これは日記というか、何というか・・・気まぐれ記?
Category :
日記&美術
花粉症がまだひどい・・・カタツムリです@@@
今シーズン、花粉症を発症してから小青龍湯を愛飲(?)していたのデスが、1週間ほど前にアレルギー科のクリニックを受診し、アレグラというお薬を処方してもらい、これがすごく良い!
最近その薬を飲み始めて調子良くて、小青龍湯と飲み比べてるのデスが、最近ちょうど花粉の量自体も少なくなっていると言われていたので、薬の成果なのかよく分からない部分があったのデスが、本日小青龍湯の方を飲んで出かけたら鼻水ジュルジュル(-_-)
やっぱアレグラ効くみたいデス。
今回初めて、クリニックでどの花粉に反応してるのか調べてもらっていて、そろそろ結果が出る頃なのデスが・・・果たして。。。
さて、本日は2本立てでカキコしマス。
本日、予告通り、上野の国立西洋美術館に“ルーヴル美術館展”を観に行って来ました(^^)/
朝5時50分に起床し、何だかんだ用意をして6時半に家を出たのデスが、予定していた電車には案の定乗り遅れ、一本後の電車で10時近くに上野に到着。
チケット売り場の混雑を予想して、駅でチケットを購入し、美術館へと向かいました。
予想通り、美術館のトコのチケット売り場は混んでいて、でも入場制限はされてなかったので、スムーズに入場できました。
しかし、人は多かった。
まぁ、今日は平日というコトもあり、まだマシな方だったんだと思いマスが。
さて、ワタクシ前に雑誌“世界の美術館”を購読しているコトについてカキコんだ時、「ルーヴルの良さはまだ分からない」的な話をしたかと思うのデスが・・・。
ワタクシ、宗教画的な絵の良さがまだ分からないんデスよね・・・旧約聖書や神話の再現とか。
でも今回の展覧会は、半分以上は風俗画や静物画,宮廷画などで、とても見応えのあるものでした。
今回、70点ほどの作品が本家から来日されたわけデスが、そのうち30点ほどは初来日作品だそうデス^^¥
その中で、特にワタシが気に入った作品をご紹介。
まずは一番楽しみにしていた、フェルメールの“レースを編む女”!!
期待を裏切らない、素晴らしい作品でした。
ワタクシ、この作品のためだけに観に来たと言っても過言ではないくらい楽しみにしてたのデス。
まぁ、フェルメールは貧乏だったので、キャンバス自体は20cm真四角くらいの小さなモノですが、それに多くの観客が群がってました。
やはり光の表現がハンパないですね。綺麗に陰影が統一されていて、いつ見てもどの作品を見ても素晴らしい☆☆☆
レース糸は絵の具を垂らした跡で描かれていましたが、それが他のフェルメール作品には無いカンジの表現になっていて新鮮でした。
それから、静物画がやっぱ良かったデスねぇ。
ピエール・デュピュイの“葡萄の籠”,サミュエル・ホフマンの“果物と野菜のある静物”。
葡萄とかさくらんぼとか、とにかくみずみずしく描かれていて、写真かと思うほど。っていうか、普通に食べてみたくなるほど細かな描写がなされていて、圧巻でした!!
デッサンの正確さと適切な陰影が、植物の躍動感を見事に表現してました。
ワタシも、あんな絵が描けるようになりたいッスねぇ^^
その他にも素晴らしい作品がたくさんありました。
紹介はしきれませんが。
ぜひ、皆サマも見に行ってみて下さい。
レンブラントの絵などもあり、どれも一見の価値ありデス。
美術館展鑑賞後、日比谷まで行き、予告通り映画『ディファイアンス』を観て来ました(>▽<)!
そこまで期待して観に行ったわけじゃなかったのデスが、今のところ、ワタシの中では“今年一番”の作品に出会ってしまいました♪♪♪
今年に入ってから見に行った作品はハズレはないのデスが、この作品は気に入りました!
今でも爽やかな感動というか、余韻があって、思い出してニヤニヤしてマス。
D・クレイグかっこ良かったし(≧▽≦)←そこかよ^^;
DVD買うカモ。
っていうかその前に、地元の映画館まで来たら、もう一度見に行くカモ。
詳しいコトは本日の書き込み2をご覧下さい。
映画鑑賞後、何だかどっぷり疲れて、まっすぐ帰りました。
まぁ、体調万全でないのが一番の理由デスが、電車の中でちょっと熟睡してしまい、もう少しで駅乗り過ごすトコでした^^;
しかし、美術館展も映画もホント素晴らしくて・・・なんていうか、言葉にならないくらい嬉しくて、一日とっても充実してました^^¥
明日は連休最終日。
おそらく明日は休養日デスね。。。
クリニックにアレルギーの検査結果を聞きに行くかと思いマスが、それ以外は潰れてるカナ・・・あ、でもVスケに鳥フン落とされたので洗車しなきゃだな・・・体調良ければ^^;
今シーズン、花粉症を発症してから小青龍湯を愛飲(?)していたのデスが、1週間ほど前にアレルギー科のクリニックを受診し、アレグラというお薬を処方してもらい、これがすごく良い!
最近その薬を飲み始めて調子良くて、小青龍湯と飲み比べてるのデスが、最近ちょうど花粉の量自体も少なくなっていると言われていたので、薬の成果なのかよく分からない部分があったのデスが、本日小青龍湯の方を飲んで出かけたら鼻水ジュルジュル(-_-)
やっぱアレグラ効くみたいデス。
今回初めて、クリニックでどの花粉に反応してるのか調べてもらっていて、そろそろ結果が出る頃なのデスが・・・果たして。。。
さて、本日は2本立てでカキコしマス。
本日、予告通り、上野の国立西洋美術館に“ルーヴル美術館展”を観に行って来ました(^^)/
朝5時50分に起床し、何だかんだ用意をして6時半に家を出たのデスが、予定していた電車には案の定乗り遅れ、一本後の電車で10時近くに上野に到着。
チケット売り場の混雑を予想して、駅でチケットを購入し、美術館へと向かいました。
予想通り、美術館のトコのチケット売り場は混んでいて、でも入場制限はされてなかったので、スムーズに入場できました。
しかし、人は多かった。
まぁ、今日は平日というコトもあり、まだマシな方だったんだと思いマスが。
さて、ワタクシ前に雑誌“世界の美術館”を購読しているコトについてカキコんだ時、「ルーヴルの良さはまだ分からない」的な話をしたかと思うのデスが・・・。
ワタクシ、宗教画的な絵の良さがまだ分からないんデスよね・・・旧約聖書や神話の再現とか。
でも今回の展覧会は、半分以上は風俗画や静物画,宮廷画などで、とても見応えのあるものでした。
今回、70点ほどの作品が本家から来日されたわけデスが、そのうち30点ほどは初来日作品だそうデス^^¥
その中で、特にワタシが気に入った作品をご紹介。
まずは一番楽しみにしていた、フェルメールの“レースを編む女”!!
期待を裏切らない、素晴らしい作品でした。
ワタクシ、この作品のためだけに観に来たと言っても過言ではないくらい楽しみにしてたのデス。
まぁ、フェルメールは貧乏だったので、キャンバス自体は20cm真四角くらいの小さなモノですが、それに多くの観客が群がってました。
やはり光の表現がハンパないですね。綺麗に陰影が統一されていて、いつ見てもどの作品を見ても素晴らしい☆☆☆
レース糸は絵の具を垂らした跡で描かれていましたが、それが他のフェルメール作品には無いカンジの表現になっていて新鮮でした。
それから、静物画がやっぱ良かったデスねぇ。
ピエール・デュピュイの“葡萄の籠”,サミュエル・ホフマンの“果物と野菜のある静物”。
葡萄とかさくらんぼとか、とにかくみずみずしく描かれていて、写真かと思うほど。っていうか、普通に食べてみたくなるほど細かな描写がなされていて、圧巻でした!!
デッサンの正確さと適切な陰影が、植物の躍動感を見事に表現してました。
ワタシも、あんな絵が描けるようになりたいッスねぇ^^
その他にも素晴らしい作品がたくさんありました。
紹介はしきれませんが。
ぜひ、皆サマも見に行ってみて下さい。
レンブラントの絵などもあり、どれも一見の価値ありデス。
美術館展鑑賞後、日比谷まで行き、予告通り映画『ディファイアンス』を観て来ました(>▽<)!
そこまで期待して観に行ったわけじゃなかったのデスが、今のところ、ワタシの中では“今年一番”の作品に出会ってしまいました♪♪♪
今年に入ってから見に行った作品はハズレはないのデスが、この作品は気に入りました!
今でも爽やかな感動というか、余韻があって、思い出してニヤニヤしてマス。
D・クレイグかっこ良かったし(≧▽≦)←そこかよ^^;
DVD買うカモ。
っていうかその前に、地元の映画館まで来たら、もう一度見に行くカモ。
詳しいコトは本日の書き込み2をご覧下さい。
映画鑑賞後、何だかどっぷり疲れて、まっすぐ帰りました。
まぁ、体調万全でないのが一番の理由デスが、電車の中でちょっと熟睡してしまい、もう少しで駅乗り過ごすトコでした^^;
しかし、美術館展も映画もホント素晴らしくて・・・なんていうか、言葉にならないくらい嬉しくて、一日とっても充実してました^^¥
明日は連休最終日。
おそらく明日は休養日デスね。。。
クリニックにアレルギーの検査結果を聞きに行くかと思いマスが、それ以外は潰れてるカナ・・・あ、でもVスケに鳥フン落とされたので洗車しなきゃだな・・・体調良ければ^^;
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日記&美術
本日、久々に土曜休みを取って、PICASS○展を見に行って来ました☆今回は一人で。
まぁ、実はそこにはいろいろグダグダな事情があるのデスが・・・
まず、今回土曜に有休を取ったのは、埼玉在住のトモダチが地元に帰ってくるというコトで久々に会おうというコトになり、しかもトモダチは妊婦さんなので昼間の方が良いだろうと思って休みを取ったのデス。
しかし、直前になってトモダチが帰ってくるのが夕方頃になるというコトが決まり、それなら「半休でも良いなぁ・・・」と思ったのデスが何だか中途半端に仕事する気分にもなれず。
はて、ど~しよ~かなぁ・・・昼間ただ普通に休んでたのでは有休を無駄に消化するコトになるなぁ・・・と考えた結果、「よし!絵を見に行こう!」と思ったのデス。
それから、以前にワタクシ、“世界の美術館”なる雑誌を買っているというお話をしましたが、最近それでパリの“ピカソ美術館”が取り上げられたのデス。
はっきり言ってピカソは全く今のワタシは興味が無かったのデスが、その雑誌を読んでいるうちに「面白いヤツだな」とちょっと思えたのデス。
キュピズムというモノはまだ全然理解出来ませんが^^;
でも、ピカソは自分の思想や想いをいろんな形のモチーフに当てはめて、一貫した考えの元に描いているので、それが何を表したモチーフなのかが分かると、とても面白いんデスね。
ダリの絵も好きでよく見マスが、ダリの絵はそれこそ、細かい哲学的な思想や原理を含んだ絵になっているのでほとんど分かり難いデスが、ピカソの絵は主題もシンプルなのが良いところデスね。
そんなワケで、現在、六本木で『巨匠ピカソ』と題して、国立新美術館で“愛と創造の軌跡展”を、サントリー美術館で“魂のポートレート展”を同時開催していて、それが12/14までと知り、見に行ってみるコトにしました。
それに、ピカソの作品がこんだけ一堂に会する機会は、そうそう無いと思い。。。
国立新美術館に約170点、サントリー美術館に約60点、計約230点。
すんごい数デスね(@_@;)
でも、“世界の美術館”情報では、ピカソの現存する作品数は約8万点とも言われ、8歳を起点として単純計算1日2~3点は制作していたとか。アトリエには常に少なくても6点は未完の絵が並んでいたらしいデス。
そんなこんなで、かなりグダグダな事情が重なり、前日も寒いし行こうか行くまいか悩んだ末に、出かけるコトにしました。
しかし、美術館が開館される時間(10時)までに行って、それでもある程度流して見ないと、2つの美術館を回って、トモダチとの待ち合わせの17時までに帰ってくるのは不可能だったので、ハードスケジュールで行きました^^;
朝は5時起きで、国立新美術館に着いたのは10時ちょっと過ぎでした。
画家の個人展で、しかも土曜日ってコトもあり、かなりの混雑を予想して急いで行ったのデスが・・・着いてみると人が少なくて逆にビックリ(@へ@:)
隣の会場でやってた日展とそんなに変わらないくらいの客入りだったんじゃないデスかね??
やっぱピカソをお金を払ってまで見に行きたいって人は少ないんデスかね^^;?
フェルメールなんて、たった7点来ただけ大盛況・大混雑だったのに・・・まぁ、フェルメールは確認されている作品数が少ないっていうのでもプレミアが付いてるのカモしれませんが。
それにしても、モネの時も国立新美術館に来ましたが、20分くらいは入場にかかりましたからね。。。
いかに日本人が写実主義や印象派のようなリアルな絵が好きかってのがよく分かりマスね^^;
そういうワタシはまったくもって人のコトは言えませんがm(__)m
まぁ、でもピカソもたぶん“ゲルニカ”が来れば平日・土日関係無く、混むのかもしれませんね(^^)
“世界の美術館”情報では、“ゲルニカ”はスペインの“国立ソフィア王妃芸術センター”にあるらしいデスが、一度MOMAに貸し出した際にイタズラをされて、それ以来門外不出となったらしいので、まず日本に来るコトは有りえないのでしょ~けど。
さて、前置きはこのくらいにして、まず“愛と創造の軌跡展”の中身デスが。
まず沢山のバイオリンやグラスやギターなどをモチーフとした、いかにもピカソらしい幾何学的な絵や彫刻などはありました。
あと、ピカソが好きで自分もなりたかったという闘牛士の絵とか、ピカソが自分の象徴として描いたミノタウロスとか。
その中でもやっぱ有名で目を引いたのは、“ドラ・マールの肖像”と“マリー=テレーズの肖像”。
この絵を見ると、やっぱピカソはデッサン力があるんだなぁと思わされマス。
二人ともピカソの愛人の一人で、性格的に全く異なる女性なのデスが、どちらの絵もピカソの豪快なタッチで描かれていマス。
でも、二人を描いた他の絵を見ても、ちゃんとその人物と特定できるように、特徴は捉えられているんデスね。
人間って、人の顔をきちんとは見ていなくて、顔のパーツの特徴だけを見て人物を特定しているとかよく言われマスが、ピカソはその特徴だけを誇張して描いているように見えました。
やっぱ巨匠と言われるだけのコトはあるんデスね。
ピカソには人には見えない物事の側面や色が見えてたように思いマス。
しかし・・・ちょっとビックリしたのは、だいたい他の画家の絵は時間をかけて製作されるので、描かれた年が表示されているのデスが、ピカソの作品は制作年と月日まで表示されてるものもあったんデスね。
つまり、一日で書き上げた作品もあるってコトデスよね?恐ろしい・・・^^;
それから、“世界の美術館”の前情報で、一番見たいと思っていたのは“朝鮮の虐殺”。
“ゲルニカ”と並んで、ピカソが戦争の愚かさを描いた作品。
写真で見るのと実物とでは、やはりスケールが違って、メッセージがストレートに伝わってきました。
少女・子供・老婆が兵士に銃を向けられて泣き喚いているところは、ピカソのキュピズムの絵の中では何だか妙にリアルで、風刺的で、重~いイヤ~なカンジを受けました。
あと、館内には“ゲルニカ”の製作風景の写真なんかも展示されていました。
真っ黒なキャンバスから描き始めて、徐々にモチーフたちが浮かび上がってくる工程はとても興味深かったデス。
やっぱスペインまで行かないとなんデスかねぇ・・・?
そんなこんなで、国立新美術館はスムーズに館内を回るコトが出来、11時半にはサントリー美術館に向かいました。
サントリー美術館は初めてだったので、どんなところかちょっと楽しみでした。
東京ミッドタウンのところにあるのは知ってましたが、ワタシはてっきりミッドタウンのビル群の一つが美術館になってるのかと思っていました。
しかし、当てはハズれ、サントリー美術館はミッドタウンの3・4階にありました^^;
やっぱあそこで一つのビルを建てるのは容易ではないようデスね。。。
まぁ、ヒルズの森美術館もビル内にあるワケですから、そんなもんデスよね。
さて、サントリー美術館の“魂のポートレート展”デスが。
ポートレート展と言われるだけに、人物画が勢揃い。
中でもまず最初に目に入ってくるのは、“自画像”。
それから、息子パウロの誕生日に描いたという“ピエロの扮したパウロ”は、ピカソの他のどの作品よりも優しく描かれていて、何だかホッとさせられマス。
あと、やはり“世界の美術館”で紹介されていて実物を見てみたかった“コリーダ;闘牛士の死”は印象的でした。
実物は板に描かれていて、キャンバスと違って絵の具が滑らかに塗り重ねられていて、新鮮な印象でした。
それに意外と作品自体が小さくて、そこに描かれているモノのスケールとは反比例してましたね。
というワケで、ピカソ展鑑賞終了。
意外と面白い展覧会でした。
やっぱどんな絵も実物を見るのは良い刺激になりマス☆
美術館にいるとよく美大の学生さんが絵を一つ一つ見ながら、なにやらメモを取ってる姿を見かけマスが、やっぱホンモノに触れるコトはそれだけで勉強になるんでしょね。
ピカソの絵を分析するのは難しそうな課題デスが・・・^^;
その後、少し六本木と新宿をブラブラして、14時頃に帰路に着きました。
割と余裕を持ってゆっくり見られたので、十分満足でした。
しかし、帰りはさすがに疲れたのでウトウト・・・(_ _)°°°
お天気も良くて、そんなに寒くもなく、計画も順調に進み、万事うまく行った・・・ように思えましたが、なかなか一筋縄ではいかないのがワタシの旅。
途中、どうも線路内に車が進入したらしく、電車が急停車。
おかげで、トモダチとの約束の時間を30分回ってしまう結果に(`へ´)
まったくやってくれたもんデス。
そんなコトなかなか無いのに、なぜか時間が無い時に限ってそういうコトって起こるんデスよね↓
まぁ、何はともあれ、その後、地元でトモダチと合流。
久々にごはんを食べながらいろいろ話をしました☆
トモダチは結婚して一人の子持ちなので、やっぱ家庭とか仕事の話が中心ではあるのデスが、まぁ、お互いちょっと愚痴りながら、楽しい時間を過ごすコトが出来ました。
とても有意義な休日となりました☆
まぁ、実はそこにはいろいろグダグダな事情があるのデスが・・・
まず、今回土曜に有休を取ったのは、埼玉在住のトモダチが地元に帰ってくるというコトで久々に会おうというコトになり、しかもトモダチは妊婦さんなので昼間の方が良いだろうと思って休みを取ったのデス。
しかし、直前になってトモダチが帰ってくるのが夕方頃になるというコトが決まり、それなら「半休でも良いなぁ・・・」と思ったのデスが何だか中途半端に仕事する気分にもなれず。
はて、ど~しよ~かなぁ・・・昼間ただ普通に休んでたのでは有休を無駄に消化するコトになるなぁ・・・と考えた結果、「よし!絵を見に行こう!」と思ったのデス。
それから、以前にワタクシ、“世界の美術館”なる雑誌を買っているというお話をしましたが、最近それでパリの“ピカソ美術館”が取り上げられたのデス。
はっきり言ってピカソは全く今のワタシは興味が無かったのデスが、その雑誌を読んでいるうちに「面白いヤツだな」とちょっと思えたのデス。
キュピズムというモノはまだ全然理解出来ませんが^^;
でも、ピカソは自分の思想や想いをいろんな形のモチーフに当てはめて、一貫した考えの元に描いているので、それが何を表したモチーフなのかが分かると、とても面白いんデスね。
ダリの絵も好きでよく見マスが、ダリの絵はそれこそ、細かい哲学的な思想や原理を含んだ絵になっているのでほとんど分かり難いデスが、ピカソの絵は主題もシンプルなのが良いところデスね。
そんなワケで、現在、六本木で『巨匠ピカソ』と題して、国立新美術館で“愛と創造の軌跡展”を、サントリー美術館で“魂のポートレート展”を同時開催していて、それが12/14までと知り、見に行ってみるコトにしました。
それに、ピカソの作品がこんだけ一堂に会する機会は、そうそう無いと思い。。。
国立新美術館に約170点、サントリー美術館に約60点、計約230点。
すんごい数デスね(@_@;)
でも、“世界の美術館”情報では、ピカソの現存する作品数は約8万点とも言われ、8歳を起点として単純計算1日2~3点は制作していたとか。アトリエには常に少なくても6点は未完の絵が並んでいたらしいデス。
そんなこんなで、かなりグダグダな事情が重なり、前日も寒いし行こうか行くまいか悩んだ末に、出かけるコトにしました。
しかし、美術館が開館される時間(10時)までに行って、それでもある程度流して見ないと、2つの美術館を回って、トモダチとの待ち合わせの17時までに帰ってくるのは不可能だったので、ハードスケジュールで行きました^^;
朝は5時起きで、国立新美術館に着いたのは10時ちょっと過ぎでした。
画家の個人展で、しかも土曜日ってコトもあり、かなりの混雑を予想して急いで行ったのデスが・・・着いてみると人が少なくて逆にビックリ(@へ@:)
隣の会場でやってた日展とそんなに変わらないくらいの客入りだったんじゃないデスかね??
やっぱピカソをお金を払ってまで見に行きたいって人は少ないんデスかね^^;?
フェルメールなんて、たった7点来ただけ大盛況・大混雑だったのに・・・まぁ、フェルメールは確認されている作品数が少ないっていうのでもプレミアが付いてるのカモしれませんが。
それにしても、モネの時も国立新美術館に来ましたが、20分くらいは入場にかかりましたからね。。。
いかに日本人が写実主義や印象派のようなリアルな絵が好きかってのがよく分かりマスね^^;
そういうワタシはまったくもって人のコトは言えませんがm(__)m
まぁ、でもピカソもたぶん“ゲルニカ”が来れば平日・土日関係無く、混むのかもしれませんね(^^)
“世界の美術館”情報では、“ゲルニカ”はスペインの“国立ソフィア王妃芸術センター”にあるらしいデスが、一度MOMAに貸し出した際にイタズラをされて、それ以来門外不出となったらしいので、まず日本に来るコトは有りえないのでしょ~けど。
さて、前置きはこのくらいにして、まず“愛と創造の軌跡展”の中身デスが。
まず沢山のバイオリンやグラスやギターなどをモチーフとした、いかにもピカソらしい幾何学的な絵や彫刻などはありました。
あと、ピカソが好きで自分もなりたかったという闘牛士の絵とか、ピカソが自分の象徴として描いたミノタウロスとか。
その中でもやっぱ有名で目を引いたのは、“ドラ・マールの肖像”と“マリー=テレーズの肖像”。
この絵を見ると、やっぱピカソはデッサン力があるんだなぁと思わされマス。
二人ともピカソの愛人の一人で、性格的に全く異なる女性なのデスが、どちらの絵もピカソの豪快なタッチで描かれていマス。
でも、二人を描いた他の絵を見ても、ちゃんとその人物と特定できるように、特徴は捉えられているんデスね。
人間って、人の顔をきちんとは見ていなくて、顔のパーツの特徴だけを見て人物を特定しているとかよく言われマスが、ピカソはその特徴だけを誇張して描いているように見えました。
やっぱ巨匠と言われるだけのコトはあるんデスね。
ピカソには人には見えない物事の側面や色が見えてたように思いマス。
しかし・・・ちょっとビックリしたのは、だいたい他の画家の絵は時間をかけて製作されるので、描かれた年が表示されているのデスが、ピカソの作品は制作年と月日まで表示されてるものもあったんデスね。
つまり、一日で書き上げた作品もあるってコトデスよね?恐ろしい・・・^^;
それから、“世界の美術館”の前情報で、一番見たいと思っていたのは“朝鮮の虐殺”。
“ゲルニカ”と並んで、ピカソが戦争の愚かさを描いた作品。
写真で見るのと実物とでは、やはりスケールが違って、メッセージがストレートに伝わってきました。
少女・子供・老婆が兵士に銃を向けられて泣き喚いているところは、ピカソのキュピズムの絵の中では何だか妙にリアルで、風刺的で、重~いイヤ~なカンジを受けました。
あと、館内には“ゲルニカ”の製作風景の写真なんかも展示されていました。
真っ黒なキャンバスから描き始めて、徐々にモチーフたちが浮かび上がってくる工程はとても興味深かったデス。
やっぱスペインまで行かないとなんデスかねぇ・・・?
そんなこんなで、国立新美術館はスムーズに館内を回るコトが出来、11時半にはサントリー美術館に向かいました。
サントリー美術館は初めてだったので、どんなところかちょっと楽しみでした。
東京ミッドタウンのところにあるのは知ってましたが、ワタシはてっきりミッドタウンのビル群の一つが美術館になってるのかと思っていました。
しかし、当てはハズれ、サントリー美術館はミッドタウンの3・4階にありました^^;
やっぱあそこで一つのビルを建てるのは容易ではないようデスね。。。
まぁ、ヒルズの森美術館もビル内にあるワケですから、そんなもんデスよね。
さて、サントリー美術館の“魂のポートレート展”デスが。
ポートレート展と言われるだけに、人物画が勢揃い。
中でもまず最初に目に入ってくるのは、“自画像”。
それから、息子パウロの誕生日に描いたという“ピエロの扮したパウロ”は、ピカソの他のどの作品よりも優しく描かれていて、何だかホッとさせられマス。
あと、やはり“世界の美術館”で紹介されていて実物を見てみたかった“コリーダ;闘牛士の死”は印象的でした。
実物は板に描かれていて、キャンバスと違って絵の具が滑らかに塗り重ねられていて、新鮮な印象でした。
それに意外と作品自体が小さくて、そこに描かれているモノのスケールとは反比例してましたね。
というワケで、ピカソ展鑑賞終了。
意外と面白い展覧会でした。
やっぱどんな絵も実物を見るのは良い刺激になりマス☆
美術館にいるとよく美大の学生さんが絵を一つ一つ見ながら、なにやらメモを取ってる姿を見かけマスが、やっぱホンモノに触れるコトはそれだけで勉強になるんでしょね。
ピカソの絵を分析するのは難しそうな課題デスが・・・^^;
その後、少し六本木と新宿をブラブラして、14時頃に帰路に着きました。
割と余裕を持ってゆっくり見られたので、十分満足でした。
しかし、帰りはさすがに疲れたのでウトウト・・・(_ _)°°°
お天気も良くて、そんなに寒くもなく、計画も順調に進み、万事うまく行った・・・ように思えましたが、なかなか一筋縄ではいかないのがワタシの旅。
途中、どうも線路内に車が進入したらしく、電車が急停車。
おかげで、トモダチとの約束の時間を30分回ってしまう結果に(`へ´)
まったくやってくれたもんデス。
そんなコトなかなか無いのに、なぜか時間が無い時に限ってそういうコトって起こるんデスよね↓
まぁ、何はともあれ、その後、地元でトモダチと合流。
久々にごはんを食べながらいろいろ話をしました☆
トモダチは結婚して一人の子持ちなので、やっぱ家庭とか仕事の話が中心ではあるのデスが、まぁ、お互いちょっと愚痴りながら、楽しい時間を過ごすコトが出来ました。
とても有意義な休日となりました☆
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日記&美術
グランプリシリーズ・ロシア大会。
村主章枝選手、SP1位発進でしたが、FSの結果で残念ながら3位に。
惜しかったデスが、SPでは安定していたジャンプが、やはりFSでは体力が続かず安定性を欠いてしまってましたからね。。。
それに、上位2選手は3-3コンビネーションを成功させてましたしね↓
はぁ・・・その結果、イタリアのC・コストナー選手がファイナル進出決定。。。
すでに韓国のキム・ヨナ選手,カナダのJ・ロシェット選手がファイナリスト決定してマスので、残るはあと3枠。
村主選手・安藤選手は来週行われる日本大会の結果次第で、ファイナリストになれるかどうか決まるという微妙な立場に。
NHK杯(日本大会)には浅田真央選手,中野選手がファイナル進出をかけて出場するので、もう全く先の読めない混戦状態デス@@@
浅田選手がどれだけ立て直してくるか、中野選手が昨シーズンみたいに調子を合わせてこられるか。
さて、本日ようやっと、映画『真珠の耳飾の少女』を見ました。
あれほど、「フェルメール好きだ」と語っておきながら(^^;)テヘッ
しかし、絵のモデルとなる少女・グリート役の女優さん、綺麗デスわぁ~(*^o^*)
あれはホント反則なくらいベッピン!!
スカーレット・ヨハンセンさんという女優さんデスが、名前からして高貴なイメージですね^^(『風とともに去りぬ』みたいな☆)
透き通った白い肌(注:“透き通るような”ではなく、文字通り透き通ってる),憂いを帯びた瞳,不安気に少しだけ開けるふっくらとした口唇・・・ありゃ、モデルにしたくもなるわ。
そんな儚げな少女なのに、物語上の気丈な性格がキリッとした高貴な表情を見せ、髪に巻いた布の青(ラピスラズリの青)と真珠の耳飾の色が全体の雰囲気を引き締めていて、シャープで強烈な印象を与えられました。
やっぱホンモノの絵が見たいデス(T_T)
おそらく、ワタシが生きているうちには来日するコトは無いと思われマスので、マウリッツハイス国立美術館まで行かないとデスね・・・。
映画の内容的には、どこまで史実に基づいて描かれているかはちょっと疑問が残るので何とも言えませんが、昔の貧乏画家の一家はあんなカンジだったのかなぁ?といろいろ興味深く見られました。
グリート(少女)、そして、グリートの恋人・ピーター、グリートにいろんな意味で魅せられたフェルメール、グリートに嫉妬するフェルメールの妻・・・この四角関係が何とも奇妙でした。
ワタシの感想というか希望としては、グリートは心底純粋であって欲しかったカナ・・・まぁ、人間なんだから下心は誰にだってあると思いマスが。一点の曇りもなく、ひたすら一人の男性を愛する人であって欲しかったような。結末もどうなったか、結局尻切れトンボってカンジでしたし、もう少し“真珠の耳飾の少女”が完成した後のグリートについて描いて欲しかったように思いマス。
まぁ、でも絵を見るとやっぱ触発されマスね。
今日からまた絵を描き始めました。
今回は静物画デス。
水彩で。この間ようやっと筆も買って来たし。
久しぶりに花や水や果物なんかを描こうかと☆家にあるモノをそれらしく並べて。
以前に空想画を描こうかと思っていると書き込みましたが、空想画ってどの画家も独自の思想を持って描いているんデスよね・・・だからかなり難しいというコトに気づきました。
いちおうチャレンジしようとは今でも思っていて、今回の静物画を描くのと同時に、そっちの構想も練ろうかと思っていマス(^^;)
例によって、どちらの絵も完成時期は未定デス。。。
村主章枝選手、SP1位発進でしたが、FSの結果で残念ながら3位に。
惜しかったデスが、SPでは安定していたジャンプが、やはりFSでは体力が続かず安定性を欠いてしまってましたからね。。。
それに、上位2選手は3-3コンビネーションを成功させてましたしね↓
はぁ・・・その結果、イタリアのC・コストナー選手がファイナル進出決定。。。
すでに韓国のキム・ヨナ選手,カナダのJ・ロシェット選手がファイナリスト決定してマスので、残るはあと3枠。
村主選手・安藤選手は来週行われる日本大会の結果次第で、ファイナリストになれるかどうか決まるという微妙な立場に。
NHK杯(日本大会)には浅田真央選手,中野選手がファイナル進出をかけて出場するので、もう全く先の読めない混戦状態デス@@@
浅田選手がどれだけ立て直してくるか、中野選手が昨シーズンみたいに調子を合わせてこられるか。
さて、本日ようやっと、映画『真珠の耳飾の少女』を見ました。
あれほど、「フェルメール好きだ」と語っておきながら(^^;)テヘッ
しかし、絵のモデルとなる少女・グリート役の女優さん、綺麗デスわぁ~(*^o^*)
あれはホント反則なくらいベッピン!!
スカーレット・ヨハンセンさんという女優さんデスが、名前からして高貴なイメージですね^^(『風とともに去りぬ』みたいな☆)
透き通った白い肌(注:“透き通るような”ではなく、文字通り透き通ってる),憂いを帯びた瞳,不安気に少しだけ開けるふっくらとした口唇・・・ありゃ、モデルにしたくもなるわ。
そんな儚げな少女なのに、物語上の気丈な性格がキリッとした高貴な表情を見せ、髪に巻いた布の青(ラピスラズリの青)と真珠の耳飾の色が全体の雰囲気を引き締めていて、シャープで強烈な印象を与えられました。
やっぱホンモノの絵が見たいデス(T_T)
おそらく、ワタシが生きているうちには来日するコトは無いと思われマスので、マウリッツハイス国立美術館まで行かないとデスね・・・。
映画の内容的には、どこまで史実に基づいて描かれているかはちょっと疑問が残るので何とも言えませんが、昔の貧乏画家の一家はあんなカンジだったのかなぁ?といろいろ興味深く見られました。
グリート(少女)、そして、グリートの恋人・ピーター、グリートにいろんな意味で魅せられたフェルメール、グリートに嫉妬するフェルメールの妻・・・この四角関係が何とも奇妙でした。
ワタシの感想というか希望としては、グリートは心底純粋であって欲しかったカナ・・・まぁ、人間なんだから下心は誰にだってあると思いマスが。一点の曇りもなく、ひたすら一人の男性を愛する人であって欲しかったような。結末もどうなったか、結局尻切れトンボってカンジでしたし、もう少し“真珠の耳飾の少女”が完成した後のグリートについて描いて欲しかったように思いマス。
まぁ、でも絵を見るとやっぱ触発されマスね。
今日からまた絵を描き始めました。
今回は静物画デス。
水彩で。この間ようやっと筆も買って来たし。
久しぶりに花や水や果物なんかを描こうかと☆家にあるモノをそれらしく並べて。
以前に空想画を描こうかと思っていると書き込みましたが、空想画ってどの画家も独自の思想を持って描いているんデスよね・・・だからかなり難しいというコトに気づきました。
いちおうチャレンジしようとは今でも思っていて、今回の静物画を描くのと同時に、そっちの構想も練ろうかと思っていマス(^^;)
例によって、どちらの絵も完成時期は未定デス。。。
Category :
日記&美術
本日、予告通り、上野の東京都美術館まで『フェルメール展~光の天才画家とデルフトの巨匠たち』を見に行って来ました!!
そして、絵画鑑賞後は新宿に行き、映画『ファン・ジニ 映画版』を鑑賞。
なので、今回の書き込みは2本立てデス。
興味があったら両方読んでみて下さいm(^^)m
天気は朝からあいにくの小雨|||||
しかも、遠出する時はいつも具合が悪い気がするのデスが、今回もやはり朝から気分が悪く、上野までの新幹線で仮眠。。。
しかし、その理由が分かりました。
遠出する時、いつも駅まで送ってもらうのデスが、ワタシ人の運転に酔うんデスね^^;
しかも今日は雨で電車の中も匂いが最悪↓
余計に気分が悪かったワケです。。。
まぁ、上野に着いてからは体調回復しましたけど。
しかし、上野の駅を出た途端にイヤな予感が・・・
駅から出てくる人の波が、どうも東京都美術館の方に流れているような気がして・・・上野に着いた時点では雨は降っていませんでしたが、あいにくの曇り空の中、保育園の園児や修学旅行の中学生が大勢上野の公園にはいました。
しかし、そんな中でも、確実に人の波は奥へと進んでいました。
案の定、美術館に着いてみると、“待ち時間10分”の立て看板が( ̄△ ̄;)
幸い、以前にここに来た時にフェルメール展は絶対に見に来るつもりで、前売り券を購入していたので、チケット売り場では並ばずに済んだのデスが、入場口には長蛇の列。
まぁ、ゴッホ展やモネ展よりは列は短かったので、作家展としては空いている方ではあったと思いマスが・・・この分じゃ、とても休日になんか行けませんね(-_-;)
何だかんだで20分前後は待っていたと思いマスが、ようやく入場。
ヨハネス・フェルメールはオランダの風俗画家として知られていマスが、彼の作品は未だ30数点しか確認されていないそうデス。
それだけに作品を各美術館から集めにくく(←欧米の美術館ではフェルメール作品は門外不出としているところが多いらしい)、今までまとまった作家展はほぼ開けなかったそうデス。
しかし、今回、出展予定作品6点+特別出展作品1点を加え、計7点が一同に会するコトとなったのデス!!(残念ながら、出展予定していた『絵画芸術』は、作品保護のために出展不可となってしまったのデスが、その代わりに特別出展作品が加えられました。)
30数点のうちの7点デスから、他の作家展と引けはとりませんね☆
実際、日本初公開の4点を含んでいるだけに、ものすごい人気展デス。
そして、今回の展覧会はオランダのデルフトを中心に活躍していた画家たちの作品も含め、計38点が出展されていました。
その中にはレンブラントの弟子や、あまり知られていない建築画や肖像画のオランダ画家さんもいました。
それから、一つ一つの作品に必ず作品紹介文がついていて、フェルメール作品には特にパネルで作品の細かな分析文まで添えられて、主催者側の意気込みを感じました☆
かなり見応えのある作品展デス。
12月14日までデスので、ぜひ必ず一度は見に行ってみて下さい!!
貴重な体験が出来ると思いマス。
ではここで、ワタシの印象に残った作品をいくつかご紹介しマス。
デルフトスタイルの画家さんはみんな光の表現が素晴らしく、詳しいコトは分かりませんが、その時代時代でそれぞれの画家の影響を受けていたコトがよく分かりマス。
やはり印象に残ったのは、フェルメール作品。まさに17世紀のフルハイビジョン☆☆
中でも『小路』『リュートを調弦する女』『ヴァージナルの前に座る若い女』『手紙を書く婦人と召使い』の4点が良かったデス。
『小路』は、フェルメール作品では初めてお目にかかった風景画(正確には都市景観画という、風景画とは一線を隔したジャンルだそうデスが、フェルメールはこの都市景観画の先駆者だったそうデス)デス。当時の建造物に多かったレンガ造りのレンガが一つ一つ細やかに描かれていマス。また、人物が3人描かれているのデスが、その大小によって建物に奥行きが与えられていて、更にオランダ市民の日常の一場面を垣間見るコトが出来マス。
『リュートを調弦する女』は、画面向かって左側の窓から差し込む光によって薄暗い部屋に浮かび上がる女性がすごく美しい!たぶんモデルの女性は「ホントにこんな美人だったんだろうな(*^o^*)」と予想できるくらい、端整な顔つきですごく印象に残りマス。しかも、そこに描かれている航海地図や椅子のネジ部分に反射した光など、細部まで細かい表現が見られマス。
『ヴァージナルの前に座る若い女』は、かなり小さなキャンバスに描かれていマス。そして、やはり左側の窓から差し込む光が、女性のドレスの光沢やキレイな髪を浮かび上がらせていマス。フェルメール作品にはリュートやヴァージナルなど、当時の楽器が描き込まれているコトが多いそうデス。
そして、『手紙を書く婦人と召使い』。これが特別出展作品デス。ステンドグラスの窓,菱形模様の床,当時の通信手段として流行っていた手紙(←今で言うe-mailみたいなモノだったらしいデスよ)など、当時の貴婦人の生活が分かるような絵になっていマス。また、その貴婦人の帽子(?)や服,テーブルクロス,壁の絵画など、その全てに左からの光の影響が見受けられ、圧倒されマス。
その他にもフェルメール作品には少ない宗教画なども展示されていました。
キャンバスのデカさもビックリ。
14人の子供がいたとされる貧乏子沢山画家だとばかり思っていましたが、よく考えたら、あんなデカいキャンバスの作品も描け、しかも貴重なラピス・ラズリの青をふんだんに使って作品を描きまくっていたワケですから、パトロンとかいたんでしょね。。。
さて、フェルメール作品以外で心に残ったのは、ダニエル・フォスマールの『壊れた壁のあるオランダの街の眺望』,カレル・ファブリティウスの『自画像』。
前者は1654年に起こったデルフトの火薬庫爆発の爪あとが残った建物・風景画描かれていマス。そのエピソードも印象的で初めてそんな事実を知りましたが、何より絵の構図が面白くて、日を浴びたレンガ造りや木々のカンジがリアルに描かれていマス。
それから後者は、そのデルフトの火薬庫爆発事故で32歳という若さで亡くなった画家の自画像。レンブラントの弟子。この作品はレンブランドのモノだとか色々諸説あったそうデスが、今はファブリティウスの作品だと言われているそうデス。人の表情・色味の細かな変化、そして画家自身のちょっと悲しげな表情が印象的デス。何より、ファブリティウスは現代にいたら絶対にカッコいい(笑)!
と、こんなカンジです。
改めて、「オランダ行きたい!!」と思う気持ちが強くなりました。
絶対に多くの方の目に触れて欲しい作品でいっぱいデス。
絵画鑑賞後、昼食をとって新宿へ向かいました。
新宿までの電車の中で、リュ・シ○ォンに横顔だけ似た男性を発見^^;苦笑
あの髪型は今はリ○・シウォンか彼しかしてないでしょね 爆
そして、新宿到着後、映画館を目指して行きました。
今回鑑賞予定の映画は、“シネマスクエアとうきゅう”で上映されていたので、西武新宿駅の方まで歩いて向かいました。幸い、天気は小小雨。
(しかし・・・ぶっちゃけ、西武新宿駅付近は不衛生でイヤなカンジですね(-_-;)まさか尿臭がするとは・・・)
映画までは時間があったので、それまでサブナード内をうろうろ。
意外とリーズナブルな価格の洋服が多くて、気に入ったら買おうかと思っていました。
一件すごく可愛い服が売ってる店があり、ワタシの愛用している“あしながおじさん”に合いそうな服がズラリ☆
そこに置いてあったコートの目がすごく可愛くて、久しぶりに「これは欲しい!!」と思ったのデスが、そう思って値札に目を落とすと、“6155・・”。
「なんだ、6000円くらいなら買えるじゃん!!」と思ったのは一瞬のみ。
すぐにそれが60,000超の代物だと分かり、ガックシ↓↓
まぁ、ブランド物のバックなんか欲しいとは思いませんが、よく考えたら世の中の女性はブランド物のバックに20万も30万も平気でつぎ込むんだから、たまに6万のコートを買うなんて大したコトじゃないんでしょけど・・・。
でも・・・やはり迷いマスねぇ。。。
いちおうお店の名前だけチェックしておいて、今回は諦めました。
ちなみにお店の名前は“Lois CRYON(ロイスクレヨン)”デス。
その後、カフェで時間までお茶してました。
案内してくれた店員さんが、パ○・ジニに似ていてビックリ!
リュ・○ウォン似の男性といい、パク・○ニ似の店員といい、さすがに韓ドラの見過ぎだなぁ・・と、呆れてしまいました^^;苦笑
そして、16:20の回で映画を鑑賞。
映画『ファン・ジニ 映画版』に関しては、もう一つの“映画報告”の方をご参照下さい。
2時間25分という大作の韓国映画デスが、かなり面白くて最後まで飽きずにみられました!
期待通りの作品でした。
泣けました。
映画鑑賞後は、例のごとく20時の高速バスで帰宅の途に着きました。
すごく充実した一日でした。
そして、絵画鑑賞後は新宿に行き、映画『ファン・ジニ 映画版』を鑑賞。
なので、今回の書き込みは2本立てデス。
興味があったら両方読んでみて下さいm(^^)m
天気は朝からあいにくの小雨|||||
しかも、遠出する時はいつも具合が悪い気がするのデスが、今回もやはり朝から気分が悪く、上野までの新幹線で仮眠。。。
しかし、その理由が分かりました。
遠出する時、いつも駅まで送ってもらうのデスが、ワタシ人の運転に酔うんデスね^^;
しかも今日は雨で電車の中も匂いが最悪↓
余計に気分が悪かったワケです。。。
まぁ、上野に着いてからは体調回復しましたけど。
しかし、上野の駅を出た途端にイヤな予感が・・・
駅から出てくる人の波が、どうも東京都美術館の方に流れているような気がして・・・上野に着いた時点では雨は降っていませんでしたが、あいにくの曇り空の中、保育園の園児や修学旅行の中学生が大勢上野の公園にはいました。
しかし、そんな中でも、確実に人の波は奥へと進んでいました。
案の定、美術館に着いてみると、“待ち時間10分”の立て看板が( ̄△ ̄;)
幸い、以前にここに来た時にフェルメール展は絶対に見に来るつもりで、前売り券を購入していたので、チケット売り場では並ばずに済んだのデスが、入場口には長蛇の列。
まぁ、ゴッホ展やモネ展よりは列は短かったので、作家展としては空いている方ではあったと思いマスが・・・この分じゃ、とても休日になんか行けませんね(-_-;)
何だかんだで20分前後は待っていたと思いマスが、ようやく入場。
ヨハネス・フェルメールはオランダの風俗画家として知られていマスが、彼の作品は未だ30数点しか確認されていないそうデス。
それだけに作品を各美術館から集めにくく(←欧米の美術館ではフェルメール作品は門外不出としているところが多いらしい)、今までまとまった作家展はほぼ開けなかったそうデス。
しかし、今回、出展予定作品6点+特別出展作品1点を加え、計7点が一同に会するコトとなったのデス!!(残念ながら、出展予定していた『絵画芸術』は、作品保護のために出展不可となってしまったのデスが、その代わりに特別出展作品が加えられました。)
30数点のうちの7点デスから、他の作家展と引けはとりませんね☆
実際、日本初公開の4点を含んでいるだけに、ものすごい人気展デス。
そして、今回の展覧会はオランダのデルフトを中心に活躍していた画家たちの作品も含め、計38点が出展されていました。
その中にはレンブラントの弟子や、あまり知られていない建築画や肖像画のオランダ画家さんもいました。
それから、一つ一つの作品に必ず作品紹介文がついていて、フェルメール作品には特にパネルで作品の細かな分析文まで添えられて、主催者側の意気込みを感じました☆
かなり見応えのある作品展デス。
12月14日までデスので、ぜひ必ず一度は見に行ってみて下さい!!
貴重な体験が出来ると思いマス。
ではここで、ワタシの印象に残った作品をいくつかご紹介しマス。
デルフトスタイルの画家さんはみんな光の表現が素晴らしく、詳しいコトは分かりませんが、その時代時代でそれぞれの画家の影響を受けていたコトがよく分かりマス。
やはり印象に残ったのは、フェルメール作品。まさに17世紀のフルハイビジョン☆☆
中でも『小路』『リュートを調弦する女』『ヴァージナルの前に座る若い女』『手紙を書く婦人と召使い』の4点が良かったデス。
『小路』は、フェルメール作品では初めてお目にかかった風景画(正確には都市景観画という、風景画とは一線を隔したジャンルだそうデスが、フェルメールはこの都市景観画の先駆者だったそうデス)デス。当時の建造物に多かったレンガ造りのレンガが一つ一つ細やかに描かれていマス。また、人物が3人描かれているのデスが、その大小によって建物に奥行きが与えられていて、更にオランダ市民の日常の一場面を垣間見るコトが出来マス。
『リュートを調弦する女』は、画面向かって左側の窓から差し込む光によって薄暗い部屋に浮かび上がる女性がすごく美しい!たぶんモデルの女性は「ホントにこんな美人だったんだろうな(*^o^*)」と予想できるくらい、端整な顔つきですごく印象に残りマス。しかも、そこに描かれている航海地図や椅子のネジ部分に反射した光など、細部まで細かい表現が見られマス。
『ヴァージナルの前に座る若い女』は、かなり小さなキャンバスに描かれていマス。そして、やはり左側の窓から差し込む光が、女性のドレスの光沢やキレイな髪を浮かび上がらせていマス。フェルメール作品にはリュートやヴァージナルなど、当時の楽器が描き込まれているコトが多いそうデス。
そして、『手紙を書く婦人と召使い』。これが特別出展作品デス。ステンドグラスの窓,菱形模様の床,当時の通信手段として流行っていた手紙(←今で言うe-mailみたいなモノだったらしいデスよ)など、当時の貴婦人の生活が分かるような絵になっていマス。また、その貴婦人の帽子(?)や服,テーブルクロス,壁の絵画など、その全てに左からの光の影響が見受けられ、圧倒されマス。
その他にもフェルメール作品には少ない宗教画なども展示されていました。
キャンバスのデカさもビックリ。
14人の子供がいたとされる貧乏子沢山画家だとばかり思っていましたが、よく考えたら、あんなデカいキャンバスの作品も描け、しかも貴重なラピス・ラズリの青をふんだんに使って作品を描きまくっていたワケですから、パトロンとかいたんでしょね。。。
さて、フェルメール作品以外で心に残ったのは、ダニエル・フォスマールの『壊れた壁のあるオランダの街の眺望』,カレル・ファブリティウスの『自画像』。
前者は1654年に起こったデルフトの火薬庫爆発の爪あとが残った建物・風景画描かれていマス。そのエピソードも印象的で初めてそんな事実を知りましたが、何より絵の構図が面白くて、日を浴びたレンガ造りや木々のカンジがリアルに描かれていマス。
それから後者は、そのデルフトの火薬庫爆発事故で32歳という若さで亡くなった画家の自画像。レンブラントの弟子。この作品はレンブランドのモノだとか色々諸説あったそうデスが、今はファブリティウスの作品だと言われているそうデス。人の表情・色味の細かな変化、そして画家自身のちょっと悲しげな表情が印象的デス。何より、ファブリティウスは現代にいたら絶対にカッコいい(笑)!
と、こんなカンジです。
改めて、「オランダ行きたい!!」と思う気持ちが強くなりました。
絶対に多くの方の目に触れて欲しい作品でいっぱいデス。
絵画鑑賞後、昼食をとって新宿へ向かいました。
新宿までの電車の中で、リュ・シ○ォンに横顔だけ似た男性を発見^^;苦笑
あの髪型は今はリ○・シウォンか彼しかしてないでしょね 爆
そして、新宿到着後、映画館を目指して行きました。
今回鑑賞予定の映画は、“シネマスクエアとうきゅう”で上映されていたので、西武新宿駅の方まで歩いて向かいました。幸い、天気は小小雨。
(しかし・・・ぶっちゃけ、西武新宿駅付近は不衛生でイヤなカンジですね(-_-;)まさか尿臭がするとは・・・)
映画までは時間があったので、それまでサブナード内をうろうろ。
意外とリーズナブルな価格の洋服が多くて、気に入ったら買おうかと思っていました。
一件すごく可愛い服が売ってる店があり、ワタシの愛用している“あしながおじさん”に合いそうな服がズラリ☆
そこに置いてあったコートの目がすごく可愛くて、久しぶりに「これは欲しい!!」と思ったのデスが、そう思って値札に目を落とすと、“6155・・”。
「なんだ、6000円くらいなら買えるじゃん!!」と思ったのは一瞬のみ。
すぐにそれが60,000超の代物だと分かり、ガックシ↓↓
まぁ、ブランド物のバックなんか欲しいとは思いませんが、よく考えたら世の中の女性はブランド物のバックに20万も30万も平気でつぎ込むんだから、たまに6万のコートを買うなんて大したコトじゃないんでしょけど・・・。
でも・・・やはり迷いマスねぇ。。。
いちおうお店の名前だけチェックしておいて、今回は諦めました。
ちなみにお店の名前は“Lois CRYON(ロイスクレヨン)”デス。
その後、カフェで時間までお茶してました。
案内してくれた店員さんが、パ○・ジニに似ていてビックリ!
リュ・○ウォン似の男性といい、パク・○ニ似の店員といい、さすがに韓ドラの見過ぎだなぁ・・と、呆れてしまいました^^;苦笑
そして、16:20の回で映画を鑑賞。
映画『ファン・ジニ 映画版』に関しては、もう一つの“映画報告”の方をご参照下さい。
2時間25分という大作の韓国映画デスが、かなり面白くて最後まで飽きずにみられました!
期待通りの作品でした。
泣けました。
映画鑑賞後は、例のごとく20時の高速バスで帰宅の途に着きました。
すごく充実した一日でした。
Category :
日記&美術
昨日、久々にかるぅ~く首を寝違えました・・・(×_×)痛
昨日は大した痛みじゃなく、何となく頭がボーっとして眼精疲労が強かっただけだったのデスが、今朝から首が痛む痛む。
おそらく右の胸鎖乳突筋のあたりがつったものと思われマス。
しかも、それと重なって、これまたかるぅ~く風邪も引いたらしく、現在37.5℃の熱発にみまわれておりマス。。。
痛みがあり、明日まで熱がもってもらっては困るので、やむなくロキソニンを内服しました。。。
さて、そんな中バカだと思われると思いマスが、今日は一日中、絵を描いてました☆
7月に倉敷・尾道旅行で、後楽園に行ったのデスが、その時の絵をデッサンで描いてみました。
皆サマ、暇なら覗いて見て下さいm(__)m雑な仕上がりデスが・・・
GALLERY→お絵描き→Landscape(風景画)で、見られマス。
さて、では寝マス。。
明日からまた仕事なので。。。
昨日は大した痛みじゃなく、何となく頭がボーっとして眼精疲労が強かっただけだったのデスが、今朝から首が痛む痛む。
おそらく右の胸鎖乳突筋のあたりがつったものと思われマス。
しかも、それと重なって、これまたかるぅ~く風邪も引いたらしく、現在37.5℃の熱発にみまわれておりマス。。。
痛みがあり、明日まで熱がもってもらっては困るので、やむなくロキソニンを内服しました。。。
さて、そんな中バカだと思われると思いマスが、今日は一日中、絵を描いてました☆
7月に倉敷・尾道旅行で、後楽園に行ったのデスが、その時の絵をデッサンで描いてみました。
皆サマ、暇なら覗いて見て下さいm(__)m雑な仕上がりデスが・・・
GALLERY→お絵描き→Landscape(風景画)で、見られマス。
さて、では寝マス。。
明日からまた仕事なので。。。