区のアパートに住む、スタルジンスキ家の幼い姉弟・サラとミシェル。
一斉検挙の日。サラは怯える弟を守るため、「すぐに戻ってくるから待っているように」と約束をして、納戸に弟を閉じ込め鍵を掛けた。
しかし、臨時収容所に連れて行かれ、両親とも引き離され、両親はアウシュビッツ強制収容所に連れて行かれてしまう。
サラは心優しい警察官に逃がしてもらい、近くの村の心優しいフランス人夫婦に助けてもらい、急いで納戸の中で待つ弟の元に向かった…。
そして、現在のパリ。
フランス人の夫と一人娘とともに暮らしている、アメリカ人ジャーナリストのジュリアは偶然、ヴェルディブについての記事を担当することになる。
やがて、夫の実家が所有していて、これから自分たちが引っ越そうとしていたアパートが、スタルジンスキ一家が住んでいた部屋であることが判明。
そこで、サラの秘密が明らかになっていき、その真実がやがてジュリアを変えていく。
というお話。


何となく結果は最初から分かるんデス。
でも、悪い方向には考えたくないというか、奇跡が起こるんじゃないかと期待してしまうんデス。
ただ、残酷にも確実に期待を裏切られマス。
そして、弟の元に行った後のサラの生涯についても描かれているのデスが、それがまたいろんな期待をさせられるのに、残酷にも確実に裏切られるワケです。
最後までとことん救いがありません。
悲しすぎて、悲しすぎて…でも、サラの息子とジュリアの娘との最後のシーンはほんの少しの希望が見える感動のシーンです(ノД`)

とにかく、ストーリー的にも飽きるコトなく、更にサラ役の子役さんの演技がすごい!
一気に引き込まれて、緊迫感が伝わって来マス!


ぜひ一度観てほしい作品デス。
劇場で見る勇気が無ければ、DVDでも良いので観て、何かを感じて頂きたいデス。

今日は『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』を鑑賞してきました。

カタツムリです@@@

今年度のアカデミー賞で、M・ストリープが主演女優賞を獲得した作品。
監督は映画『マンマ・ミーア』の監督さん。

欧州初の女性首相、英のマーガレット・サッチャーの生い立ちと今を描いた作品。
ストーリーは老後認知症になり、自宅でケアスタッフの援助の下で独り生活しているマーガレットが、現で娘やケアスタッフと関わり、幻覚の中で亡き夫と関わる中で、
自身が政治家を目指すきっかけとなった少女時代~結婚・出産~政界入り~首相就任~首相退任までを振り返る形で進みマス。
何の後ろ盾もない食料品店の子、しかも女性が、政界に入るコトも難しかったのに、首相まで登りつめた逸話が明かされていマス。

当然ながら、ワタシは彼女が首相だった記憶はほぼありません。
名前だけは聞いたコトがありましたが、英国初の女性首相だとか、アイルランド奪還のために戦争を起こしたとか、IRAに暗殺されかけたとか、そんなコトは知りませんでした。
どの時代も女性が新たな場に進出するのは困難を極め、必ず良き理解者がいて成り立っているものデスね。
子育てしながら、フルで働いている女性が広く認められている今は、そんな女性たちの上にあるワケですからね。感謝デスね。
でも、M・サッチャーは仕事こそ大成功でしたが、家庭生活は破綻していた部分もあったようデスね。
それが映画のキャッチコピーになっている『デニス(夫)あなたは幸せだった?』という、M・サッチャーの言葉になっているワケですが…政治家になってもいいから結婚したいと申し出た夫、母親の温もりが必要な時期に母が政界入りしてしまい、そばにいてもらえなかった息子と娘。
マーガレットとそれぞれの家族との間には溝ができてしまい、それが修復できないまま離れ離れになってしまったコトで、認知症になった今、彼女はその問題と向き合う日々が続いているんでしょうね。
作品の最後にマーガレットがデニスを送り出す場面があるので、一応の解決を見たという形になっているのでしょうか?
(勝手にバリデーション的に言うと(^_^;))
まとまりはありませんが、女性には一度見てみて欲しいカモ。

ちなみに、M・ストリープの演技はやっぱうまいデス!
首相になる前となるために訓練した後の演説のカンジとか、認知症になって幻覚の中で被害妄想する時の表情とか、認知症らしい姿勢とか、ホントに細かなところまでリアルでした。



DVDでも良いので一度見て頂きたい。
イギリスの風景も懐かしくて、テンション上がりました!



何だか気持ちがモヤモヤしていましたが、以前から楽しみにしていたので、今回『戦火の馬』を見に行ってきました。
気持ちのモヤモヤの原因は自分自身にもあり、ただの自己嫌悪なんスけどね(-_-)
映画のイメージとは何ら関係ないので、もうこの話は広げませんが。

カタツムリです@@@


久々に良い作品に出会いました!
『戦火の馬』!
感動しました!!

スピルバーグ監督のアカデミーノミネート作品。
農耕馬としてイギリスの小作人農家に買われてきて、その家に住む少年アルバートに大事に育てられた乗用馬のジョーイが、第一次世界大戦開戦を機に、経済的事情から戦馬として借り出され、そこで出会った戦馬のトップソーンとともに、様々な苦難を乗り越え、様々な人に助けられながら生き抜いていくというお話。

いやぁ~、ジョーイとアルバートの友情はもちろんのコト、馬同士の友情や戦場で出会った人との友情が、非現実的ではありながら素敵でしたね(*^ω^*)
ジョーイが何度もトップソーンを助けるところは、ありえないと思いつつもどこかホッとしたし。
戦場でイギリス・ドイツ・フランスなど、様々な国籍の人に出会い、ドイツ兵には足がガタガタになるまで戦車を引かされたりしましたが、それ以外はみんなすごく人間味の素晴らしい人達で、戦争下でも人間としての理性を失わずに、生き物に対して誠実である人達ばかりで、戦争映画でありながら、嫌なカンジがあまりしない、さわやかな作品でした。

ワタクシ的には、逃げる途中で有刺鉄線に引っ掛かってしまったジョーイを、イギリス兵とドイツ兵が力を合わせて助けるところと、最後にジョーイとアルバートが再会するところが感動しました。


ぜひぜひ一度は見てもらいたいデス。
ぜひぜひ劇場で!

馬の演技も必見だし、馬以外の動物やイギリス農家の人々の人物像もすごく魅力的でした。
花粉が飛ぶ季節となりました。
毎日地獄デス(=>_<=)

カタツムリです@@@

最近、毎日毎日頭が痛い…これは花粉症のせいなのでしょ~か(+_+)
また飲む薬が増えマスわ。。。


さて、今日は『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』を見てきました。
本年度アカデミー賞候補(作品賞・助演男優賞)。
クイズ番組の出演をきっかけに主役に抜擢された子役トーマス・ホーンが話題になっている作品。
トム・ハンクス、サンドラ・ブロック出演。

対人コミュニケーションや特定の物に極端に恐怖心を示す主人公オスカーが、心の支えだった父親を9.11で突然に亡くし、その死を受け入れるために父親が残した鍵の意味を探る旅に出て、様々な人と出会い、自身の居場所を取り戻していくお話。

…9.11は忘れられないデスね。
たしか前期試験中で、22時頃、精神医学の試験勉強をしている時に母がわざわざ知らせに来たのを覚えていマス。
ホントに衝撃的でした。
あれから、いろんな形で作品が作られ、あの時の背景をいろんな形で知りましたが、いつもいつも胸が痛くなりマス。

父親が息子に困難に打ち勝つ力を養ってもらいたい願いから探検ゲームをさせるなど、2人の微笑ましい交流を見せておいて、あの惨事が残酷にも親子を引き裂く瞬間。
遺体もないのに父親の葬式をする意味も、なぜ父親がいなくなったのかも分からず、心のよりどころを失ったとてつもない不安感。
あの惨事の映像とリンクする形で留守電に録音されていた、父親の最期のメッセージ。
心ない人がネットにアップしたWTCのビルから落ちる人の映像。
同じく喪失感を味わっている母親と、どこかぎこちなくなってしまった悲しさ。
その一つ一つが頭に焼き付いて、切なくて、涙が出ました。

そして、鍵の意味探しで出会った多くの人々から、みんな悲しみを抱えて生きているコトを学び、父親の死を少しずつ受け入れて行くシーンや、母親との絆を確かめた最後のシーンは感動でした。

困難にぶつかった時にどう打ち勝っていくべきなのかを教えてくれる作品デス。
ぜひ見て頂きたいと思いマス。

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