これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
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「劇場で映画観てきたよ~」報告
夜中にふと目が覚めたら「スピ~、スピ~」と可愛らしい寝息が聞こえてきて、どこでワタシの愛しのワンコが寝てるのか探ってみたら、ワタシと向かい合うように、目の前のソファベッドの上で寝てました。
ワタシは未だに床に布団デス。
でも可愛い( ´艸`)
暗闇で写真が撮れなかったのが悔しいくらい(笑)
おやバカタツムリです@@@
さて、今日は小学校の時のトモダチと映画を見に行ってきました♪
レイトにて。
本日鑑賞したのは『天地明察』。
『おくりびと』の滝田洋二郎監督が冲方丁氏原作の同名小説を映像化。
主演、岡田准一。
出演、宮崎あおい・松本幸四郎(一家?一座?)・市川猿之助・中井貴一・佐藤隆太・笹野高史・岸部一徳・渡辺大・白井晃・横山裕(関ジャニ∞)などなど。
ナレーション、真田広之。
と、超超豪華メンバー!!
実在する囲碁棋士である安井算哲(後の渋川春海)が、改暦の偉業を成し遂げる過程を描いた、壮大な浪漫物語デス☆
ワタクシがかろうじて覚えていた上毛かるたの、"和算の大家、関孝和"が重要人物の一人として、頭から最後まで出てきマス♪
江戸にて、時の5代将軍に囲碁を教えることを生業としていた棋士・安井算哲は、天文観測と算術を趣味としていて、毎日星の観察・記録を欠かさず、神社に掲げられる算術の設問を解くことを楽しみにしていた。
そんなある日、ひょんなことから会津藩主から北極出地(北極星の高度を測り、その土地の位置を割り出すこと)を命じられる。
出発までの半月の間、算哲は神社に設問を掲げにくる関孝和に会いたくて、設問の端に書かれていた村瀬塾を訪ね、そこで塾長の義益とその妹・えん(宮崎あおい)と出会う。関孝和はたまに顔を出す和算家だった。そして、算哲はえんに一目惚れし、えんは無邪気に星を見上げる算哲に少しずつ心惹かれ、一年後の再会を約束する。
そして、全国の各地点で北極星の高度計測が始まり、その中で暦がずれ始めていることに気づく。暦は日本人の生活・経済・宗教の基盤であり、暦のずれは一大事であった。
半年遅れで帰還した算哲だが、えんはすでに嫁に行っていた。そして、算哲からの進言で暦のずれを知った会津藩主は、算哲を新しい暦作りの総大将に任命。
江戸に設置された観測所にて、今までに採用されてきた三暦の各々の精度について検証する、壮大な研究が始まった。
そして、算哲らは一つの結論に達するも、暦を司る特権を持つ帝に、理不尽な理由で改暦を一蹴されてしまう。
そんな折、離縁されたえんが戻り、算哲は今度こそ想いを伝える。
果たして、算哲が改暦のために取った行動とは?そして、えんとの未来は?
撮影は星の動きを逆算し、シーンごとにその年代に実在した星空を再現しているそうデス。この情報は後で知りましたが、情報無しでも壮大なスケール感は感じられマス。
そして、音楽を久石譲氏が担当していて、『もののけ姫』のような壮大な大和浪漫が表現されていマス。
また、岡田くんとあおいちゃんの演技がステキ☆
安井算哲が無邪気に算術や天体観測に没頭する姿を、岡田くんは自身のイメージを気にするコトなく、ちょこまかルンルン走る姿やだだをこねるような仕草で表現していて、可愛らしいデス。髪型がきみまろっぽいのもウケたし(笑)
そして、囲碁を打つ姿勢や、大切な人の希望・遺志や自らの命をかけて大和暦(新しい暦)を完成させていく情熱は、誠実で気迫溢れる表情に込められていマス。
また、その算哲さんを支えるえんは超可愛らしくて、でも自分の意見をしっかり持った潔い女性で、菩薩のような包容力もあり、あおいちゃんがピッタリ☆
しかも、二人の夫婦像が微笑ましくて、同じ日に亡くなるくらいの仲睦まじさで、夫婦だったらあんな風に一緒に年を重ねていきたいと思うくらいでした(≧▽≦)
とてもほんわかした映画で、ほっこりした気持ちになる作品デス。
改暦を成し遂げる達成感もあり、爽やかな気分になりマス。
ぜひ一度、ご覧くらいm(_ _)m
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仕事帰りにレイトで映画見てきました。
今回鑑賞したのは、『コロンビアーナ』。
CMで"戦う女はカッコいい"って宣伝してたので、ついつい見に行ってしまいました( ̄∇ ̄)
しかし、レディースデーだというのに同じ作品を見に来たのはワタシを含めて5人(^_^;)
田舎の映画館はどうやってもっているのか…
さて、本題に入りマスが。
『コロンビアーナ』はリュック・ベッソン監督、ゾーイ・サルダナ主演(『アバター』等)。
コロンビアで、マフィアの幹部の娘として生まれたカトレア。
父は組織を抜けるコトを決意するが、ボスのドン・ルイスはそれを許さず、両親はカトレアの目の前で惨殺される。
カトレアは父の遺言通り、何とかルイスの部下の追跡をかわし、シカゴに住む叔父と祖母の元へ身を寄せる。
そして、いつか両親の仇を打つために、シカゴで裏の仕事をしている叔父から殺し屋になる手ほどきを受ける。
それから、15年後。
カトレアは、叔父の元で殺し屋としてのキャリアを積んでいた。
しかし、カトレアは叔父に2つの隠し事をしていた。
一つは、ルイスをおびき寄せるため、殺した相手の身体にカトレアの花の絵を描いているコト。
二つめは、ジェニファーという偽名で、画家のダニーとつき合っているコト。
やがて、花の絵を描いているコトが新聞に載り、叔父に危険だとたしなめられるがカトレアは反発。更にルイスがカトレアの存在に気づき、始末のため部下をシカゴに送る。
そして、カトレアの平穏な生活(?)は壊され、遂にルイスと相対する時が来る。
というお話。
とにかく、アクションはカッコいいし、美しい!
ホント、一度も飽きるところがなくて、見入っていまいました。
まぁ、ガンアクションがちょっと多めで、欲を言えば、格闘のアクションがも少し見たい気もしましたが。
ゾーイ・サルダナさんが綺麗カッコいい☆
南米の浅黒い女性って、ホント綺麗☆
良いオンナという言葉がピッタリ☆
でも、主人公は殺し屋としてのカリスマ性が見られるだけじゃなく、若さ故に無鉄砲みたいなところもあり、そこが自分自身を破滅に追い込んで行きマス。
そして、女性としてのか弱さみたいなものも持ってる。
そんなところも飽きさせない理由カモしれません。
常に完璧に強かったらつまらないデスし。
人間らしい、女性らしい、心の隙みたいなのがあるので、余計に魅力的な女性に見えるような気がしマス。
ただ、結末は切ないデス。
物悲しい気持ちで終わりました。
復讐を心に誓った者の末路。
大きな目的を達成した後の殺し屋の末路。
なんか、最後までカトレアが報われないので、悲しい気持ちになりマス。
そして、ちょっと残念だったのは、ルイスとの最期の決戦が何となくあっけないカンジしたコトですね。
もう少し尺とって熱戦を繰り広げてくれても良かった気がしマス。
というワケで、『コロンビアーナ』。
アクション好きな女性には、ぜひ見てみて頂きたいデス。
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本日、久々にトモダチと映画見てきました。
誰かと映画を見に行ったのはいつぶりか?
土曜だった今日は、夏休み中というコトもあって、けっこ~な混雑ぶり。
特に“おおかみこどもの雨と雪”がお子さまに人気なようで、完売してました。
そんな中、今回鑑賞したのは『桐島、部活やめるってよ』。
朝井リョウ氏の同名小説が原作。
“腑抜けども、悲しみの愛を見せろ”や“パーマネント野ばら”の吉田大八氏が監督。
主演・神木隆之介。出演・橋本愛、大後寿々花 他。
この下情報と、神木隆之介は主演でありながら“桐島ではない”というコトだけは知っていて、ミステリー性のある作品だと思って見に行きました。
それに、以前にラジオで小説の方が紹介されていて、ちょっと興味もあったので。
ストーリーの舞台は、冬に差し掛かった時期の、とある高校。
校内の絶対的なスターである“桐島”が、突然バレー部を退部したという噂が流れるコトで話は始まりマス。
そしてその事実が、桐島の身近な人物から全く接点のない人物にまで影響を及ぼしていく様を、桐島以外の登場人物のそれぞれの視点から描いて行くもの。
最初から最後まで「桐島って誰だ?」と思わせておいた上で、話は展開しマス。
登場人物は十人十色の個性とキャラクターがあり、映画部・バレー部・バドミントン部・吹奏楽部・帰宅部などさまざまな部活に所属し、それぞれに今や将来について悩んでいマス。
どの世代の高校時代にもある、人間関係やその中の格差や、悩みや不安が詰まった作品デス。
まぁ、上映中いびきかいて寝てる人はいるわ、終了直後に小学生組が「桐島って誰だよ?」「つまんね~」とはっきり言い放っていくわで、けっこ~賛否両論になってしまう作品かと思いマス。
実際結局、最後まで桐島は姿を見せないので、そのあたりのミステリー要素に決着がつかないというのも何となくすかされた感が残るのカモしれません。
それは視聴者のご想像にお任せしマスってヤツなんでしょ~けど、ワタシ的には小柄でチビッコくて、アニマル的なカンジのヤツが登場してくれるコトを期待していました( ̄∇ ̄)
現実的にいえばナイ○イの岡○隆史、フィクションの世界でいえばアルフ(笑)
なので、視点を変えて、自分の学生時代に当てはめて、リアルにその世界観を共有していかないと、この作品の魅力は分からないカモしれません。
ちなみに学生時代のワタシは、映画部の前田(神木隆之介)と吹奏楽部の沢島(大後寿々花)の要素があったと思いマス(^^;)
生徒間格差の下層の人間でしたね、間違いなく(笑)
映画部の神木隆之介たちが、作品中でゾンビ映画を自主制作していて、そこで部員たちが見せる素朴な演技が面白すぎて、少なくてもトモダチとワタシは大爆笑(館内では大声では笑えませんでしたが 苦笑)してしまいました。あの地味さがリアル(≧▽≦)
でも、万人には理解してもらえないコトも彼らにとっては真剣で、ワタシもそんなマニアックな世界に生きてた気がするので、微笑ましくも思えました(笑)
真剣にバカやるから、映画もお笑いも面白いんデスよね(´▽`)
そして、吹奏楽部の大後寿々花は、好きな人を見ていたいがために、わざわざその人が見える位置に自主練習の場所を変えていました。
自分が眼中にないと分かっていても気になってしまう気持ちが切ない半面、ちょっと引いてしまう部分もあり、でも平凡な女子の片思いなんてこんなカンジだよな…と思えました。
というカンジで、誰もが登場人物の誰かに自分が近かったなという感覚を持つと思いマス。
どこか懐かしさを覚えるような作品デス。
そして、役者さんは魅力的な方が多かったデスね~~♪
神木隆之介とか大後寿々花とか、小さい時を知ってるだけに成長したなぁ~ってカンジがしました。
それから、橋本愛!
彼女はトモダチが“これからトップを取る”と太鼓判を押してましたけど(爆笑)、ホントに可愛いし、独特な雰囲気のある女優さんデスね。
この間までN○Kでやってた、STが取り上げられたドラマ“はつ恋”にも出ていて、気になっていました。これから注目デス(笑)
それに、宏樹役の東出昌大もこれからいろいろ出て来そうなカンジの、好青年な印象でした。
というワケで、皆さんも一度見て頂くと、懐かしいカンジを受けるかと思いマス。
DVDでも良いかと思いマス。
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レイトショーで映画を見るのは辛いのデスが、今日は久しぶりに見てきました。
『裏切りのサーカス』。
4月に『サラの鍵』を見に行った、ローカルで素敵な、でもちと遠い映画館で上映されていました。
その時にチラシを見てはいたのデスがあまり目には留まらず、その後ラジオで紹介されていて面白そうカナと思ったので、見に行ってみました。
ジョン・ル・カレの“TINKER TAILOR SOLDIER ,SPY”が原作。
ゲイリー・オールドマン主演。コリン・ファース 他出演。
内容は、英国諜報部(サーカス)の中に潜り込んだ、ソ連との二重スパイ(モグラ)を見つけるため、サーカスを引退した老スパイのスマイリーが調査をしていく過程を描いたもの。
サーカスのリーダーであるコントロールは、幹部の中にモグラがいるとの情報を得て、容疑者であるティンカー・テイラー・ソルジャー・プアマンを調査していたが、その途中謎の死を遂げる。そして、その調査を引き継いだのがスマイリー(ゲイリー・オールドマン)。
コントロールの指示で、モグラの情報と引き換えに亡命を希望したハンガリーの将軍との取引に行き、命を落としたジム。
その直後、謎の死を遂げたコントロール。
以前にサーカスにいたポリヤコフがカーラ(ソ連のスパイのボス)と繋がっている疑惑を突き止めたが、そのコトを幹部に報告した途端に解雇されたコニー。
違反と知りつつ、モスクワの諜報員と恋に落ち、亡命と引き換えにモグラの情報を得たリッキー。
それぞれのピースがつながった時、真のモグラの存在が明らかになる。
最初は何が何だかよく分からなくて、出てくる横文字の名前も字幕を読んでると把握しにくいし(苦笑)、いろんな人物に焦点が当てられてピースとなるエピソードが次々に出てくるので、なかなか内容について行けなかったのデスが、徐々にスマイリーの中でピースが整理されていく様を見ていると、ようやく話がつながりました。
老体のワタクシにはとても難しい内容で、何度か見ないと完全には理解出来ないカモしれません(^^;)
パンフレットを読んで、だいたい話の内容がつかめていたコトを確認したカンジですね。
でも、たまにはこういうのも面白いデス。
仕事で疲れた後じゃなきゃ、もっと楽しめた気がしマス( ̄∇ ̄)
よくよく考えたら、2時間ドラマの法則で最初から犯人を割り出せたのに、そこまで気が回せないほど必死に話について行こうとしていたので、まんまとやられたカンジですね(´▽`)
おかげで途中で退屈するコトもなく、見入るコトが出来ました。
ゲイリー・オールドマンの渋いおじさま(お爺さま?)の演技もすごく魅力的だったし、ミュートつけたトランペットのジャズが流れるような渋ぅ~い雰囲気がより燻し銀の演技を盛り立てていました。
また、久しぶりに見る殺しの残忍な手口が、命懸けの諜報員の緊迫感ある世界観を出していて、思わず首をすくませながら見ていました(+_+)
DVDで見るコトをおすすめしマス。
ミステリー好きは一見の価値あり。
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本日、久々に映画見てきました。
『道~白磁の人~』。
またコアな作品に手を出して…と、苦笑が聞こえてきそうデスが(^_^;)
今年の5月26日に清里に行った時、チラシがあったのを見て気になって。
その後も、ペ・スビンが夢に出て来たので、「これは何かのお告げカモ」と勝手に思い、見に行って来ました(・ω・)
浅川巧さんという実在した人物の半生を描いた作品デス。
山梨県北杜市出身なので、清里で宣伝されていました。
日韓併合から4年。長い戦争状態によって乱伐された朝鮮の山を再生させるため、養木の技術開発をしに京城(現ソウル)の林業試験場に赴任した浅川(吉沢悠)。
そこで出会った職員のチョンリム(ペ・スビン)に朝鮮語を教わり、共に朝鮮の山を緑に変えるために切磋琢磨し、互いの子供の祝い事にも駆けつけ、心通わせていった。
浅川は、朝鮮の人々と心通わせたいと手を尽くそうとするが、なかなか受け入れられない。
そして、長年虐げられていた朝鮮の人々は、祖国独立に向けて運動を起こし、その時代の波に2人は翻弄されていく。
というお話。
久しぶりに映画館でポロポロ涙が出ました(:_;)
役者さん同士もこの撮影期間で仲良くなったそうデスが、前半に二人の微笑ましい友情が描かれていて、より最後が切なくなりマス(:_;)
病床の浅川が今までの感謝の気持ちから、ただ一言「カムサハムニダ」と伝えたくて、刑務所までチョンリムに会いに行ったシーン。
そして、亡くなった浅川の遺体をどこに埋葬するか考えている時に、今まで浅川に親切にしてもらった現地の人々が、浅川の棺を担ぐために集まったシーン。
浅川の生き様によって、朝鮮と日本の人同士が、ほんの少しでも心通わせるコトが出来たという証のシーンで、ホント自然に泣けました。
心洗われるようでした。
ちなみに、今でも浅川さんは、丁重に朝鮮の地に埋葬されていマス。
内容もそうデスが、話の展開も飽きさせませんし、伝記だからなのか、登場人物にムダがありません。
ペ・スビンの演技は相変わらず良くて、たどたどしい日本語の演技も微笑ましかったデス。髪型もあの方がカッコいい♪
吉沢悠の少し中性的で優しいカンジも、浅川さんの人柄の設定に合っていましたし。
しかし…若干気になるのは、塩谷瞬や石垣佑磨などの若手陣の演技が、少し背伸びをしているようで、ぎこちなかったコトですかね(^_^;)設定にムリがあるような。。。
っていうか、塩谷瞬があの貫禄ありそうな人物を演じても薄っぺらいというか。。。
そして、 石垣佑磨が吉沢悠の兄で、市川亀次郎の姉が黒川智花って。。
とにかく、一度見て頂けると良いかと思いマス。
自分の汚い気持ちの部分が、少しはマシになるかと(^^;)(^^;)(^^;)